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独学勉強法

【保存版】公務員試験のおすすめ参考書28選|独学合格者が実際に使った

こんにちは!元公務員のHiroshiです。

公務員試験のおすすめ参考書が知りたい。
本屋に行ってもたくさんありすぎて、どれを買えばいいのか分からない…
公務員試験を独学で受けようと思っている。
同じく独学で合格した人が使っていた参考書・問題集を知りたい。

 

公務員試験に挑戦する際、大事になるのが「参考書」です。

選び方を間違えると不合格の可能性が高まるので、良質なものを選びたいところ。

 

そこで書店に足を運ぶものの、参考書が多すぎてどれが良いのか分かりません…

自分で選ぶとなると、膨大な時間がかかる→勉強時間が足りなくなる可能性もあります。

参考書は大事ですが、選ぶ時間自体が合格につながるわけではありません。
なるべく効率的に選び、勉強に時間を割くべきです。

そこで今回は公務員試験のおすすめ参考書をまとめました。

 

本記事の内容

  • 公務員試験の参考書選びのポイント
  • 公務員試験のおすすめ参考書【専門・教養・論文・面接】
  • 参考書を使った公務員試験のおすすめ勉強法

今回紹介する参考書は、僕自身が公務員試験を受けた際に使ったものになります。

 

ちなみに僕は独学で公務員試験に挑み、以下の成績を残しました。

  • 県庁:3位合格・首席入庁(受験者約1,000人)※上が辞退したため
  • 特別区:上位合格
  • 国家一般職:上位合格
    →特別区・国家一般職ともに合格者の上位10%以内

自分で言うのも何ですが、かなり良い成績を残した自負があります

特に県庁の筆記試験では、トータルで9割の得点を叩き出しました。

※僕のYouTubeの視聴者さんも多数合格しており、信頼性担保につながるかと。

 【元公務員】ヒロシ Channel

 

本記事によって買うべき参考書が分かるので、参考書選びの時間を大幅に短縮できます。

必然的に勉強に割ける時間が増えるので、より合格に近づくはずです。

【独学】公務員試験の参考書選びの4つのポイント

公務員試験の参考書選びの4つのポイント

参考書を選ぶ際には、以下の4つのポイントに注意しましょう。

  1. 過去問を豊富に扱っている参考書を選ぶ
  2. 古い本はNG。最新版の参考書を選ぶ
  3. 科目の配点によって参考書を取捨選択する
  4. 買いすぎない

それぞれについて詳しく解説します。

①:過去問を豊富に扱っている参考書を選ぶ

まず1点目が「過去問を豊富に扱っている参考書」を選ぶこと。

公務員試験は、過去問と似たような問題が繰り返し出題される試験です。

もちろん年によって傾向は若干変わりますが、基本的には過去問の焼き増し的な問題が非常に多くなっています。

つまり、過去問を解くことが対策法として最も有効なんです。

 

なお、基本的には「スーパー過去問ゼミ」を選べば間違いありません。

スー過去はテーマごとに内容が分かれており、レジュメと過去問が記載されています。

レジュメ部分で知識のインプットをし、過去問でアウトプット・問題演習を行うイメージです。

②:古い本はNG。最新版の参考書を選ぶこと

過去問がベースなら、別に昔の参考書を古本で揃えてもいいんじゃない?

古い本は絶対にNGです。

  1. 出題傾向はゆるやかに変わる
  2. 問題のデータが古いと、間違った知識を覚えてしまう

上記の2つの理由からです。

 

確かに、公務員試験は過去問と似たような問題が出ますが、出題傾向のトレンドがあります。

例えば、10年前の問題と1年前の問題だったら、問題の出され方・出題形式等は1年前のものに近くなるはず

また、法律や社会制度は日々変わっています。

古い参考書は内容も最新ではなく、誤った知識を覚えてしまう可能性が高いです。

例えば、民法や行政法は法改正が結構あったり、新しい判例も出たりします。

 

