こんにちは!元公務員のHiroshiです。
「高卒程度の公務員になりたい」という上記の方向けに、今回はおすすめの公務員予備校を3つ厳選しました。
メリット・デメリット・価格などの観点から比較するとともに、予備校を探している方が疑問に思っているポイントにも答えています。
3分ほどで読めますので、予備校選びに迷っている方はぜひ参考にしてくださいね。
【地方初級など】高卒程度の公務員試験におすすめの公務員予備校3選
地方初級など、高卒公務員を目指す方におすすめの公務員予備校は以下の3つです。
では、以下でそれぞれの予備校のメリット・デメリット・価格などを書いていきます。
高卒公務員試験におすすめの予備校①クレアール
地方初級・国家高卒 併願コース |
14万円 (実質的には12万円ほど) |
安心保証(オプション) | 20,000円 |
※クレアールは何かしらのキャンペーンをやっている
まずご紹介するのが、Web通信に特化した公務員予備校であるクレアールです。
低価格なのにサポートが充実しており、高いコストパフォーマンスを誇っています。
メリット
- 圧倒的に価格が手頃
- 地方初級のみならず、国家一般職も狙える
- 個別の担当講師に学習スケジュールや悩みを相談可能(電話・メール・水道橋校舎)
- +2万円支払えば、不合格の場合には次年度の受講料が無料
- 水道橋校およびオンラインでの模擬面接が無制限
デメリット
- Webに特化しているから学習環境が手に入らない
メリット①:価格が圧倒的に手頃
クレアールの最大のメリットが「価格」です。
筆記・面接をトータルにサポートしてくれるコースを受講しても、費用は10万円ほど。
もちろんテキスト代も含んでいるので、独学で勉強するのとさほど変わりません。
Webに特化しており、東京・水道橋以外に校舎を持っていないために、非常に手頃な受講料を実現させています。
また、Web通信型ということで、時間や場所を選ばずに勉強できるのもポイントですよ。
メリット②:地方初級のみならず国家公務員も狙える
クレアールの高卒コースは事務系の公務員に特化しています。
そのため、地方初級(県庁や市役所)に加え、国家公務員(高卒一般職)の狙うことができるんです。
事務系の公務員を広く受けたい方にはぴったりですね。
メリット③:担当講師による手厚いサポート
通信型とはいえ、サポート体制も手厚いのがメリット。
クレアールは担当講師が個別でつくので、学習の悩みや計画などについて気軽に相談ができるようになっています(電話・メール・水道橋校舎)。
勉強に行き詰まった時でも安心ですよね。
小論文や面接カードの添削も講師の方がもちろんやってくれるので、通信だからといってサポートの質が低いなんてことはありません。
メリット④:プラス2万円で来年度の受講料が無料
プラス2万円支払えば、来年度の受講料が無料になるのも大きなメリット。
公務員試験の勉強のスタートが遅れてしまうと、試験までに対策が間に合わないなんてこともあります。
そんな場合でも、オプションを使えば来年も追加料金なしで受講できるのですから、非常に嬉しいですよね。
なお、1年目に合格できた場合には、その2万円は全額返ってきますよ。
メリット⑤:水道橋校およびオンラインでの模擬面接が無制限
面接練習が無制限で受けられるのも大きなメリット。
遠方の方はオンラインで、東京近郊の方は水道橋校舎で模擬面接を受けられます。
どこにお住まいでも面接練習ができるのは嬉しいポイントですね。
Web特化型とはいっても、面接対策まできちんど力を入れています。
デメリット:学習環境が手に入らない
クレアールはWebに特化しており、自分で勉強を進めていく形式です。
つまり、講義や自習室といった学習環境は手に入りません。
ご自身で勉強を継続する意思が不可欠であり、自分で自分を律しながら勉強をする必要があります。
自由度の高さの裏返し的な要素ですね。
学習習慣が全くのゼロの方だと、少しキツイかもしれません…
家で勉強ができない方の場合は、図書館にスマホやPCを持ち込む等して、自分が勉強に集中できる環境を作りましょう。
高卒公務員試験におすすめの予備校②大栄
公務員初級合格コース | 343,585円 |
次に大栄です。
大栄は内容が非常に充実した公務員予備校で、特に面接対策のボリュームは超満点です。
メリット
- 圧倒的な2次試験対策の充実度
- 全国100校以上あるため、学習環境が手に入る
- 公安系の警察や消防も併願できる
デメリット
- 価格が高い
メリット①:圧倒的な2次試験対策
大栄の最大のメリットは面接などの「2次試験対策」です。
大栄は2次試験対策が他の予備校よりも群を抜いて充実しています。
- 自社ツールによる自己分析・エントリーシートの個別対応
- 面接・論文に関する集合セミナーを6回実施
- 論文の添削指導
- 面接対策(Web面接・模擬面接)
- 集団討論練習
- 集団面接練習
