こんにちは!元公務員のHiroshiです。
公務員試験の勉強をする際、予備校に通おうと考える人は多いです。
しかし、その際には「費用面」がネックになるはず。
そこで今回は「公務員予備校の費用」をテーマに取り上げます。
本記事の内容
- 公務員予備校の費用の相場【大手5社を比較】
- 公務員予備校の費用は高いのか?
- 予備校に関してよくある質問【選び方など】
この記事を書いている僕は、県庁に勤めていた経験を持つ元公務員です。
県庁・特別区・国家一般職に、いずれも「独学」で合格しました。
実際に公務員試験を突破した経験をもとに、本記事は書いていきます。
3分ほどで読めるので、ぜひ最後までお付き合いください。
【比較】公務員予備校の費用はどれくらい?←相場は30万円
公務員予備校の費用に関して、まずは予備校6社を比較します。
(テキスト代・授業料・面接指導など、すべてを含んだ金額です)
地方上級・国家一般職レベル:30万円が相場
(キャンペーンの有無などに応じて、もう少し安くなります)
地方上級・国家一般職レベルだと、上記の通り「30万円」が相場です。
専門・教養の両方が課せられるタイプで、多くの受験生が志望します。
教養のみの市役所レベル:相場は20万円弱
教養のみの場合、専門ありに比べて費用的には10万円ほど下がります。
(市役所のみならず、消防や警察も似たような感じです)
関連:【決定版】公務員予備校の徹底比較。あなたのおすすめはココ!
公務員予備校の費用は高いのか?
相場の30万円は、普通に考えてかなり大きな金額。
ただ必ずしも高いわけではなく、人によって高いor安いが変わります。
自分でできる人にとっては「高い」
予備校費用は、自分で勉強ができる人にとっては超高いです。
ちなみに「自分でできる人」の条件は、以下を満たしていること。
- 自力で1,500時間(1日4時間を1年間毎日)勉強できる
- 試験の配点・自分の実力に応じて、スケジュール・戦略を立てられる
- 面接対策・論文対策も、主体的に行える
そもそも公務員試験は、問題自体は基本レベルであり、独学でも合格できます。
勉強の習慣・方向性の面で正しく努力ができるなら、特に予備校は不要。
独学なら10万円以下で済むので、その差額は約20万円。
自分でできることに20万円プラスで払うと考えると、予備校は確実に高いでしょう。
大半の人にとっては「安い」
しかし、おそらく「すべて自分でできる」自信がない人の方が多いはず。
1,500時間も自分を律して勉強するのは、普通にしんどいです。
戦略面や面接対策を考えても、自分で考えるのは大変なはず。
「自分でできない・自信がない」となると、予備校費用はかなり安いと考えられます。
なぜなら、予備校に行けば環境が与えられるから。
- 勉強せざるを得ない「環境」が手に入る(生講義・DVDブース・自習室)
- テキスト等が決まっている→自分で選ぶ必要がない
- 予備校側で用意するカリキュラムに従って勉強すればよい
- 時間割やスケジュールも予備校に任せてOK
- スタッフに対して勉強のこと等を相談できる
- 面接対策・論文対策も徹底サポート
- 各試験に関する情報が手に入りやすい
つまり、プロである予備校側にすべて管理&指導してもらえます。
簡単に言えば、予備校にしたがって勉強・対策をすれば、それだけで合格に近づけます。
学習習慣・戦略面を考える必要がない&誤る心配もないので、確実に「楽」です。
どんな物事も、成果を出すためには努力の「方向性」が非常に大事です。
量をこなしても、戦略や方向性を間違えると結果は出ません。
また人間の意思は弱いので、人に管理してもらった方が挫折しにくい面もあります。
プラス20万円で、挫折しにくい環境・正しい戦略が手に入り、合格に近づくわけです。
そう考えると、大半の人は予備校に行く価値が十二分にあると思います。
大学受験の予備校に比べると…
大学受験の予備校は「年間100万円」くらいが普通です。
「予備校」なので、機能的には同じです。
指導やサポート面も、公務員試験と基本的に変わらないと思います。
そう考えると、公務員予備校の費用・価格はかなり安いですね。
予備校費用は余裕で回収可能
公務員試験の予備校費用の約30万円は、公務員になればすぐ回収できます。
公務員になれば、1年目のボーナスで50万円は確実にもらえます。
その先も平均以上の待遇を受け続けられるので、投資と考えれば超優良です。
逆に独学にこだわって落ちたら、1年間の年収が消えます。
時間的にも大きな損失を生むので、目先の「30万円」だけで決めるべきではありません。
注意点:予備校に行くだけでは受かりません
注意点として、予備校に通えば受かるわけではないです。
予備校が与えてくれるのは「環境」に過ぎません。
どんなに良い環境が与えられても、結局はあなた自身の努力が大事です。
つまり、環境を生かすも殺すもあなた次第です。
ただ、確実に「努力しやすい」環境は手に入ります。
またお金をかけることでプレッシャーがかかり、勉強に打ち込める面もあるでしょう。
【おすすめの選び方など】公務員予備校に関してよくある質問
費用に関連して、公務員予備校のよくある質問に回答します。
①:おすすめの選び方は?