以上のことから、参考書は必ず最新版を購入してください

中古本で参考書代をケチると、頑張っても落ちるので要注意です…

③:科目の配点によって参考書を取捨選択する

公務員試験には、配点が大きい科目と小さい科目があります。

配点が大きい科目は当然重要度が高いので、過去問を豊富に扱った参考書で勉強しましょう。

スー過去を何周も繰り返し解いていくイメージです。

 

逆に、配点が小さい=重要度が低い科目はガッツリ問題を解かなくてOK

スー過去を解く必要はなく、ハンディタイプの参考書を読む+過去問程度で十分です

すべての科目を参考書でガッツリ勉強すると、絶対に時間が足りなくなるので。

試験の配点から重要度の高い科目・低い科目を見極め、ボリュームに応じた参考書選びをしましょう。

本記事では、それを踏まえたおすすめ参考書を紹介しています。

④:参考書を買いすぎない(基本的に各科目一冊)

公務員試験は正しい知識を理解して覚え、問題演習を繰り返せば受かる試験です。

そこで大事なのは1冊の参考書を完璧に仕上げていくこと。

あれこれ手を出すと結局すべて中途半端になり、知識が定着しません。
一冊を何周も繰り返し解いてこそ、実力がつきます。

どの参考書を選んでも、基本的に扱っている内容に大きな差はありません。

自分が「コレだ!」と決めたものを繰り返し解きましょう。

 

もちろん「役割が違う場合」などの例外はあります。

しかし、基本的には「各科目1冊」と考えて、その1冊を完成させる方針がおすすめです。

 関連:【公務員試験の参考書】各科目一冊で十分。買いすぎると落ちる!?

補足:最初はガイドブック的な本で情報収集

公務員試験の全体像・流れをまだ把握していない方は、初めにガイドブック的な本を買って情報収集をしてください。

なぜなら、全体像が分からない以上、必要な対策が分からないから。

必要な対策が分からないまま勉強すると、無駄な勉強をしたり、十分な学習ができません。

そして当然、落ちる可能性が非常に高くなります

まずは志望先選び・全体像の把握をして、必要な勉強を知ることが非常に大事です。

 

なお、ガイドブック的な本としては以下がおすすめ。

全体像の把握や必要な勉強を知ることができます。

どちらでも良いので、サクッと手に入れてください。

関連:公務員転職ハンドブックの紹介記事

※本記事は受験者が多い&僕が受けた「地方上級・国家一般レベル」を念頭に書いていきます。

【専門試験】科目別・公務員試験のおすすめ参考書13選

【専門試験】公務員試験のおすすめ参考書13選(科目別)

上でご紹介した4つのポイントを踏まえた、専門試験のおすすめ参考書をご紹介していきます。

憲法

憲法はスー過去1冊でOK。

スー過去を完璧にしておけば、どの公務員試験でも高得点が期待できます。

 

公務員試験「憲法」の勉強方法【県庁首席入庁の筆者が解説】公務員試験の必須科目である「憲法」について、おすすめの勉強方法や参考書などを県庁に首席入庁した筆者が丁寧に解説します。...

民法

民法は「民法Ⅰ」と「民法Ⅱ」に分かれていて、難易度も高い科目。

しかし、スー過去のみで十分です。

僕もスー過去以外は全く使っていません。

 

量が多くて挫折しやすい科目ですが、スー過去の問題を繰り返し解いて完成させれば、必ず得点源になります。

 

公務員試験「民法」の勉強方法を解説【独学でマスターできます】独学で県庁に首席入庁した筆者が、公務員試験における「民法」のおすすめの勉強法について詳しく解説しています。 公務員試験対策をしている方は必見です。...

行政法

行政法もスー過去です。

行政法は非常に分かりづらい科目なので、挫折する方も多い(僕も挫折しました)です。

しかし、スー過去のレジュメを読み込んだり、問題を繰り返し解いているうちに理解できるようになります。

 

公務員試験「行政法」の勉強方法【挫折しても大丈夫】公務員試験の「行政法」の勉強方法について、元首席入庁の筆者が解説。挫折しやすい科目ですが、諦めないで頑張れば必ずできるようになります...

