こんにちは!元公務員のヒロシです。
効果的な勉強のやり方があれば知りたい。
民間から公務員に転職をしたいと思っている社会人の方は、「勉強をがんばろう」と思っている方が多いと思います。
そのモチベーションの高さは、本当に素晴らしいです。
しかし、勉強の前にちょっと待ってください!
あることをせずに勉強を始めても、うまくいく可能性は非常に低くなってしまいます…
そこで今回は、「公務員への転職を目指す社会人の方が、勉強を始める前に行うべきこと」についてお話します。
この記事を読むことで、公務員への転職がうまくいく可能性がグッと高まるはずです。
また関連して、働きながら合格を目指す際の勉強のポイントについても解説していきます。
ちなみにこの記事を書いている僕は、県庁に首席入庁した経歴を持つ元公務員です。
公務員試験において高い結果を残しましたので、記事の信頼性につながるかなと思います。
3分ほどで読めるので、ぜひ最後までお付き合いください。
民間から公務員へ転職!勉強を始める前に必ず行うべきこと
公務員への転職を目指す方が必ず行うべきこと、それは「情報収集」です。
理由は単純で、確かな情報がない・知らないと失敗や損をするから。
公務員試験においては、まず情報を得て、目標を決め、そこから戦略を練って勉強するのが超重要です。
- 試験〜採用までの流れ
- 受験資格←自分が受けられる試験は?
- 出題される科目←どんな勉強が必要か?
- どんな問題が出るのか?
- 試験のスケジュール
- 試験の難易度:問題レベルや倍率
このあたりについては最低限知っておかないと、そもそも目標を立てるのも不可能。
必然的に戦略もなく、ただ闇雲に勉強するだけになるので、これでは成果は出ません。
社会人の方は学生に比べて忙しいと思うので、なおさら戦略が超重要です。
また一言で「公務員」といっても、実にいろいろなルートがあります。
中には、学習負担が少なくて済む試験・合格しやすい試験等があるのも事実です。
ご自身の得意な科目の配点が大きいなど、始めから有利な試験もあるかもしれません。
つまり、情報の差によって「公務員に転職できるか」が左右されるんです。
情報を知っている人は、知らない人に比べて得をします
逆に知らない人は、確実に損をします
公務員試験では、とにかく最初に情報収集をして、公務員になるためのルート・戦略を立てるのが最重要です。
「勉強しないと!」と思いがちですが、合格のために少し立ち止まってみてください。
無料ガイドブックで情報収集は完結します
情報収集が重要といっても、そのやり方に迷う方も多いと思います。
ネットを探しても体系的にまとめられたものはない上、何より誰が書いているか分からない情報が多く、信頼性の点から微妙です…
そこでおすすめなのが、「社会人のための公務員転職ハンドブック」になります。
これは大手予備校のクレアールが出している無料ガイドブックです。
採用までの流れ・試験情報・実際の問題などの情報を網羅的に扱っており、内容が超充実しています。
社会人が知るべき情報は全てまとまっていると言えるほど、完成度が素晴らしいですね。
特に以下の内容は必見で、他ではなかなか得られないかと。
- 公務員への転職ルート:一般受験・社会人採用のモデルケース
→あなたはどちらを選ぶべきか? - 学習負担が少ない試験に関する紹介
- 実際に出題された論文試験や集団討論のテーマ
- 社会人が面接で聞かれるポイント
- 社会人経験者採用の概要や試験データ・実施している市役所一覧
- 公務員の転職Q&A
- 中途で公務員になった方の合格体験記
大手予備校のクレアールが出していることもあり、情報の信頼性も非常に高いですよ。
このガイドブックがあれば、必要な情報取集は完結。
戦略を立てたり、実際に対策をする上でも役立つので、転職を目指す上での道しるべになってくれるはずです。
ちなみに無料ですが、数量限定なので要注意。
申し込みは3分くらいで終わる上、しつこい勧誘はこない(電話番号の入力は必要なし)ので、サクッと手に入れてください。
数量限定でいつなくなるか分かりません
(ガイドブックの詳しい内容については、こちらの記事で解説しています)
【公務員へ転職】働きながら合格を目指す際の勉強のポイント
