公務員試験tips

【誰でも受かる】公務員試験は簡単?首席入庁が語る真実とは【努力は必須】

こんにちは!元公務員のHiroshiです。

いつも当ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

 

今回は「公務員試験は簡単なのか」をテーマに取り上げます。

難関と言われる公務員試験ですが、ネット等を見ると…

公務員試験なんて簡単だよ。
ほとんど勉強してなかったのに受かったし。

こんな声を聞くことがありますよね。

 

一方では「難関」と言われ、また一方では「簡単」と言われている…

受験前の方・公務員を考えている方は、困惑してしまうと思います。

 

そこで今回は、県庁に首席入庁した経歴を持つ僕が「公務員試験は簡単なのか」についてお話ししていきます。

公務員試験で確かな成績を残した人間の声なので、他のネットの意見よりも参考になる部分が多いはずです。

3分ほどで読めますので、ぜひ最後までお付き合いください。

公務員試験は簡単なのか?←簡単すぎるわけでもないし、難しすぎるわけでもない

公務員試験は簡単なのか?←簡単すぎるわけでもないし、難しすぎるわけでもない

早速結論です。

見出しにもあるとおり、公務員試験は「簡単すぎるわけではないけど難しすぎるわけでもない」です。

 

簡単なの?難しいの?どっちなのかはっきりしてよ!!

こんなことを思った方もいると思います。スイマセン…

でも、実際に公務員試験を受けて合格した経験をもっても、簡単・難しいとは一概には言えないんです。

というのも、公務員試験には簡単な面と難しい面があるから。

 

僕は県庁に首席入庁したほどには、公務員試験では結果を出しました(自分で言うのもアレですが)。

その経験をもっても「決して簡単ではなかった」というのが正直な感想です。

問題の内容・レベル的には簡単

まずは簡単な面から。

それは「問題のレベル」です。

 

公務員試験で問われる問題は、基礎的な内容・レベルです。

しかも、問題の多くが「過去問の焼き増し」的なもの。

そのため、過去問をベースにした問題集(例:スーパー過去問ゼミ)を何周も解いて重要事項を覚えれば、おのずと高得点が取れるようになります。

Hiroshi
Hiroshi
数的処理とかも基本は解法の暗記ですし、時事も参考書の内容を暗記しておけばできるようになります。

 

思考力や地頭の良さが問われる問題はほとんどなく、基本は暗記で対応できる問題ばかり。

「覚ればOK」の公務員試験は、問題の難易度的には全く高くないので、「簡単」と言えます。

試験範囲・ボリューム的には難しい

しかし、公務員試験は範囲がかなり広いのが難しいポイント

県庁や政令市等の地方上級レベル・国家公務員レベルになると、30科目以上の勉強が必要になります。

各科目で問われる内容は基本的なことでも、ここまでボリュームが大きいと、対策は難しいと言わざるを得ません。

 

また、30科目以上を完璧に仕上げるのは基本的に不可能です。

一般的には、公務員試験では1,500時間程度の勉強が必要と言われますが、経験上、1,500時間ではすべての科目を仕上げるのは無理。

Hiroshi
Hiroshi
僕はトータルで1,700時間くらい勉強しましたが、全てを仕上げるのは現実的に無理だと悟りましたね。
時間が明らかに足りませんし、すべて仕上げようとしてもパンクするだけです。

 

そのため、科目ごとの出題数や傾向などに応じて、自分で学習量を調整する必要があります。

しかし、学習量を含めた勉強の方向性・やり方をミスると落ちます

 

また、トータルで1,500時間も勉強する(1日4時間を1年)ことができない方も決して少なくないでしょう。

長丁場の勉強に飽きることも十分にあり得ますからね。。

 

つまり、公務員試験はその大きなボリュームゆえに、学習計画や必要な勉強量の面では難しいんです。

いくら問題の1つ1つのレベルが基礎的でも、とにかく勉強が大変であるので、難易度は上がると言わざるを得ません。




公務員試験でも、教養のみの市役所や高卒程度は難易度が下がる←穴場かも

【補足】公務員試験でも、教養のみの市役所や高卒程度は難易度が下がる←穴場かも

ここまで書いたように、公務員試験には難しい側面もあります。

しかし、それは「専門試験が課される大卒程度の試験」の話です。

教養のみの市役所・高卒程度等の公務員試験であれば、難易度的には下がりますね。

①:教養のみの市役所

教養のみの市役所であれば、難易度的には下がりますね。

専門試験がない分、勉強の負担はグッと小さくなりますので。

 

教養試験だけでも科目数はそれなりなんですが、問題のレベルも内容もセンター試験に近いんですよね。

なので、センター試験対策をガッツリやった国立大学の人であれば、あまり勉強せずに合格できる可能性もあります。

Hiroshi
Hiroshi
数的処理はセンター試験とは違いますが、センスがある人ならば、さほどガッツリ勉強しなくてもできるようになるかなと。
あ、もちろんセンスがなくても努力次第でできるようになりますよ(僕はセンスが全然なかったです笑)。

 

ただ、教養のみの市役所だと、面接の配点が大きいのが普通です。

なので、面接に自信がない人にとっては、逆にハードルが高いかもしれません。

Hiroshi
Hiroshi
上記のような事情があるので、教養のみ市役所は民間志望の国立大の人も結構受けると聞きます。
国立大ならば基礎学力があるので試験も突破しやすいですし、民間就活で面接も鍛えられるので受かりやすいです。

②:高卒程度の公務員試験

高卒程度の公務員試験も、難易度的には下がります。

教養試験しか課されないことも要因の1つですが、最大の理由は「母集団のレベル」ですね。

 