経済原論(ミクロ経済学・マクロ経済学)

ミクロ・マクロもスー過去をしっかり解きましょう。

なお経済学は難しい上に、グラフや表を使う問題が多いです。

インプットの際には内容を読むのに加え、自分の手でグラフ・表を書きながら勉強すると、より理解しやすいですよ。

 

公務員試験「ミクロ経済学」と「マクロ経済学」の勉強法を解説【スー過去だけ】独学で県庁に首席入庁した筆者が、公務員試験における「ミクロ経済学」と「マクロ経済学」の勉強方法やおすすめの参考書について解説します。公務員試験の受験者は必見です。...

政治学

政治学は地方公務員では配点が小さいですが、国家一般職では出題数が多い科目。

教養試験や世界史にも関連するので、スー過去を解いておくのがおすすめです。

そんなにボリュームも大きくないので、比較的サラッと回せるはず!

 

公務員試験「政治学」の勉強法を解説【独学首席入庁の筆者が解説】公務員試験における政治学の勉強方法が知りたい方も多いのでは?県庁に独学で首席入庁した筆者が、おすすめの参考書や詳しい対策方法まで詳しく解説しています。...

財政学

財政学は、ミクロとマクロの知識があれば理解しやすいお得科目。

配点も大きくて非常にコスパが良いので、スー過去を解いておくと得点源にできます。

 

ただ、スー過去の財政学は毎年1月ごろに最新版が発売されるので要注意。

「試験を受ける年度の国の予算額に関する問題がよく出題される」等の都合があるためです。

前の年度のものを買うと意味がないので、買う時期には注意してください。

(1〜2月頃から始めても普通に間に合うのでご安心を)

 

公務員試験「財政学」の勉強方法について解説【独学首席入庁が伝授】公務員試験「財政学」の勉強法が知りたいですか?この記事では、公務員試験における財政学の勉強方法・おすすめの参考書・勉強を始めるべき時期などについて、独学で県庁に首席入庁した筆者が解説しています。公務員試験受験者は必見です。...

行政学・社会学・社会政策・国際関係

この4科目は、公務員試験での出題数が多くありません。

必然的に、スー過去を1冊=合計4冊仕上げるのは非常にコスパが悪いです。

1〜2問くらいしか出ない試験が大半なので。

 

ちなみに僕は、この4科目は以下の2冊でまるっと対策しました。

  • まるごとパスワード:基礎事項のインプット
  • まるごとインストール:アウトプット&出題形式に慣れる

(いずれもハンディタイプの参考書です)

あとは後述する「過去問500」や時事対策で十分カバーできますよ。

 

公務員試験の行政学・社会学・国際関係・社会政策の勉強法を解説公務員試験における「行政系科目」は対策が難しいので、勉強方法に迷っている受験生も多いのでは?本記事では、独学で県庁に首席入庁&専門科目で満点をとった筆者が、行政系科目の勉強方法について解説しています。公務員試験受験生は必見です。...

労働法

労働法は地方上級試験で出題される科目。

内容的にも薄い&理解もしやすいので、余裕があればスー過去をサラッとやっておきましょう。

 

公務員試験「労働法」と「刑法」の勉強法を解説【捨ててもOK】公務員試験における「労働法」と「刑法」の勉強方法が知りたいですか?本記事では、県庁に独学で首席入庁した筆者が、労働法と刑法の勉強をする上でのおすすめの参考書や勉強の仕方、また戦略について詳しくまとめています。公務員試験受験者は必見です。...

刑法

難しい上に出題数が少ない刑法。

コスパは最悪の科目なので、迷わず捨てましょう。

ちなみに僕は、大学で刑法を勉強していたのに捨てました。笑

 

※刑法が必須の「裁判所事務官」を受ける方はスー過去を解きましょう。

仕上げに「過去問500」

各科目が仕上がってきた頃(4月頃)には「過去問500」を解きましょう。

過去問500には、その名の通り専門試験の過去問が500問載っています。

過去問500を解きつつ、覚えていないところを復習して押さえていくイメージです。

 

