こんにちは!元公務員のHiroshiです。
大学生の就職先として、公務員はいつの時代も一定の人気があります。
日東駒専クラスの大学の方も、公務員になりたいと思う方は多いですよね。
今回は、「日東駒専から公務員」をテーマに記事を書いていきます。
本記事の内容
- 公務員試験合格者の学歴のリアル
- ニッコマから公務員は無理?公務員に高偏差値大学出身者が多い理由
- 日東駒専レベルから公務員試験に合格する方法
この記事を書いている僕は、県庁に勤めていた経験をもつ元公務員。
本記事は、僕自身の公務員試験・公務員として働いた経験から書いていきます。
この記事を読むことで、公務員試験の合格に近づくことができるはず。
3分ほどで読めるので、ぜひ最後までお付き合いください。
【前提】公務員試験に学歴は一切関係なし
前提ですが、公務員試験に学歴は一切関係ありません。
なぜなら、公務員試験は公平・公正な試験だから。
1次の筆記・2次の面接ともに点数の高い順に合格していき、学歴が入る要素は全くありません。
たとえ偏差値の低い大学出身でも、点数さえ取れれば間違いなく合格します
ちなみに、今では大学名を伏せて受験させる場合もあるほどです。
大学名による差別を心配している方もいると思ったので、前提としてお伝えしました。
公務員試験合格者の学歴・出身大学のリアル。日東駒専からはどれくらい?
公務員試験合格者(=実際の公務員)の学歴・出身大学の話です。
僕の県庁時代の知り合い・同期・先輩・後輩の大学偏差値から、リアルをお伝えします。
MARCH・地方国立大学がボリュームゾーン
- 東大・京大・一橋:少ないけどいる
- 旧帝大などの難関国立大:結構多い
- 地方国公立大学:最も多い←地元の大学中心
- 早慶上智:結構多い
- MARCH:結構多い(早慶と同じくらい)
- その他:少ない
公務員の学歴のリアルなところは上記のとおり。
MARCH・地方国立大クラスがボリュームゾーンで、総じて高偏差値の大学出身者が多くを占めていました。
関連記事:なぜ公務員には高学歴が多いのか【公務員試験と学歴の関係】
日東駒専レベルは?
日東駒専クラスの大学出身者も、もちろんいるにはいました。
ただ、正直数としては少なかったように思います。
地方の県庁(=地方上級)での話なので、市役所や東京特別区等では事情は異なってくるでしょう。
ただ、県庁での実態を見る限り、全体としても日東駒専クラスの方の割合は少ないと思われます。
ニッコマから公務員は無理?公務員に高学歴が多い理由
このように思われる方がいるかもしれませんが、公務員試験では学歴による差別は一切ありません。
にもかかわらず、なぜ高学歴が多いかと言うと、それは「筆記試験」の存在です。
公務員試験の筆記試験の負担は大きく、地方上級レベルだと専門・教養あわせて30科目ほど出題されます。
筆記の問題自体は基礎的ですが、とにかくボリュームが大きいのが特徴。
それ故に、以下の2つを持っている人は勉強を有利に進められます。
- 学習習慣
- 勉強のやり方を確立している
そして、上記の2点を高学歴の人は持っているので、必然的に合格しやすくなるんです。
①:学習習慣
まず1つ目が「学習習慣」です。
前述のとおり、公務員試験は30科目もの勉強が必要になります。
学習時間の目安としては、約1,500時間。
僕もそうでしたが、試験の1年くらい前から勉強をコツコツ行う人が多いですね。
1年間も勉強を継続していくためには、とにかく学習習慣が必須。
公務員試験の勉強は、とにかく問題集を繰り返すことが肝ですが、習慣がないと継続することは不可能です。
この「学習習慣」を、高学歴の人は大学受験で身につけています。
大学受験で1日10時間とか勉強している人は、「勉強慣れ」しているんです
公務員試験においても、スムーズにゴリゴリ勉強できる可能性が高いでしょう。
勉強量が増えれば当然合格にどんどん近づくので、必然的に高学歴の合格者は増えます。
②:勉強のやり方を確立している
2つ目が「勉強のやり方を確立している」こと。
高学歴の人は、大学受験のときに勉強で成果を出した人です。
つまり、「どうすれば結果を出せるか・合格できるか」を体感として理解しています。
- どんな勉強が必要なのか
- どうすれば覚えやすいか
- どうすれば集中して勉強ができるのか
大学受験での成功体験をもとに、この辺を分かっているので、当然公務員試験でも成果を出しやすいです。