大卒程度で公務員になる人って、かなり優秀な人が多いです。

県庁レベルでも、早慶・MARCHなどの難関私大・旧帝大レベルの難関国立大・地方国立大の出身者ばかり。東大や京大もいます。

Hiroshi
Hiroshi
Fラン大もいるにはいますが、人数的にはごく少数でした。
公務員試験は学歴が関係ありませんが、学力のある人(≒学歴の高い人)ほど受かる傾向にはあります。

つまり、大卒で公務員になるためには、高学歴の人たちとの競争に勝つ必要があるわけです。

 

一方で高卒程度の試験では、競争する相手の学力はグッと下がります。

理由は単純。学力の高い人は大半が大学に行くからです。

 

それでいて、公務員は大卒でも高卒でも給料や仕事内容に差がないので、高卒公務員はかなりお得だとも言えます。

※詳しくは【公務員】高卒と大卒を徹底比較。高卒公務員ってアリ?で解説しています。

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【簡単じゃない】公務員試験に合格するには?

【簡単じゃない】公務員試験に合格するには?

途中少し話が逸れましたが、ここまで書いたことをまとめると…

公務員試験に合格するのは決して簡単ではない

これは断言できますね。

 

1つ1つの問題レベルは高くなくても、科目数の多さ故に、試験対策はかなり大変ですので。

ネット等で「簡単だった」「勉強しなくても受かった」と言っている人は、「半端じゃない地頭の持ち主」「超絶運が良かった人」だと思いますよ。

 

そして何度も言っているように、公務員試験の難しいポイントは「ボリュームの大きさ」です。

科目数のボリュームがとにかく大きいので、戦略を立てながら勉強をする必要があります。

戦略を立てずにただ勉強をしていても、普通に落ちるので要注意。

 

公務員試験の勉強法は、大きく分けて「独学」と「予備校」の2つあります。

独学でも予備校でも大事なことは同じ。

重要事項に焦点を絞りつつ、問題集を徹底的に繰り返すことが全てです。

しかし、公務員試験の難しさをふまえると、それぞれに注意点がありますので、以下でまとめます。

①:独学の場合

独学の人にとって、1つ目の関門が「戦略」です。

  • どの参考書・問題集を使うか
  • どの科目を重点的に勉強して点数を稼ぐか
  • どの科目を捨てるか
  • どの情報を信頼するのか

こういった戦略(勉強の指針)を自分で考えないといけないのが独学の難しいポイント。

この戦略・指針の部分が間違っていると、量をこなしても落ちるので、難易度的にやや高めなのは否めませんね。

 

また、勉強する「環境」の面もポイントの1つ。

独学の人は、周りのサポートを受けたり、勉強だけに集中できる環境が与えられたりしません。

自室なり図書館なりで、自分で自分を律しながら1年ほど勉強を続ける必要があるわけです。

普通に考えて結構キツく、挫折もしやすいので、それに耐えて勉強する覚悟が必要なのを伝えておきます。

 

※ちょっと宣伝

独学で挑戦しようと思っている人向けに、県庁に首席入庁した僕のノウハウを以下のnoteに書きました。

「いつ何の勉強をすべきか」「どのように問題集を解いていくのか」など、独学の人が迷いがちなポイントを経験から解説しています。

勉強を進める上での指針として最適な内容である自負があります。

独学の方・勉強に悩んでいる方は、無料部分だけでも読んでみてください。

独学で公務員試験に合格するためのロードマップ

②:予備校の場合

予備校の難点はズバリ「お金」ですね。

県庁クラスを狙うとなると、20万〜40万くらいかかりますので。

しかし、費用対効果としては十分あります

  • テキストが指定される
  • 勉強のスケジュール等を立ててもらえる
  • 勉強に行き詰まった時に相談できる
  • 予備校の自習室など、勉強に集中できる環境が与えられる
  • 試験に関する情報が簡単に手に入る

つまり予備校に通えば、独学の大変な部分がすべて解消するんです。

戦略面も予備校のプロの人に任せられますし、学習環境も与えられるので挫折もしづらいでしょう。

勉強だけに集中できるので、合格しやすくなるのは間違いないですね(普通に考えて明らかですが)。

 

そうは言っても予備校のお金が高いなぁ。。学生にはキツい金額だ…

このように思うかもですが、予備校代金は、公務員になれば1ヶ月の給料でペイできる金額です。

未来への投資と考えて、予備校を検討するのも大いにありですよ。

お金をかけた分、より本気になれる部分もありますしね。

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【まとめ】公務員試験は簡単じゃない。合格には努力を積み上げる必要あり

【まとめ】公務員試験は簡単じゃない。合格には努力を積み上げる必要あり

ここまでいろいろ書きましたが、総じて公務員試験は決して簡単な試験ではありません

正しい方向性で、十分な量の努力(=勉強)を積み上げないと合格は難しい試験です。

 

しかし、ボリュームの大きさ故に難しい試験ではあるものの、問題自体のレベルは基礎的。

なので、逆に言えばちゃんと努力を積み重ねれば誰でも合格できます

 

また、大事なのは「正しい戦略で勉強すること」であり、独学or予備校はツールに過ぎません

ゴールが「合格」なのは独学でも予備校でも同じなので、ご自身の性格などを踏まえて、適した方を選んでください。

Hiroshi
Hiroshi
ちなみに僕は、自分で戦略を考えて勉強するのが好きなので独学をチョイスしました。

 

「簡単だ」とか「難しい」とかの声に振り回される意味は全くありません。

勉強をして実力をつけることが最も大事なので、これからしっかりと勉強に取り組んでいきましょう。

まだ勉強していない方も、勉強中の方も、合格のために今すぐ動いてください。

独学で公務員試験に合格するためのロードマップ

 

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