つまり、専門試験の勉強は以下の流れでOK。

  • スー過去等で各科目を勉強して内容を押さえておく
  • 直前期には過去問500で総復習

ここまでやれば、どの公務員試験の専門試験でも7割〜8割はカタいですよ。

【教養試験】公務員試験のおすすめ参考書10選(科目別)

【教養試験】公務員試験のおすすめ参考書10選(科目別)

次に教養試験です。

こちらも「選び方の4つのポイント」を踏まえています。

数的処理(数的推理・判断推理)

数的処理は多くの受験生が苦手としていますが、心配は無用。

なぜなら、数的処理は「暗記」だから。

解法を理解&暗記し、それを使えるようになれば点数が取れるようになります

「畑中敦子のザ・ベストプラス」シリーズを使って、まずは解法パターンを覚えましょう。

 

解法パターンを理解できたら、今度はスー過去で解法を使う練習をしていきます。

解法パターンを覚える→使う訓練を繰り返し行えば、数的処理が足を引っ張ることはなくなるはず。

僕は数的処理が非常に苦手でしたが、かなりやり込んだおかげで本番では7割くらいできましたよ。

 

公務員試験・数的処理(数的推理・判断推理)の勉強法を解説【暗記】公務員試験の数的処理(数的推理・判断推理)の勉強法を知りたいですか?本記事では、県庁に独学で首席入庁した筆者が、数的処理の勉強法やおすすめの参考書について解説しています。公務員試験受験者は必見です。...

資料解釈・文章理解

コツさえつかめば得点源にできるこれらの科目。

「1日1題」などと自分でルールを決めて、スー過去を解いていきましょう。

(特に資料解釈は、簡単なテクニックで劇的にできるようになりますよ)

 

なお、文章理解の現代文は、スー過去を解いて問題に慣れればOK。

しかし英語が苦手な方は、大学受験用の「速読英単語」をやっておきましょう。

 

公務員試験の英語はセンターレベル。

速単がしっかり読めるようになればほとんど解けます。

国家一般職を受ける場合には、専門試験で「英語基礎」を選べるようにもなるので有利です。

 

文章理解(現代文・英語)は各公務員試験での配点が高いです。

必ず得点源にしてください。

(古文は地方上級で1問しか出ないので捨ててOKです)

 

公務員試験の勉強
公務員試験(教養)の「文章理解」の対策・勉強法を解説【首席入庁者が伝授】公務員試験の教養試験で出題される文章理解の対策・勉強法が知りたいですか?本記事では県庁に首席入庁を果たした筆者が、文章理解のおすすめ参考書や勉強法について詳しく書いています。公務員試験受験者は必見です。...

社会科学

社会科学の参考書は不要です。

なぜなら、専門試験や時事の対策ですべてカバーできるから。

(時事対策については後述します)

 

社会科学では、憲法・民法・行政法・経済原論・政治学など基礎的な内容が問われます。

個別に対策しなくても普通に解けるので大丈夫です。

(教養のみの方は、スー過去の社会科学を解いておきましょう)

 

公務員試験(教養)の「社会科学」の勉強法【個別の対策不要】公務員試験の教養試験の「社会科学」の勉強法が知りたいですか?本記事では、県庁に首席入庁した筆者が、公務員試験の社会科学に関する勉強法をまとめています。公務員試験受験者は必見です。...

時事

時事は非常に重要度の高い科目です。

教養試験の「時事」のみならず、他の科目でも時事の知識が絡められて出題されます。

時事をサボると落ちるので、必ずしっかりと勉強してください。

リアルに10問分くらいは何らかの時事の内容が絡んでいた記憶があります。

 

おすすめの参考書は以下の2冊。

「速攻の時事」と「速攻の時事 実践トレーニング編」の2冊。

  • 速攻の時事:試験で問われる知識が網羅的にまとまっている
  • 実践トレーニング編:アウトプット用。問題を解きながら知識の定着を図る

この2冊を何周もやって知識を完璧にしておけば、時事の大半の問題はできますよ。

ちなみに僕はこの2冊を完璧に覚えたことで、本番の時事問題はほぼ無敵でした。

(もちろん毎年改訂されるので、例年1〜2月に出る最新版を買ってください)

 

時事ができれば筆記のみならず、論文や集団討論・面接でも有利に進められます。

速攻の時事の内容を必ずマスターしておきましょう。

 

公務員試験
公務員試験「時事」の勉強を県庁首席入庁者が解説【超重要科目】公務員試験における時事の勉強法が知りたいですか?本記事では、県庁に首席入庁した筆者が、時事の出題数や勉強法・オススメの参考書について丁寧に解説しています。時事は公務員試験における超重要科目なので、公務員試験受験者は必見の内容です。...

