公務員の退職・転職

20代で地方公務員を早期退職して1年。後悔したことをリアルに語る

こんにちは!元公務員のHiroshiです。

公務員を辞めようかなと考えている。
でも安定職の公務員を辞めて後悔しないかな…不安もある…
実際に退職した人の話を聞きたい。

上記のような悩みを持つ方向け。

公務員は辞める人は少ない一方、「辞めたい」「嫌だな」と思っている人は実は多いです。

実際に僕も、退職前は辞めた人の声をいろいろ調べていました。

(あまり情報がなかったのですが…)

 

そこで今回は、僕が「公務員を辞めて後悔したこと」について書いていきます。

僕は新卒で県庁に入りましたが、2年勤めて早期退職。

いま現在はIT系のフリーランスとして、個人で仕事をしています。

退職して1年経過した現在の、正直な気持ちを書いていきますので、ぜひ最後までお付き合いください。

公務員を早期退職して後悔していること←特になし

公務員を早期退職して後悔していること←特になし

見出しにも書いた通り、20代で公務員を辞めて後悔していることは特にありません

(タイトルがちょっと釣りっぽくてスイマセン…)

いろいろ考えたのですが、本当にないんですよね

その理由を書いていきます。

理由①:組織に疲弊しなくなった

僕が「公務員キツいな…」と感じた最たる理由が「組織」。

行政組織はピラミッド型の巨大組織なので、手続きが煩雑だったり、トップダウンで指示が下りてきます。

上の人間の言うことが絶対で、ちょっとした発言で業務の量や方向性が大きく変わったり、知事や部長の意向を忖度したり。

Hiroshi
Hiroshi
自分が「これ意味あるの…」と思うことや「これ間違ってない?」と思うことでさえも、上の人間の意向に従わないといけないのがキツかった

 

でも退職後の今は、それが全くゼロになりました。

ひとりで仕事をするのはこんなにも楽なのかと感じますね(クライアント等とのやりとりはありますが)。

 

組織から解放された分、ストレスもかなり減る結果に。

いまは憂うつな気持ちをあまり抱かずに毎日を過ごせているので、幸福度が高いです。

理由②:全て自分の判断でできる←責任あるけど

すべて自分の判断で仕事ができるのも、退職してよかったポイント。

組織とも関連しますが、公務員の仕事では裁量権がほとんどありません。

  • どんなに小さなことでも起案→決裁
  • やりたい仕事を選べない(異動希望は通らない)
  • 指示があれば、無駄だと思っている仕事もやる

つまり、自分がやりたい仕事はできず、やりたくない仕事もやらないといけないわけです。

 

でも、フリーになった今は「自分のやりたいと思えること」を軸に仕事ができます

「やりたくない」と思ったら、仕事を断ってもOK。

もちろん責任は伴いますし、仕事をしなかったら収入はゼロですが、やりたくないことを排除できるのは素晴らしいなと。

 

また、逆にやりたいと思ったことは、自分の判断ですぐにできます

日々試行錯誤の連続ですが、すべて自分の判断でスピード感を持ってできるのは、公務員を辞めてよかったポイントですね。

理由③:自由を手にした

公務員を辞めて、自由を手にすることができました。

僕はIT系の仕事をしているので、Wi-Fi環境とPCさえあれば、時間にも場所にもとらわれずに働けます。

海外をふらっと旅しなが仕事をすることも可能。

Hiroshi
Hiroshi
実際、タイを旅しながら、カフェやコワーキングスペースで仕事をしていました。
東南アジアはのんびりした雰囲気でとても良かったです。

 

これは公務員時代ではまず不可能です。

毎日出勤しないといけませんし、デスクにいれば電話がバンバンかかってきます。

Hiroshi
Hiroshi
僕の場合、「この環境に40年もいるのか…」とよく絶望していました(笑)。

 

ちなみに、公務員を否定するつもりは毛頭ありません。

僕の場合は「自由」「ストレスフリー」が大事な価値観であっただけなので。

 

そんな僕にとって、公務員を辞めた代わりに自由を得たことは、かなり大きなメリットでした。

理由④:価値観が変わって、楽になった

大学生や社会人1年目の頃は、「組織で働くのが当たり前」「就職できないと人生詰む」と思っていました。

フリーランスとか経営者は才能のある人だけであり、自分のような凡人は大きな組織で働かないといけない、という感じ。

 

でも実際に1年ほど自分で頑張ってみて、「人生なんとでもなるな」となりましたね。

まぁ確かに大変ではあったのですが、自分なりに努力をしたら、今では県庁時代の倍くらいの収入に。

Hiroshi
Hiroshi
ちゃんと努力をすれば、凡人でもある程度の結果は出せるんだという自信も少し出ました。

 

自分で頑張ってみて、「組織で働かないといけない」というマインドブロックが壊れた感じですね。

もちろん、今後収入が減る可能性は十分あります。

でも、「努力をして結果を出した成功体験」や「身につけたスキル」は消えないので、また這い上がれるかなと。

 

ある意味で楽観的になれたのは、自分なりに1年頑張って良かったことの1つですね。

辞めなかったら従来の価値観のままだったと思うので、生きづらさを感じたままだったかもしれません。。




退職した後悔はないけど、公務員ってすごい

退職した後悔はないけど、公務員ってすごい

公務員を退職したことに後悔はないのですが、辞めてから「公務員ってすごかったなぁ」と感じることは多々ありました。

Hiroshi
Hiroshi
今までの当たり前が、実は当たり前じゃなかったです。

①:ステータス・社会的信頼

公務員のステータスはすごいなと。

(まぁ僕の場合、安定職の公務員からIT系フリーランスになったのもありますが)