資料請求・相談・体験授業などで、相性を見極めて選ぶのがおすすめ。
(どの予備校も全て無料で行っているはず)
公務員試験は、目標・課される科目は当然同じ。
予備校によって勉強の範囲が変わることはなく、講義・指導方法等のアプローチが変わるだけです。
そのアプローチ方法に関しては、個人によって好きor嫌い/合うor合わないがあります
それが「相性」であり、結果を出すには相性の良い予備校を選ぶのがおすすめです。
雰囲気が気にいる予備校に通った方が、モチベーションも上がるはず。
合格率・実績で決める必要はない?
合格率・実績に関しては、公表していない予備校が大半です。
しかし、実績がない=生徒が減って潰れているはずです。
ただ、どうしても「実績重視」ならば、EYE公務員予備校がおすすめ。
- 1次試験合格者:226名/260名(86.9%)
- 最終合格者:167名/260名(64.2%)
EYEは日東駒専レベルの受講者が多いにもかかわらず、驚異的な結果を出しています。
②:公務員予備校に通う期間は?
勉強する期間としては、以下を目安にするのがおすすめ。
- 専門+教養:1年間
- 教養試験:半年間
必然的に、予備校に通う期間としても同じくらいを考えておくべきです。
関連:【大学生・社会人】公務員試験の勉強はいつから始めるべき?
ただ予備校に関しては、早めに通っても金額的には変わりません。
本格的な勉強を始める時期は別として、試験の1年以上前から通うのも全然アリですね。
③:費用を抑える方法は?分割払いはできる?
費用を抑える方法としては、以下が代表例です。
- キャンペーン割引(◯月引き・早割など)
- 代理店割引(大学生協など)
詳しくは資料に載っていますが、数万円単位で価格が安くなるので要チェックです。
分割払いに関しても、大半の予備校で対応しています。
(こちらも資料に記載されているはず)
相性を確かめるためにも、価格を安くするためにも、資料請求は必須です。
各予備校のHP(資料請求・相談用)
【公務員試験】予備校の費用に関するまとめ
公務員予備校の費用に関して書きました。
相場は30万円ほどなので、一見するとかなり高額です。
しかし、公務員になれる「未来」に最短距離で近づけるのは間違いありません。
30万円は確かに大きな金額ですが、公務員になればそれ以上の大きなリターンが見込めます。
「正しい戦略を立てて自力で1,500時間勉強する自信」がないなら、確実に通う価値はあります。
そして予備校に通う際には、相性を見極めるのが最重要。
自分が「ここ」と納得して決めた環境で勉強するのが、最も成果につながるはず。
もしも予備校に通うなら、どの予備校に行こうか迷う時間は何も生みません。
この機会に予備校選びをして、勉強を始めましょう。
各予備校のHP(資料請求・相談用)
社会人に超おすすめの無料ガイドブック
社会人から公務員に転職したい方は、以下の記事で紹介している無料ガイドブックが必見です。
公務員予備校6社の比較