人文科学

人文科学は「日本史」「世界史」「地理」「思想」「文学・芸術」の5つに分かれます。

各科目の範囲が膨大で、なおかつ出題数も少ないので、科目を絞りましょう。

 

具体的には、以下がおすすめ。

  • 日本史・世界史・地理から2科目勉強
  • 思想と文学・芸術は捨てる

(僕は高校時代に勉強した日本史と世界史を選びました)

「新・光速マスター」で基礎的な事項を押さえ、あとは過去問500で対応しましょう。

 

人文科学は全部やっていたらキリがありません。

配点も少ないので、勉強してもコスパが非常に悪いです。

基本は後回しにして、重要度の高い科目が仕上がってきたらサラッと勉強すればOKかと。

 

ちなみに僕は「他の科目の勉強を頑張った方が点が取れる」と判断。

「光速マスター」をスキマ時間に読む以上のことはしませんでした。

公務員試験「人文科学」の勉強法を解説【勉強は2科目でOK】公務員試験の人文科学の勉強法が知りたいですか?本記事では、人文科学の出題数や勉強法などについて、県庁に首席入庁した経歴を持つ筆者が詳しく解説しています。公務員試験受験者が必見の内容となっています。...

自然科学

自然科学は全て捨てたので、おすすめの参考書はわかりません。スイマセン。。

ただ、文系の方が自然科学を勉強するのは非常にコスパが悪いです。

 

「地学と生物は勉強すべき」的なサイトやブログもあります。

しかし文系にとって、自然科学は配点が低くて過去の積み上げがない科目です。
それより、他の科目の勉強をした方がトータルの点数が上がるはず。

以上より、文系の受験生は自然科学は捨てて、他に時間を割くのがおすすめ。

 

なお自然科学でも、時事の知識で解ける問題が出ることがあります(日本人ノーベル賞受賞者など)。

拾える問題だけ解き、あとは鉛筆転がしでOKかと。

仕上げには「過去問500」を解く

専門試験と同様、仕上げに「過去問500」を解きましょう。

教養試験はたくさん問題を解いていくのが大事です。

  • これまで勉強したことの総復習
  • 新しい問題への対応力を高める

過去問500を直前期に解くことには、この2つの意味があります。

試験の2〜3ヶ月前になったら、過去問500をどんどん解いていくのがおすすめです。

【論文】公務員試験のおすすめ参考書2選

【論文】公務員試験のおすすめ参考書2選

論文試験の勉強は、以下の2つがすべて。

  1. 論文の「型」を理解する
  2. テーマごとの知識を覚える

正しい知識を使い、論文の「型」に従って文章を書けば、及第点に達します。

 

そのために使うおすすめ参考書は、以下の2冊。

  • 無敵の論文メソッド:文章の型・構成の仕方を学ぶ
  • 頻出テーマのまとめ方:よく問われるテーマの知識をインプット

あとは実際に書いてみることで、そこそこの論文は書けるようになります。

書く内容に関しても、上記2冊の参考書に例題がたくさん載っています。

 

論文試験は、平均的な点数がとれればOKです。

別に画期的なアイディアを取り入れる必要はなく、正しい構成・知識で無難に文章を組み立てることが大事です。

この2冊を使えば、少なくても無難な論文は書けるようになるはずです。

 

公務員試験の論文の勉強法・必要な参考書・書き方を解説【独学OK】公務員試験の論文の対策が知りたいですか?本記事では、独学受験生でも取り組める論文の対策法について、県庁に独学で首席入庁した筆者が解説しています。公務員試験受験生は必見の内容です。...