集合セミナーを6回も実施したり、集団討論・集団面接まで緻密に対策できるのは大栄の強み。
回答の中身などの面接の内容に関することはもちろん、入室から退室までの面接のマナーまで徹底的に指導してくれるでしょう。
地方初級などの高卒程度の公務員試験は2次の配点・倍率が高めなので、面接対策が非常に重要です。
大栄ならば万全な対策ができるので、県庁や市役所の公務員になりたい方には特におすすめです。
メリット②:全国に100校以上。学習環境が手に入りやすい
大栄は全国に100校以上もありますので、学習する環境が手に入りやすいのもメリット。
勉強習慣がない人が勉強するためには、勉強しかすることがない物理環境に飛び込むのが手っ取り早いのですが、大栄ならばそれがすぐに叶います。
なお、筆記対策自体はWeb講義なのですが、各校舎のブースで講義を視聴できますよ。
他の予備校は都市圏にしか校舎がなかったりするので、特に地方在住で学習環境の確保が難しい方にとって、これは非常に大きいです。
メリット③:公安系の試験種も併願できる
大栄の高卒コースは、地方初級・国家一般職といった事務系から、警察・消防といった公安系まで対応しています。
併願の選択肢が広がるので、警察や消防を視野に入れている方にとってはメリットが大きいですね。
デメリット①:価格が高額である
最大のネックは「価格」です。
高卒程度で30万円以上しますので、そこはデメリットと言わざるを得ません。
公安系にも対応していること・校舎が多いこと・面接対策が超充実していることが理由でしょう。
ただ価格相応の充実度はありますので、「合格」というゴールを考えると、選択肢としては大いにアリです。
むしろ、費用をケチって予備校を選んだ結果として落ちたら間違いなく後悔しますので。
高卒公務員試験におすすめの予備校③LEC
通信(Web) | 148,000円 |
通学(校舎のWebブース) | 173,000円 |
最後に公務員予備校としては非常に有名なLECです。
最大手のLECは、筆記・面接ともに費用とサポート体制のバランスが良好ですよ。
メリット
- 模擬面接・模擬集団討論が無制限
- Webでの模擬面接ができる
- 事務職のみならず、公安系などにも対応している
デメリット
- 模擬面接の予約が取れないことがある
- 校舎に通学するコースだと値段が上がる
メリット①:模擬面接・模擬集団討論が無制限にできる
1つ目のメリットが、模擬面接・模擬集団討論を無制限に受けられること。
前述のように、高卒程度の公務員試験においては、2次試験の面接などの重要度が高いです。
LECは面接対策がしっかりしているので、安心感がありますよね。
メリット②Webでの模擬面接ができる
模擬面接は基本的にはLECの校舎で実施するものなのですが、遠方で校舎に来られない人もいますよね。
LECの本校舎は基本的に東京や大阪、その他の地方の主要都市にしかありませんので。
でも、LECはパソコンやスマートフォンを使って、Webによる模擬面接に対応しています。
自宅にいながらリアルな面接指導がしてもらえるので、地方在住の方にとってメリットが大きいです。
メリット③:事務系のみならず、公安系などにも対応している
LECの高卒程度のコースは、地方初級や国家一般職といった事務系のみならず、幅広い試験種に対応しています。
警察・消防はもちろん、税務署や刑務官も併願できるので、選択肢がいろいろと広がりますよ。
事務系に決めている方にとってはあまり意味はないかもですが、併願をして様々な試験を受けようと考えている方には大きなメリットです。
デメリット①:模擬面接の予約が取れないことがある
口コミや知り合いから聞いた話だと、LECは模擬面接自体は無制限なものの、予約が取れないことがあるとのこと。
やはりLECは人気の予備校で、受講者もその分だけ多いため、どうしても予約が取りづらいのでしょうね。
模擬面接は、2次試験対策の肝になる部分。
なので、これはマイナスポイントと言わざるを得ません。
LECにする場合は、早め早めに予約を入れるなどの対策が必要になるでしょう。
デメリット②:通学型にすると値段が上がる
LECの高卒程度のコースの筆記対策はWeb通信なのですが、これをLECの校舎のWebブースで受けるとなると価格が3万円ほど上がります。
もちろんどこで見ても内容は変わらないので、校舎で勉強することでかかるお金が増えるのはデメリットですよね。
まぁ学習環境が手に入りますので、この3万円を高いとみるか安いとみるかは人それぞれでしょう。
ただ内容が同じである以上、同じ価格でも良いのでは?というのが正直な感想です。
逆にLEC校舎が近くにない方にとっては、校舎を使わない分安くなるようなものなので、心理的に少し嬉しいかもしれませんね(笑)。
【高卒程度】公務員試験の予備校選びに関するよくある質問
高卒程度の公務員試験を考えている方が、予備校を選ぶにあたって気になる点・疑問に思う点は以下の3つ。
- そもそも公務員予備校には行くべき?