クレカやローンの審査等もあると思いますが、僕の場合は日常で「公務員のステータス」を感じることが多かったですね。

 

親戚の人と顔を合わせるときにも…

Hiroshi
Hiroshi
県庁で公務員として働いています。
親戚のおばさん
親戚のおばさん
まぁすごい!やっぱり優秀なんだなぁ。
将来安泰だね。

公務員時代はこういう感じ。

 

でも退職した後は…

Hiroshi
Hiroshi
県庁を辞めて、自分でIT系の仕事をしています。
親戚のおばさん
親戚のおばさん
なんで辞めちゃったの!?もったいない
IT系の仕事ってよく分からないね(怪しい…)

という感じ。

公務員時代は親戚から好印象な感じでしたが、辞めてからは話しかけられなくなりました。

まぁ僕は親戚付き合いとかは面倒くさいので、別に全然良いのですが、まるで腫れ物扱いですね(笑)。

 

また、マジでモテなくなりました

公務員時代は合コンに行けば割とモテたんですが(地方は公務員が強いです)、今は全くモテません(笑)。

 

公務員という「肩書き」は大きかったんだなぁと実感しますね。

自分という人間を装飾するものがないと、見られ方は一気に変わります。

Hiroshi
Hiroshi
でも逆に、肩書きに関係なく仲良くしてくれる人もいます。
そういう人との付き合いを大事にしていこう、と思えたのでOKです。

②:収入

固定給はマジですごいなと。

公務員って、別に仕事ができなくても・サボっていても給料が毎月入ります。

それどころか毎年昇給するし、確実にボーナスも入りますよね。

今までは当たり前でしたが、全く役に立っていない人にも給料を与えてるのと同義ですから、本当にすごいことです。

 

今の僕は、自分が価値のある仕事を提供できないと収入が途絶えます

自分の努力次第で収入は伸びますが、後ろ盾はありません。

 

公務員時代の僕は、基本給が20万円ほどだったのですが、20万円稼ぐって実はめちゃ大変ですよ。

実際、僕は20万円に到達するまで9ヶ月くらいかかりましたので。

Hiroshi
Hiroshi
公務員時代の僕は20万円分も仕事していなかったなと痛感しましたね。
言わば「我慢料」としてもらっていたんだなと思います。

総合的に公務員の退職に後悔はなし。僕にとってはやめて正解だった

「公務員ってすごかったな」と思うことはあっても、総合的に見て、公務員を退職して後悔はありません。

憂うつな気持ちで出勤したり、嫌だなと思いながら働いたりすることを排除できて良かったという感じ。

 

もちろん公務員でいる方が安定しているし、ステータスも高いです。

しかし、僕にとっては「自分の好きに、自由に生きること」がより大事な価値観でした。

その価値観を具現化できている今の方が快適に過ごせているので、退職して正解だったというのが本音です。

公務員に「なったこと」にも後悔はない

また、公務員に「なったこと」自体にも後悔はないんですよね。

  1. 行政組織の意思決定・仕事のやり方を実感できた
  2. 民間企業の偉い人と対等な立場で話せた
  3. 上司や先輩にとても良くしてもらえた
  4. 自分の大事にしたい価値観が身に染みてわかった

特に④が大きいです。

そもそも公務員にならなかったら、「自分はどういう人間か」「大事にする価値観は何か」を掴むことができなかったはず。

となると、今の自分もいないんですよね。

 

退職した人のサイト等を見ると「公務員はクソだ!」的な言葉も見ますが、それは少し悲しいなと。

公務員だったからこそ、公務員がいかに恵まれているか分かりますし、公務員として現在頑張っている人を僕は否定しなくありません。

 

単純に僕には合わなかった。だからこそ辞める決断をした。

ただそれだけのことです。




【最後に】退職を考えている公務員の方にアドバイス【後悔しないために】

【最後に】退職を考えている公務員の方にアドバイス【後悔しないために】

最後に、公務員の退職を考えている方に1つだけアドバイスをします。

それは「いきなり辞めないこと」です。

 

辞めてからのことを一切考えずに突然退職すると、収入がゼロになります。

金額が日々減っていく預金口座を見ると、メンタル的に間違いなく消耗するでしょう。

そのため、「辞めてから何をするか」をしっかり考えた上で、退職の判断をしてください

 

転職予定なら転職活動を、フリーになるならスキル習得の勉強ですね。

どうしても仕事が辛いなら、療養休暇(病気休暇)を取得してじっくり考える時間をとっても良いでしょう。

給料を満額もらいながら、最大3ヶ月間休めます。

Hiroshi
Hiroshi
僕はメンタル的に不調になって抑うつ状態と診断され、3ヶ月間の療養休暇を取りました。
休養しながら徹底的に自分と向き合い、退職という選択肢を選びました。

 

スキル習得の勉強や転職活動をしてみて、「やっぱり公務員が良い」と思ったら、仕事を続ければ良いだけ。

しかし突然辞めてしまったら、仕事も収入も一気に失って人生ハードモードです。

 

いま自主的に動いてみれば、公務員を続けるにしても辞めるにしても、後悔のない選択ができるはず。

すぐに辞める必要はありませんので、まずは小さくアクションを起こしてみてください。

 

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