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公務員の退職・転職

【早まるな】激務で公務員を辞めたい人が考えるべきことは?元県庁職員が語る本音

こんにちは。ヒロシです。

公務員の人
公務員の人
仕事が激務すぎて辛い…
公務員を辞めたいと思っているんだけど、辞めて大丈夫かな…
激務で公務員を辞めたい…
でも安定を捨てるのは少し怖いし、もったいない気もする…

 

国家・地方公務員を問わず、非常に残業が多くて激務な人は多いです。

僕も県庁の本庁舎にいたので分かりますが、夜遅くまで電気がついてますよね…

 

長時間残業は本当に辛いし、辞めたいと思うのは自然なことです。

しかし「激務が辛いから」と安易に退職するのはおすすめしません。

今回は「激務で公務員を辞めたい人が考えるべきこと」を取り上げます。

 

本記事の内容

  • 激務で公務員を辞めたい人が、最初に考えるべきこと
  • 【2パターン】激務で辞めたい人の行動指針
  • 公務員を辞めたい人に伝えたいこと

この記事を書いている僕は、20代で県庁を退職した元公務員です。

在職中および退職後の僕自身の経験から書いていきます。

 

結論を言うと、公務員を辞めることは別に悪いことではないです。

しかし「辞めたい理由」によっては、退職を後悔する可能性があるので要注意。

3分ほどで読めるので、ぜひ最後までお付き合いください。

激務で公務員を辞めたい人が考えるべきこと【国家公務員・県庁・市役所など】

激務で公務員を辞めたい人が考えるべきこと

激務だと「辞めたい」と思いがちですよね。

しかし、具体的な行動・退職に移す前に考えることが1つあります。

それは「あなたが公務員を辞めたい理由」です。

 

公務員を辞めたい理由は「激務」だけですか?

理由を整理すべき理由、それは「公務員は異動が多い」から

あなたがいま激務で辛い・辞めたいと思っていても、1〜数年後には異動します。

激務じゃない部署に配属になる可能性も十分あるでしょう。

役所って、激務部署ばかりではないですよね。

 

激務以外に公務員を辞めたい理由がない場合、基本的に「異動」で解決します。

にもかかわらず辞めたら、退職後に後悔する可能性が高くなるでしょう…

公務員って普通にめちゃくちゃ恵まれてますからね。
僕も退職して本当に実感しました。

他のサイト等では「公務員はブラックだから辞めるべき!」的な意見も散見されます。

しかし、それを鵜呑みにして早急に判断するのは本当にやめた方がいいですよ。

【2パターン】激務が理由で公務員を辞めたい人が行うべきこと

【2パターン】激務が理由で公務員を辞めたいと考えている人がすべきこと

激務で公務員を辞めたい人は、どう動くべきか。

2つのパターンに分けて書いていきます。

①:辞めたい理由が激務だけの場合

仕事が激務で公務員を辞めたいと思っているけど、他に理由が見当たらない。
仕事は面白くはないけど、収入も立場も安定しているし、待遇面に特に不満はないな。

理由が激務だけなら、公務員を辞めない方が良いです。

前述のとおり、激務は部署異動によって解消されるから。

 

激務で辞めたい場合は「公務員が嫌だ<今の部署の仕事が嫌だ」と言えます。

この状況で「公務員」を辞めてしまうのはリスクが高いです。

  • 割り切って惰性で仕事をする
  • 異動希望を強く出す

上記のように、今の職場を抜け出せるまで待ってみるのが良いかと。

(頑張らなくても給料は変わらないですし)

 

本当に辛いなら療養休暇・休職もあり

ただ、激務で精神的に参っている方もいると思います。

本当に辛いなら、療養休暇(病気休暇)を取得しましょう。

  • 3ヶ月は給料が全額保証された状態で休める
  • 3ヶ月で回復しなければ、休職に入ることも可能
  • 復帰後は業務量が少なくなる・楽な部署に異動できる

上記のメリットがあり、本当にありがたい制度です。

 

公務員の人
公務員の人
でも療養休暇なんて取得したら、周りに本当に迷惑がかかるし、なんだか申し訳ない…

心理的なハードルは、確かに高いかもしれません。

でも、別に一人が抜けても問題なく回るのが組織です。

激務の辛さでうつ病等がひどくなったら、それこそ命の危機です。
仕事と命・生活では、どっちが大事か明白ですよね。

悪用はもちろんNGですが、本当に辛いなら休むべきですよ。

(病気休暇も、公務員試験に合格して得た権利です)