- 公務員予備校の費用が高い気がするけど、相場はどれくらい?
- 予備校の決め方のポイントは?
元公務員の目線で、それぞれについて回答していきます。
質問①:そもそも予備校には行くべき?
高卒程度の公務員試験を受ける方の場合、予備校には行くべきです。
なぜなら、予備校には非常に大きなメリットがあるから。
公務員予備校のメリット
- すでに用意されたカリキュラムにしたがって勉強するだけでOK
- テキストも全て用意されるので、自分で参考書を探さなくてよい
- 各公務員試験に関するいろいろな情報が手に入る
- 2次試験対策も充実しており、安心して面接などにも臨める
つまり、やるべきこと(公務員試験対策)だけに集中できるため、予備校に通った方が圧倒的にラクなんです。
一方、独学となるとそうもいきません。
自分で書店に行ったり、ググったりしながら、参考書選び・スケジュール作成・情報収集などを行う必要があります。
勉強以外にやることが多いので、満足な学習時間を確保できなくなる恐れも。
また、高卒試験を受ける方は10代や20代前半のお若い方や、ヘビーな大学受験を経験されていない方が大半かと思います。
となると、勉強すること自体に慣れていないでしょうから、独学で勉強しようとするとどうしても挫折しやすいんです。
その点、予備校を利用すればサポートを受けながら効率よく対策ができるので、挫折もしづらく、合格率をグッと高めることができますよ。
質問②:高卒程度の公務員予備校は費用の相場は?
各予備校の費用をご紹介しましたが、相場としては10万円〜30万円くらいですね。
確かに結構高額で、「高い」と感じた方もいると思います。
でも、大学受験に比べたら全然手頃ですし、また試験に合格して公務員になれば、初年度のボーナスで余裕でペイできる金額です。
そのため、「先行投資」として考えれば、全然悪くないと感じますね。むしろ費用対効果は高いですね。
予備校代をケチった結果として全落ちしたら本末転倒なので、その場の金額だけで判断せずに、ぜひ長期的な視点で考えましょう。
お金をかけたからこそ本気になれる部分も大きいので、ご自身でバイトするなり、親御さんにお願いする等して、費用を捻出するのがおすすめです。
質問③:予備校選びのポイントは?
大事なのは「相性」です。
まぁどんなことでもそうですが、成果を出すためには相性が良いことが欠かせません。
その相性ですが、具体的には「ご自身の性格やニーズに合致しているか」と「直感」で決めるべきです。
性格やニーズは言わずもがなですね。
例えば、忙しいから自分のペースで勉強したいという方が、通学で講義を受けるタイプの予備校を選んでも失敗します。
ご自身の性格やニーズをふまえて、それに合う予備校を選ぶのは最低条件です。
もう1つが「直感」です。
直感的に「ここ良いな」と思えるところに通った方が、当然ですがモチベーションはキープできるもの。
モチベーションがないと継続して勉強できないので、直感はやはり非常に重要です。
その「直感」は、無料の資料を請求したり、実際に教室に足を運んでみて(無料体験など)判断するのが一番です。
そうすることで、実際の予備校の雰囲気をつかむことができますよ。
なお、実際に教室に行くのは大変なので、まずは無料の資料を請求して、各予備校の特徴や雰囲気を感覚的につかむのがおすすめ。
いくつか資料請求をしてみて、気に入ったところに足を運ぶなどすれば、効率的に予備校との相性の良し悪しを判断することができます!
高卒程度の公務員試験におすすめの予備校まとめ
高卒程度の公務員試験におすすめの予備校について書きました。
高卒の公務員は、大卒と遜色のない収入が得られるのが魅力の職業。
大卒と高卒は一般的に収入面で差がありますが、公務員の場合はそれがほとんどありません。
ご自身にあった予備校を選んで、その予備校を信じて努力すれば、確実に合格に近づきますので、ぜひ頑張ってください。
なお、予備校選びには「自分との相性」が最重要ですので、まずは無料の資料請求からしてみるのがおすすめ。
「どこが良いだろう?」と考えてネットを見ていても、あなたの予備校選びの決め手になる情報は載っていません。
一方で、資料には予備校のサイトにはない情報が豊富に記載されているので、決める際には重要な指標となります。
グダグダしていても落ちる可能性が高まるだけなので、サクッと資料請求をして予備校を決めて勉強を始めましょう。
入力は3分ほどで、無料なのに面倒な勧誘も一切ありませんので、これを機にぜひどうぞ。
本記事で紹介した公務員予備校
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