こんにちは!元公務員のHiroshiです。
不安で夜も眠れないときがある…
本記事では、公務員試験に不安を感じている方の悩みを解決していきます。
本記事の内容
- あなたが公務員試験の勉強に不安を抱いてしまう理由
- 公務員試験の不安を和らげるために伝えたい、ちょっとしたアドバイス
公務員試験の勉強を経験した元公務員の僕が、自分の過去の体験をふまえて書いていきます。
この記事を読むことで、不安から少し解放され、より前向きな気持ちで勉強に取り組めるようになるはずです。
3分ほどで読めますので、ぜひ最後までご覧ください。
公務員試験の勉強で、眠れないほどの不安を感じてしまう理由
先に言っておくと、公務員試験の勉強に本気で取り組んでいる人は、誰もが眠れないほどの不安を感じてしまいます。
詳しくは後述しますが、もちろん僕もです。
僕の友人や知り合いも、みんな少なからず不安な気持ちを抱いていたと聞きます。
公務員試験が不安なのは、決してあなただけではありませんよ。
自分の立ち位置が分からない上、勉強は孤独
公務員試験では模試は一応ありますが、その回数はほんの数回。
その数回も本番の何ヶ月も前に行われるものなので、自分の実力を客観的に知ることができません。
自分の立ち位置が分からない=合格圏内にいるか不明だからこそ、どうしても不安に感じてしまうんです。
そして、立ち位置が分からないことは、自分の勉強のやり方が本当に正しいか分からないことと同義。
そりゃ不安になりますよ。。
まして、公務員試験は科目数が膨大ですからね。
「このやり方で、こんなにたくさん解けるようになるのかな?」と不安になって当然です。
さらに、勉強は非常に孤独です。
自分ひとりでコツコツ勉強しないといけないのは、結構メンタルにきますよね。
複数人で勉強してもダレる可能性が高いので、孤独に打ち勝つしかない。。
でも孤独に勉強するのは苦しいので、その苦しさに襲われて勉強が手につかなくなることも。
そうなると、「こんなんで合格できるのかな…」と不安な気持ちに駆られるわけです。
本当に頑張っている人ほど、不安になる
そしてもう1つ伝えておきたいのが、「本当に頑張っている人ほど不安になる」ということ。
ぶっちゃけ、頑張っていない人って不安になりようがないんですよね。
ちゃんとやれば合格できたわ〜
こんな感じで楽観的な思考になれるので。
でも、本気で頑張っている人は話が違います。
これで結果が出なかったら、自分は何をやってもダメなんじゃないか…
頑張っているからこそ、「これで結果が出なかったら自分はダメな人間」という思考に陥りがちになり、不安に思う気持ちが強くなるんです。
その意味で、いまあなたが不安なのは、公務員試験の勉強を本気で頑張っているからだと言えます。
補足:僕も本当に不安でした
少しだけ僕の話をさせてください。
嫌味っぽくて申し訳ないのですが、僕は首席で県庁に入庁したほど、公務員試験を余裕でパスしました。
しかし、勉強していたときは、かなり不安な気持ちがあったことを鮮明に覚えています。
僕は行政法がなかなかできるようにならず、スー過去の2〜3周目でも間違えまくり。
行政法って公務員試験の中でも重要な科目ですから、当時はかなり焦っていましたね。
大学の図書館で、こんな風に絶望していた記憶があります。
そして、民間就活をしている同級生は、早めに内定をもらって就活を終えている。
一方で、公務員試験を受ける自分は、夏の終わりまで結果が出ない。
自分と周りを比較してしまい、「もしも公務員試験に落ちたら、、」と考えると、なかなか寝付けない日もありました。
これも結局は、自分の立ち位置が分からない(未来が分からない)ことと、自分が本気で頑張っていたことに由来します。
(当時は漠然と不安に襲われていましたが、いまは原因がわかりました)
不安なのはあなただけではないので、そんなに焦らなくて大丈夫ですよ。
公務員試験が不安な方に伝えたい、不安を和らげるアドバイスと事実
上記のとおり、公務員試験の勉強に不安を覚えるのは、非常に自然なこと。
頑張っていれば頑張っているほど、不安な気持ちが大きくなります。
