こんにちは!元公務員のHiroshiです。
服装や髪型、欠席OKか等々について知りたい。
民間企業では、新卒で入る予定の大学生に対して「内定式」が開催されますよね。
しかし一方で、公務員の場合は民間とは異なります。
(内定式については僕もかなり疑問を持ってました)
そこで今回は「公務員の内定式」について取り上げていきます!
本記事の内容
- 公務員には内定式がある?日程は?
- 公務員の内定式の内容
- 公務員の内定式に関するよくある質問←服装や髪型・欠席など
この記事を書いている僕は、県庁に勤務していた経験をもつ元公務員。
僕自身の経験から書いていくので、参考になると思います!
3分ほどで読めるので、ぜひ最後までお付き合いください。
※動画でも話しているので、ぜひご覧ください!
記事とは内容が違っているので、他の角度から楽しめると思います。笑
公務員に内定式はあるの?あるとしたらいつ?
結論からいうと、内定式があるかどうかは自治体によります。
ただ内定式をやる場合でも、民間企業のような内定式ではない場合が多いと思われますね。
そもそも内定式とは
企業が内々定を出した学生に対して、正式に内定を通知するために実施する式典
リクナビによると、内定式とは上記のイベントを指します。
しかし、公務員の場合は職種によって合格(内々定)の時期がバラバラな上、合格者には転職組の方もたくさんいます。
必然的に、最終合格者を一度に集めて内定を通知するのは難しいと考えられますよね。
そのためか、内定の通知自体は書面で送られてくるケースが多くなっています。
公務員の内定式はいつ行われる?
公務員の場合は、内定式が行われる時期もバラバラです。
(民間企業だと10月1日が多く、基本的には10月初旬に行われますが)
僕のいた県庁では11月終わりごろに行いました。
公務員の内定式では何をするの?←内定者懇親会・説明会がメイン
公務員の場合、内定通知自体は郵送で送られてくるケースが多いです。
そのため、内定式で行う内容は「内定者説明会」「内定者懇親会」になりますね。
ちなみに、僕のいた県庁での実体験としては以下です。
- 偉い人のあいさつ:人事課長だった気が…
- 業務・組織の説明
- 待遇・手当などの説明
- 内定者懇親会(立食形式)
もちろん自治体・省庁によって内容が異なる場合はあると思います。
ただ、公務員で内定式がある場合は、だいたい似たような流れで進んでいくかと。
ちなみにメインイベントは「内定者懇親会」です。
立食パーティー形式で内定者どうし自由に話をして、親睦を深める感じでしたね。
懇親会の後には、仲良くなった人と2次会に行っている方もいましたよ。
(ただ、僕はYouTubeで話している通り、ずっとぼっちで過ごしていました…泣)
民間企業だと内定式から研修があったり、配属先が発表されたりする場合もあるようですが、公務員の場合は一切ありません。
配属先は入庁直前か4月1日の入庁式(辞令交付式)の日に発表になります。
公務員の内定式に関するよくある質問
公務員の内定式に関して、よくある質問は以下の3つです。
- 内定式・内定者懇親会での服装は?
- 内定式は欠席しても大丈夫?
- 内定後〜入庁までのスケジュール・やるべき勉強
それぞれについて回答していきます!
①:公務員の内定式・内定者懇親会の服装や髪型は?
内定式の服装はスーツ一択です。
特に指定はないかもしれませんが、常識としてスーツですよね。
ちなみに内定者の方もみんなスーツでしたね。
髪型・髪色に関しては、黒髪の方が大半でしたね。
女性の中には茶髪の方もちらほらいましたが、男性は黒髪しかいなかった気が…
(特に指定があったわけではありませんでしたが)
もちろん攻めた髪型で行ったからといって、内定取り消しになることはありません。
しかし、変に浮きたくない場合は黒髪・短髪をおすすめします。
②:公務員の内定式は欠席しても大丈夫?
欠席してもぶっちゃけ全然大丈夫です。
内定の通知自体は郵送されるので、内定式への出席は正直必須ではありません。
目的も内定者どうしが仲良くなることがメインですし。
また、実際に僕のいた県庁でも欠席者は少なからずいました。
- 遠くの大学に通っている方(就職を機に地元に帰る人)
- 民間からの転職組の方
内定式は平日に行われるので、上記のような方はなかなか来られないですからね。
(もちろんその他にも都合がつかずに欠席していた人はいました)
ただ、「入庁する前に同期の知り合いを作っておきたい!」方は出席するのがおすすめ。
この内定式が同期と会う最初の機会ですし、次に同期と会えるのは入庁式です。
内定式以外で、入庁前に同期と会うチャンスはありません。
実際、同期の話を聞く感じだと、以下のような方もいました。
- 内定式で話をして、その場でLINEを交換して仲良くなった
- 内定式で知り合いができたから、入庁前から情報交換ができた
同期の友達を作りたい人は、行っておいて損はないかなと思います。
ただ、内定式に行かなくても、入庁してからも同期の友達をつくることは十分できます。
(研修などで関わる機会はあるので)
都合がつかずに行けない方も、そこまで心配する必要はないかと。
③:内定後のスケジュール・勉強すべきこと
僕の経験だと、内定後のスケジュール(内定式を含む)は以下の通りですね。
- 最終合格
- 書類提出
- 意向調査の面談
- 内定通知の送付
- 内定式(内定者懇親会)
- 配属の発表:3月
→4月の入庁式についての案内も同封 - 所属する部署との軽いやり取り
内定式(内定者懇親会)が終わると、そこから3月の配属先の発表まで音沙汰なしです。
なお、4月の入庁式にならないと部署が分からないケースもあります。
また、内定後〜入庁までに勉強すべきこととしては、以下の3つですね。
- タイピング練習:ブラインドタッチができるとかなり捗る
- Excel:基本の使い方・簡単な関数は理解しておくと入庁後にかなり楽
- 運転:公用車に乗る機会が多いです
PCがある程度使える状態にしておくと、スムーズに仕事ができるかと思いますよ。
※詳しくは【実体験】公務員に内定後のスケジュールや流れは?入庁前にやるべきことも解説で書いています。
公務員の内定式に関するまとめ
公務員の場合、内定式があるかどうかは自治体・省庁によって異なります。
また内定式がある場合でも、民間の場合と意味合いが異なるので覚えておいてください。
当然ですが、内定式(内定者懇親会)がある場合は、自治体から通知が来ます。
もしも通知が来た場合には、本記事の内容を参考にしつつ、出席してみてください。
(都合がつかない・行かなくて良いと思ったら、もちろん欠席でもOKです笑)
YouTubeではより具体的な(悲しい)エピソードも話しているので、あわせてどうぞ。
※視聴者の方のコメントなど、参考になる部分も多いと思いますよ。
以下のnoteでは、僕の2年間の公務員経験から「受験前・入庁前に知っておきたい、公務員のリアルと未来」を書いています。
公務員になる方が絶対に知らないと後悔することを詰め込んでいるので、気になる方はぜひどうぞ。