【面接】公務員試験のおすすめ参考書3選

【面接】公務員試験のおすすめ参考書3選

面接の対策は以下の4ステップです。

  1. 徹底的な自己分析
  2. 自己分析に基づいた面接カードの作成
  3. 面接のマナー・良い受け答えの理解
  4. 模擬面接

 

まずは自己分析。

ストレングス・ファインダーで徹底的な自己分析を行い、面接でアピールする自分の長所を洗い出します。

(本に書いてあるアクセスコードから、Webサイトにアクセスして行うのが一般的です)

古本だと自己分析ができないので、必ず新品を用意するようにしてください。

 

自分の長所がわかったら、つぎに面接カードの記入です。

「現職人事が書いた自己PR・志望動機・提出書類の本」を参考に、面接カードを書いていきます。

 

続いて「現職人事が書いた面接試験・官庁訪問の本」で面接の際のマナー・面接官が見ているポイントなどを学びます。

 

ここまでやったらいよいよ模擬面接。

面接対策は本でやるというより、実践を繰り返した方が圧倒的にできるようになります。

正直、最後の面接本に関してはそこまでじっくり読む必要はありません。

サラッと読んだらどんどん実践に移りましょう。

どちらかといえば、模擬面接で指摘された内容を本で確認して、面接力を高めるイメージですね。

 

なお、以下では面接対策について詳しくまとめています。

独学の人でも実践できるノウハウなので、あわせて参考にしてください。

 関連:公務員試験の面接は怖くない!面接のヒミツと対策法を完全解説

【独学】おすすめ参考書を使った公務員試験の具体的な勉強法・スケジュール

参考書を使った公務員試験の具体的な勉強法

公務員試験のおすすめ参考書を紹介しました。

基本的には、紹介した参考書を使ってゴリゴリ勉強していくことが大事。

しかし、試験の日程や時間的な都合もあるので、スケジュール感も重要です。

 

僕が実践していたスケジュール

◯専門試験

  • 〜12月:憲法・民法・行政法・ミクロ・マクロ
  • 12月〜3月:その他の科目の勉強をスタート
  • 3月〜6月:各科目の総仕上げ

◯教養試験

  • 〜2月:数的処理(数的推理・判断推理)
  • 2月〜6月:数的処理+その他の科目+全体の仕上げ

※試験は6月でした

最初はとにかく重要度の高い科目に集中し、徐々に配点の低い科目の勉強を始めるイメージです。

 

詳しくは、【保存版】独学で公務員試験に合格した、対策法のすべてで紹介しています。

詳しい対策法を書いているので、あわせてどうぞ。

【保存版】独学で公務員試験に合格した、対策法のすべて【スケジュール・勉強法】公務員試験は独学じゃ無理?いいえ、公務員試験は独学で合格可能です。本記事では、独学で県庁に首席入庁した経歴を持つ筆者が、公務員試験の独学勉強法・参考書・スケジュール・独学に際する注意事項などを書いています。独学で挑戦しようと思っている、予備校と独学で迷っている大学生や社会人は必見です。...

独学者におすすめの公務員試験の参考書に関するまとめ

公務員試験のおすすめ参考書について書きました。

まとめると、以下の感じで選べばOKです。

  • 配点の大きな科目:スー過去等のレジュメ+過去問の参考書
  • 配点の小さな科目:ハンディタイプの参考書で省エネ
  • 基本は各科目一冊(役割が違う場合などの例外あり)

ご自身の受ける試験によって違いは出ますが、上記をもとに選べば問題ないでしょう。

重めの科目は超定番&僕も愛用していた「スーパー過去問ゼミ」なら間違いありません。

 

なお冒頭でも言った通り、参考書を選ぶ時間自体に価値はありません

効率的に参考書を選び、なるべく早く勉強に移ることが合格のためには重要です

Amazonで買えば明日には到着するので、勉強を早く始められます。

 

なので、本記事を参考にしつつ参考書を選び、実際の勉強を開始してください。

早く始めるほど、あなたが公務員試験に合格する確率が高まりますよ。

 

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