とはいっても「みんな不安だから頑張れ」では、メンタル的に結構キツいはず。
そこで、公務員試験経験者の目線で、不安を和らげるためのアドバイスを少しだけしたいと思います。
努力を積み上げれば、確実に合格に近づいていく
公務員試験が不安な方にまず伝えたいのが、「努力を積み上げていけば、確実に合格に近づいていくよ」ということ。
公務員試験勉強の本質は、「問題集を繰り返し解いて、自分ができる問題を増やしていくこと」です。
コツコツと努力していけば、できる問題は必ず増えていくので、合格に一歩ずつ近づいていきます。
また、各科目の関連も強かったりするので、1つの科目をマスターできたら他の科目にも良い影響があります。
例えるなら、以下です。
- 法律系科目は、どれも考え方や解釈の仕方が近い
→憲法をマスターしたら、民法や行政法も理解しやすくなる - 経済系科目は、どれも関係がかなり深い
→ミクロができればマクロも理解しやすくなり、マクロが分かれば財政学はほぼできる - 時事は、専門・教養を問わずいろいろな科目の問題に出る
そのため、今はなかなか問題が解けなくても、急にブレイクスルーが訪れたりします。
いまあなたが「勉強しているのにできるようにならない…」と不安に感じていても、諦めないで頑張ればきっとできるようになります。
ブレイクスルーが来るときまで、自分を信じて頑張りましょう。
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独学で挑戦しようと思っている人向けに、県庁に首席入庁した僕のノウハウを以下のnoteに書きました。
「いつ何の勉強をすべきか」「どのように問題集を解いていくのか」など、独学の人が迷いがちなポイントを経験から解説しています。
勉強を進める上での指針として最適な内容である自負があります。
独学の方・勉強に不安で悩んでいる方は、無料部分だけでも読んでみてください。
ぶっちゃけ、公務員試験に落ちてもどうにでもなる
公務員試験を目指している方に言うことではないかもですが、、
とはいえ、多分知っておいた方が不安が和らぐので、伝えておきます。
公務員試験が不安な方は、以下のような思考に至っているかと思います。
- 公務員試験に落ちたらどうしよう?
- 落ちたら就活はもう遅い。来年はニートか…辛すぎる…
- 民間就活は自分にできそうもない。自分には公務員しかない
要は、公務員以外の可能性を消してしまっているわけです。
でも、実際はそんなに不安に思うことはありません。
別に落ちたところで死ぬわけではないですし、公務員試験が終わってからも就活は全然できます。
今は「就職エージェント」というサービスもあり、サポートを受けながら自分に合う企業に入ることも十分に可能ですし。
公務員以外にもいろいろな選択肢があるので、別にそんなに気負う必要はありません。
公務員になりたい気持ちは、公務員試験の勉強をする上で非常に大切です。
しかし、その気持ちが強くなりすぎると、自分で自分の首を絞め、メンタル的に苦しむ原因になりかねません。
なので、「落ちても他の可能性がある」と、少しだけ開き直って、気楽な気持ちで勉強した方が良いですよ。
(就職エージェントについては、こちらの記事をどうぞ↓)
【まとめ】公務員試験の勉強は不安に感じるもの。自分を信じて努力を積み上げるべし
記事の中でも触れたように、公務員試験の勉強は不安に感じるものです。
試験科目が多くてうまくいかないし、孤独だからメンタルコントロールも大変でめんどくさい…
でも、不安なのはあなただけではないので、「そういうものだ」と割り切って、努力を積み上げていきましょう。
眠れないほど不安で、気分が乗らないなら気分転換に運動をしたり、趣味を楽しんだりしても良いと思います。
公務員試験は長丁場なので、ご自身の体調やメンタルをふまえつつ、自分なりに頑張ることが大切です。
(もちろんサボりすぎはNGですが)
また、最後にお伝えしたように、別に公務員試験に落ちても死ぬわけじゃないし、他に道はいくらでもあります。
気負いすぎることなく、自分なりに気持ちをうまくコントロールしながら、勉強をしていってください!