こんにちは!元公務員のHiroshiです。
どこに入るべきか迷いがちな公務員予備校。
数十万円っていう高いお金を払うんですから、各予備校をいろいろと比較しつつ、後悔のないよう選びたいものですよね。
そんな中、大手の公務員予備校である「大栄」を候補として考えている方もいるでしょう。
そこで本記事では、
- 公務員予備校の大栄のコース・料金
- 大栄の特徴・メリット(口コミもふまえて)
- 大栄のデメリット(口コミもふまえて)
- 大栄はどんな人におすすめか
というテーマで書いていきます。
県庁に首席入庁した経歴をもつ元公務員の目線で徹底解説していくので、ぜひ参考にしてください。
公務員予備校大栄の開講コース・料金
大栄の大卒公務員向けコースを見ておきましょう。
公務員上級 地方上級・国家一般コース |
450,306円 |
公務員上級 教養コース |
270,918円 |
他に細々としたコース(専門試験のみ等)はありますが、基本的には上の2つだけです。
地方上級コースで約45万円なので、非常に高めの料金設定となっているかと。
しかし、大栄の地方上級・国家一般職コースは、国家総合職や国家専門職(裁判所事務官・国税専門官・財務専門官)まで対応できます。
幅広く試験を受けたいという方にとっては、実際にそこまで高くはありません。
他の予備校だと、国家総合職や国家専門職を併願したい場合は、追加料金が必要になったり、「総合コース」的なものを受講しないといけないので。
※総合コース的な位置付けのものは、50万円以上かかります
「本命は県庁だけど、国税専門官や裁判所事務官も受けたい」という方にとっては、大栄のコストパフォーマンスは良いといえるでしょう。
公務員予備校大栄の特徴・メリット【口コミ・評判】
大栄のカリキュラム・メソッドには、以下のような特徴があります。
- 大手予備校トップクラスに充実した2次試験(面接・論文)指導
- 1人1人への手厚いサポート
- 授業はWeb講義だからどこでも受講できる
- 全国に拠点が多く、地方在住者でも学習環境を手に入れやすい
- 6回分の模試が無料。定期的に行われるから実力チェックができる
- 1つのコースであらゆる試験に対応できる
それぞれについて詳しく解説していきますね。
①:トップクラスに充実した2次試験(面接・論文)対策
大栄の売りはなんといっても徹底した2次試験対策。
近年の公務員試験は筆記試験重視から面接試験重視に変わってきているため、大栄では大手予備校の中でもトップレベルに手厚い2次試験対策を行なっています。
- 自社ツールによる自己分析・エントリーシートの個別対応
- 面接・論文に関する集合セミナーを6回実施
- 論文の添削指導
- 面接対策(Web面接・模擬面接)
- 集団討論練習
- 集団面接練習
以上のように、かなり充実したカリキュラムで2次対策ができるんです。
集合セミナー形式で2次試験対策をしてくれるところは、他のどの予備校にもありません。
また、面接対策を始める時期は年明け頃からと非常に早いですし、面接に際しての相談や模擬面接などは無制限でできるのもポイント。
かなり綿密な準備をしてくれるので、2次試験の配点が高い自治体を受ける方にとっては非常に心強いですよ。
②:受講生ひとりひとりへの手厚いサポート
大栄では、「キャリアナビゲーター」があなたの性格や学習の進捗状況にあわせて、勉強の計画を立てたり、色々な相談に乗ってくれたりします。
他の予備校だと、「やる気がある人は助けるけど、やる気のない人は放置」というスタンスのところも少なくありません。
一方で大栄ならば、「勉強のやる気が出ない…」「勉強のやり方が合っているか不安だ…」というような場合でもしっかりとサポートしてくれるんです。
勉強の習慣がない方や、サボりぐせがある方でも、うまくモチベーションを維持しながら勉強を進めることができるかと。
③:Web講義だからどこでも学習できる
大栄の筆記試験対策はWeb講義で行われるので、インターネット環境さえあればどこでも勉強ができます。
もちろん大栄の教室のPCブースで受講してもOKですし、自宅やカフェなどでも学習可能。
Web講義ならば、質の高い授業を気軽に受講できるのがうれしいですよね。
④:全国100以上教室があるから、地方在住者でも学習する環境が手に入りやすい
予備校に行く最大のメリットが「学習せざるを得ない環境に身を置けること」です。
しかし、大手の予備校は教室が東京圏や大阪圏などの大都市エリアにしかない場合が大半。
そのため、地方にお住まいの方が通学型の予備校に行く=学習環境を手に入れるのは難しいと言わざるを得ません。
その点、大栄ならば全国に100校以上あるので、地方在住者でも学習環境が手に入りやすいです。
他の予備校は都市部中心に20〜30校程度ですからね。
もちろん各校舎にPCブースが用意されており、通学しながら勉強を進めることができるので、地方在住者の方に大栄は特におすすめです。
⑤:6回分の模試が無料。定期的に学習チェックができる
大栄は受講料金に模試代が含まれているので、6回分の模試を無料で受けることができます。
他の大手予備校の大半は、受講料金とは別に模試の代金を払う必要がある(1回5,000円程度)ので、これは結構大きなポイントですね。
その模試も定期的なスパンで行われるので、自分の実力をチェックすることができますよ。
⑥:あらゆる職種(国家総合職・国税・財務・労基など)に対応できる
前述しましたが、大栄の「地方上級・国家一般コース」は、これ1つで国家総合職や国家専門職などのほぼ全ての公務員試験に対応できるようになっています。