心療内科に行って診断書をもらえば休めるので、無理せずいきましょう。

【診断書の提出でOK】公務員の療養休暇の取り方

②:辞めたい理由が激務だけじゃない場合

激務だけじゃなく、仕事にやりがいを見出せないし、自分には公務員の仕事があっていない気がする。
一度きりの人生だから、新しいチャレンジがしたい

激務以外にも公務員を辞めたい理由がある人は、公務員を辞めるべきです。

なぜなら、異動をしても辞めたい理由が解消されることはないから。

  • 閉鎖的な人間関係
  • やりがいを感じにくい「仕事のための仕事」
  • 前例踏襲・年功序列の組織体制が合わない
  • 調整ばかりで直接的に価値を生む仕事が少ない
  • 新しい挑戦がしてみたい

公務員を辞めたい理由は、激務以外だと上記かと思います。

公務員を続けていく以上、絶対に向き合わないといけないものです。

(上記の状況・特徴が変わることはほぼあり得ません)

 

不満を抱えたまま、公務員としての仕事を何十年も続けるのは絶望しませんか?

割り切るのも1つの手ですが、時間が経ってから「辞めたなかったこと」を後悔するかもしれません。

それが嫌なら、自分自身が退職して環境を変える以外に選択肢はありません。

(組織を変えるのに労力を使うより、自分の環境を変えた方が圧倒的に楽です)

 

実際に僕は、行政組織の中で生きる辛さ・息苦しさが原因で退職を決意しました。

辞めたい理由が激務だけじゃなく、行政組織の性格・挑戦したい気持ちに由来するなら、辞めて行動しないと自分の人生を棒に振ります。

公務員は確かに安定していますが、嫌々我慢して働いて幸せなんですかね。

人生を考えた時に、安定に縛られるのは本当にもったいないと思います。

【経験談】公務員を辞めるのはもったいない←嘘ですよ




【注意点】公務員を辞めたい人に伝えたいこと

【注意点】激務+αによって公務員を辞めたい人に伝えたいこと

同じ「激務で公務員辞めたい」でも、2つのパターンで考えるべき。

  • 辞めたい理由が激務だけの人
    →異動を待ちつつ公務員を続ける
  • 辞めたい理由が激務+行政組織の性格・自分のやりたいこと
    →公務員を辞めて新しいチャレンジをすべき

上記に則って考えていくと、後悔しない選択ができると思います。

 

ただ前者の場合は良いとして、後者の場合には1つ注意点があります。

それは「急に公務員を辞めないこと」です。

激務で辞めたい人も急に公務員を辞めるべきではない

その理由は、急に辞めると固定収入がなくなり、メンタル的に安定しなくなるから。

激務のストレスからは解放されても、金銭的な不安・ストレスに襲われます。

貯金残高をすり減らす日々はストレスになります。
次が決まらないと、公務員を辞めたことを後悔するかもしれません。

なんだかんだ固定収入って本当にありがたいし、安定をもたらします。

激務の方であっても、いきなり公務員を辞めない方が良いです。

在職中から動くべき

そこで「公務員として在職中から辞めた後を見据えた行動」を始めてください。

  • 独立したい人:スキルアップのための勉強など
  • 転職する人:転職活動

具体的には上記の2つ(多くの方は転職だと思います)。

退職時に次の仕事が決まっている状態なら、ビビることなく公務員を退職できます

 

でも仕事をしながら転職活動とか勉強するのって大変そう…

確かに大変ですが、その覚悟がないなら辞めない方がいいですよ。

良い暮らし・仕事を得たいなら、少し歯を食いしばって頑張る必要があります。

「公務員の仕事は嫌・やりたいことを仕事にしたい。でも大変ことはしたくない」なんて虫の良すぎる話はないです。

また勉強も転職活動も、自分次第でいくらでもできるはず。

転職サイトは昼休みでも見られますし、勉強は平日の夜・土日でできるので。

【無料】転職サイトはリクナビNEXT

 

以下におすすめ記事を貼っておくので、ぜひご覧ください

【まとめ】激務で公務員を辞めたい人は、理由を整理→行動しよう【早まるな】

まとめ。激務で公務員を辞めたい人は、まず辞めたい理由を整理しつつ行動しよう【早まるな】

激務が辛くて公務員を辞めたい方は、まず「なぜ辞めたいのか」を整理するべき。

  • 辞めたい理由が異動で解消される:激務のみ
    →辞めない方が良い
  • 異動でも解消されない:組織の性格・やりたいこと
    →辞めるべき

辞めたい理由がどちらかを考えると、あなたにとってベストな選択ができます。

 

辞めたい理由が異動で解消されない方は、公務員としての収入がある「今」から行動を始めてください

超安定した公務員の身分があるんですから、変にリスクを取る必要なし。
安定を享受しつつ、次を見据えましょう。

転職活動等を行って「やっぱり公務員がいいな」と思ったら、そのまま残れば良いので。

 

多分このままページを閉じても、何も変わらずに悩み続けます。

そして「激務嫌だ・辞めたい」と思いながら仕事をする毎日です。

それが嫌な方は、ほんの少し勇気を出してこの機会に行動してみましょう。

 

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