以上のとおり、高学歴の人は勉強の習慣があって、かつ勉強のやり方も分かっています。
公務員試験の筆記は大学受験に近い性質のものなので、高学歴の人が受かりやすいのは納得ですよね。
勝ち組?日東駒専クラスの大学から公務員試験に合格する方法
ここまでをまとめると、学習習慣・勉強の方法の2つの面から、公務員試験は高学歴の人が有利です。
一方、大学受験での成功体験のない方は、その点でどうしても劣ります。
- 学習習慣がない:シンプルに挫折しやすい
- 勉強方法が確立されていない:正しく、結果の出せる勉強のやり方が分からない
公務員試験はとにかく量が大事なので、学習習慣がないと合格は無理です。
また、科目数が多いゆえに「効率」や「選択と集中」も大事なので、勉強方法も超重要。
日東駒専から公務員になるのは、現実的に無理に近いのかな、、、
こんな風に思いがちですが、それは違います。
日東駒専から公務員試験に合格する方法・解決策はあります。
それは「予備校に通うこと」です。
予備校に通うべき理由…環境が手に入る
なぜ予備校に通うべきか、というと「環境が手に入るから」です。
ここで言う「環境」とは、勉強を進めやすい環境のこと。
- 予備校に行く=勉強せざるを得ない
→習慣がなくても、強制的に勉強することになる - 講師・チューターに質問や相談ができる
→挫折しにくい - 予備校側にカリキュラムがある
→勉強方法・戦略は予備校側に任せられる。
つまり、予備校という「課金」をすることで、高学歴の人が持っているアドバンテージと同様のものが得られます。
また、テキスト類も予備校側で用意されるので、シンプルに勉強だけに集中できるのもメリットですね。
デメリットとしては、やはり「金銭面」です。
だいたい30万円ほどの費用がかかるので、決して小さな金額ではありません。
ただ、以下のように考えると、自己投資としてお金を使う価値は十分あります。
- 高学歴の方が大学受験で苦労して手に入れた優位性を、お金で買える
- お金をかけた分、本気で勉強をするようになる
- 公務員試験に合格すれば、1年目のボーナスで余裕で回収可能
「30万円=高い」と単純に考えるのではなく、それに見合うリターンがあるかで考えましょう。
おすすめの公務員予備校:EYE
公務員予備校はいろいろありますが、日東駒専クラスから合格を目指すなら「EYE公務員予備校」がおすすめ。
EYEは少人数制による手厚いサポートが特徴的な予備校で、日東駒専クラスからも多数の合格者を出しています。
EYEの受講生は日東駒専クラスが多いのですが、合格率はなんと6割以上です
前述のとおり、公務員試験合格者は高学歴が大半。
その中で、中堅私大からこれだけ高い実績を出している予備校は他にありません。
(多くの予備校は合格率は公表していないことが大半ですし、合格者も難関大出身者が多めです)
料金的も30万円程度と標準的。
それでいて、サポートの質・体制は他の大手予備校よりも間違いなく充実しています。
無料で資料請求や体験入学もできるので、気軽に検討してみてください。
※少人数制のため、受講生に限りがあります
※EYEについてより詳しく知りたい方は、【圧倒的なコスパ】公務員予備校EYEの実力は?元公務員が徹底解説をどうぞ。
【まとめ】公務員試験合格者には高学歴が多い。でも日東駒専からでも合格できる
「日東駒専から公務員」について書きました。
大学受験で培った勉強習慣・勉強のやり方等によって、公務員試験は高学歴の方が受かりやすいのは事実。
しかし、日東駒専の方でも正しい方向で努力を継続できれば合格できます。
ただ、そのためには、やはり「予備校」に課金した方が絶対に良いです。
予備校に通って「学習環境」を整備することで、高学歴の人が持っているアドバンテージに並ぶことができます。
もちろん予備校に行けば100%合格するわけではありません。
努力するのはあなた自身で、予備校はそのサポート役です。
しかし、非常に強力なサポートが期待できるので、費用対効果はかなり高いでしょう。
当然ですが、早くアクションを起こせば起こすほど、合格できる可能性は上がります。
本当に公務員になりたいなら、今すぐにでも予備校を決めて、勉強をスタートさせてください。
※少人数制のため、受講生に限りがあります
公務員予備校EYEの解説記事
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