まず行うべきことは情報収集ですが、その後は当然勉強に入りますよね。
受験先や試験区分によって勉強の方法等は変わってきますが、根っこの部分は同じ。
ということで、公務員への転職を目指すにあたって、意識すべき勉強のポイントを書いておきます。
なお、詳しい勉強方法について知りたい方は、公務員試験は独学で合格できる!【勉強法・スケジュールを解説】をどうぞ。
①:勉強の本質について←超シンプル
公務員試験は、どの試験を受けるかで必要な科目や勉強の負担が変わります。
しかし本質はものすごくシンプルで、とにかく問題集を繰り返すことです。
公務員試験なんて所詮「暗記」の試験。
科目ごとに1冊の問題集を決めて、それをひたすら繰り返すことが最重要になります。
そして問題集を1冊完璧にすれば、多分その科目は満点が取れるはずです。
ただ、全ての科目で問題集を完璧にしようと思ったら、確実に時間が足りなくなります。
だからこそ、科目によって勉強量を変えたり、負担の少ない試験を狙ったりという戦略が大事になるんです。
(この戦略を立てるためには、まず情報収集が必須です)
特に時間のない社会人の方はなおさらですね。
とはいえ、本質は非常にシンプルであることは、ぜひ覚えておいてください。
本質は「とにかく問題集を解く」だけですよ。
②:いつから勉強を始めるべき?←半年〜1年前
「いつから勉強を始めるべきか」についてですが、これは受ける試験によります。
ただ、必要な勉強時間から考えると、目安は少なくても半年〜1年です。
必要な勉強時間について
- 教養のみ等の負担が軽い試験:500時間
→1日3時間を半年継続 - 専門あり等の負担の重い試験:1,000時間
→1日3時間を1年継続
上記のとおり。
ちなみに、500時間・1,000時間は最低でもこなしたい量になります。
働きながら勉強する社会人の方は、やはり勉強時間を長く取ることは難しいはず。
勉強期間が短くなると、その分1日に必要な勉強量が増えます。
冷静に考えて、働きながら毎日6時間とかは超厳しいですよね。
となると、ある程度の余裕を持って勉強をスタートさせるのがおすすめです。
③:勉強のスケジュールは?←平日と休日に分ける
1日の勉強スケジュールですが、平日と休日に分けて考えるべきです。
例えば、1日3時間勉強すると考えます。
これを「毎日3時間」と考えるのではなく、平日と休日に分けて「1週間で20時間程度」と捉え直しましょう。
- 平日:1日2時間×5日=10時間
- 休日:1日6時間×2日=12時間
平日2時間・休日6時間をこなせば、1日平均3時間は達成できますよね。
もちろん楽ではありませんが、平日の分を休日にガッツリ勉強してカバーすればOKです。
こんな方もいると思いますが、スキマ時間を活用してください。
例えば、通勤中や昼休みなどの時間に、参考書を見て勉強をする感じです。
ハンディタイプの参考書もありますし、スマホで参考書の内容の写真を撮り、眺めておくだけでも違います。
時間は厳しいかもしれませんが、そもそも時間は捻出するものなので、歯を食いしばって頑張ってください。
なお、公務員試験の学習スケジュールは公務員試験の勉強はいつから始めるべき?具体的な勉強スケジュールも解説でお話しています。
【まとめ】公務員に転職したい社会人は、まず情報収集→勉強すべき
何度も言いますが、公務員試験ではとにかく「情報収集」が大事です。
情報を得ないと目標や戦略を立てられないので、効果的な勉強をすることはできません。
必然的に、無駄な勉強をしたり、圧倒的な遠回りをしたりして、合格のチャンスを逃す可能性が高くなります。
また狙い目の試験も知ることができず、明らかな損をすることもあるでしょう…
公務員へ転職する確率を上げる・チャンスを増やすためにも、「まずは情報収集→目標・戦略を立てて勉強」の流れで進めてください。
なお、本記事で書いたように、公務員試験の勉強は時間に余裕を持って始めるべき。
いつの試験を受けるにせよ、早めに動いた人から合格に近づけるのは間違いありません。
もしもあなたが本気で公務員に転職したいなら、ぜひこの機会に準備をスタートさせてください。
数量限定でいつなくなるか分かりません
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