他の予備校だと、国家総合職や国家専門職を併願したい場合には、費用を上乗せする必要があるので、これはうれしいですよね。
また、他の予備校に入る場合には、併願先や費用などをいろいろ考えながらコース選択をしていきます。
しかし、大栄は1つのカリキュラムしかなく、それで全部に対応できるので、選ぶのがかなりラクです。
公務員予備校大栄のデメリット【口コミ・評判】
デメリットはやはり費用の高さです。
口コミを調べた中でも以上のような意見が結構ありましたね。
徹底した2次試験対策とあらゆる職種をカバーしていることが要因だと思われるので、仕方ない部分はありますが…
大栄と他の大手公務員予備校を比較
大栄の公務員予備校を考えている人の多くは、どの予備校に入るか迷っているはず。
ということで、他の大手公務員予備校と費用や特徴をざっくり比較しておきます。
費用面の比較
- LEC:約32万円
- TAC:約36万円
- 大栄:約45万円
- クレアール:約20万円
- ヒューマンアカデミー:約28万円
※費用はいずれも国家一般職・地方上級向けコースのもの
※金額にはさらに割引特典などあり。
他の予備校と比べると明らかに価格は高めです。
国家総合職レベルまで対応していること、面接のサポートのレベルが他と比べて圧倒的に高いことが要因ですね。
なお、国家総合職までカバーしたコースをLECやTACで受講しようとすると、50万円は軽く超えてくるので、そこと比較すると手頃です。
特徴の比較
- LEC:筆記・面接・個別サポートなど、あらゆる面でレベルが高い。コースも豊富なので、あらゆる試験種に対応できる
- TAC:LEC同様、全体的に充実している。予備校の中でも圧倒的な合格実績
- 大栄:2次試験対策が抜群に手厚い。コースが1つしかなく価格は高いが、あらゆる試験種に対応する汎用性がある
- クレアール:Web通信に特化しており、価格が圧倒的に安い。水道橋校でも模擬面接が無制限
- ヒューマンアカデミー:通信に特化して費用を抑えつつ、学習環境も手に入る。
大栄は面接対策の充実度が群を抜いているのに加え、学習環境が手に入るのが大きなメリットです。
ぶっちゃけ、東京在住で地方上級や国家一般を受験する方ならば、他の予備校の方が安くて良いと思います。
でも、大栄は地方でも学習環境が手に入るので、学習習慣のない方でも挫折しにくいです。
さらに、2次試験対策の充実度も高いので、県庁などを受ける方に最適。
また、「県庁がメインだけど、国家総合職も視野に入れている」などと、併願に幅を持たせたい人にとっては、大栄はコストパフォーマンスが良いと思います。
(以下の記事にて予備校を詳しく比較しているので、気になる方はどうぞ)
公務員予備校「大栄」の資料請求の手順
詳しくは後述しますが、予備校選びは資料請求をして、ご自身との相性を見極めることが非常に重要です。
直感的にどう思うかを見極める手段として、資料が最もお手軽かつ効果的です。
大栄の資料請求のやり方について解説していきます。
①:公式ホームページにアクセス
まずはこちらから、大栄の公務員講座の公式HPにアクセス。
そして「資料請求」をクリックしてください。
②:お近くの教室を選択
資料請求をクリックしたら、以下の画面に移ります。
「ご希望の教室」の欄には、ご自宅に最も近い教室を選べばOKです。
③:必要事項の入力
続いて、お名前やメールアドレス等の必要事項の入力です。
なお、「希望講座」のところには少し注意が必要です。
デフォルトだと「簿記」になっているかもなので、「公務員受験」に変えてください。
各事項を順々に入力し、確認ボタンを押せば完了です。
だいたい2〜3分くらいで終わりますね。
まとめ ー 公務員予備校として大栄がおすすめなのはこんな人!
- 地方在住者
- 勉強する習慣がない人
- 2次試験の倍率が高い(3〜4倍以上)の自治体を受ける人
- いろいろな職種の公務員試験を併願しようと思っている人
上でご紹介した特徴やメリットをふまえると、公務員予備校として大栄がおすすめなのは以上のような方です。
大栄はとにかく面接対策が充実しているので、2次試験の倍率が3〜4倍以上と高い自治体を受ける方には特におすすめ。
その他にも、上にあてはまる方は必見なので、ぜひ検討してみてください!
公務員試験の予備校選びはとりあえず資料請求をしよう
公務員の予備校選びは、とりあえず資料請求をしてみることをおすすめします。
Webページでも情報は載っていますが、資料の方がより見やすく、端的にまとまっているので、予備校の雰囲気がつかみやすいですよ。
資料の方がくわしく情報が載っていますし、自分の目で資料を見ないと分からないこともありますからね。
また、「資料請求した方は10%OFF!」のように割引しているところも多いです。
資料請求はもちろん無料。
また、大栄の場合はさらに無料ガイダンスで受験に関することを色々聞けたり、公務員試験に関する相談に乗ってくれたりします。
予備校選びに迷っている時間は何も生まないので、サクッと資料請求をして合格をたぐり寄せましょう。
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公務員試験の予備校においては、いろいろな予備校の特徴や資料を比較しつつ、あなたに合ったところを選ぶのがおすすめ。
以下の記事にて、大手の公務員予備校5社をメリット・デメリット・特徴の観点から徹底比較しています。
なお、「公務員に転職したい!」という社会人の方は、まずは以下の記事でご紹介している無料パンフレットを取り寄せてみましょう。