こんにちは!元公務員のHiroshiです。
いつも当ブログをご覧いただき、ありがとうございます。
今回は「公務員試験の勉強の辛いこと」がテーマです。
公務員試験の勉強は約1年にも及ぶ長期戦。
勉強をしていると、いろいろと辛いことにぶつかります。
ただ、その辛いポイントというのは大体共通しているもの。
今回は、僕の経験から言える「公務員試験の辛いこと」を取り上げつつ、それに対する対処法をお伝えしていきます。
いま勉強が辛いと思っている方は、本記事を読むことで気持ちを入れ替えることができるようになりますよ。
なお、この記事を書いている僕は、独学で県庁に首席入庁した経歴を持つ元公務員です。
公務員試験をかなり順調に勝ち抜くことができた僕でも、試験勉強中は辛い思いをしていましたので、その経験をもとに書いていきます。
3分ほどで読めますので、ぜひ参考にしてください。
公務員試験の勉強における辛いこと【経験から語る】
公務員試験の勉強における辛いことは、だいたい以下の3つに集約されるかと。
- 量が多すぎて絶望。勉強が辛い
- 内容が理解できなくて勉強が辛い
- 大学の同級生が就活を終える中、将来が不透明なまま勉強をするのがメンタル的に辛い
僕もこの3つは辛かったのをよく覚えています。
上記のようなことに悩んでいるみなさん。
大丈夫です。あなただけではありません。
辛いこと①量が多すぎる
公務員試験は専門・教養あわせて30科目もある試験なので、間違いなく量は多いです。
そのため、1,500時間もの勉強が必要とされており、先が見えないマラソンを走っているようで勉強が辛いと感じてしまいます。
ただ、これは勉強初期のころだけです。
なぜなら、最初の頃は学習習慣があまりついていないから。
勉強に慣れていないうちは、どうしても量の多さに絶望し、辛い・しんどいというメンタルになりがちです。
これに対する解決策は、シンプルに勉強量をこなすだけ。
辛い気持ちを乗り越えて、自分と戦いながら1つ1つ学習していけば、徐々に学習習慣がついてくるので楽になりますよ。
求められる科目量・学習量によって辛いと思っている方は、少しだけ歯を食いしばって勉強を積み上げてください。
辛いこと②内容が理解できない
2つ目が内容が理解できない辛さです。
勉強をしていても、なかなか理解できない・解けるようにならないと、「自分は公務員試験に合格できないのではないか?」と不安になり、辛い気持ちになってしまがち。
これは僕も経験したのですが、メンタル的にかなりキツかったのを覚えています。
これについては、「1回で全て理解できると思わない」ことが賢明ですね。
たとえ1度目で理解できなくても、何度も繰り返し勉強することで勝手に理解していくので、心配する必要はありません。
つまづいた時に「分からない…落ちる」と萎えていても良いことはないので、「とりあえず飛ばして、また明日やろう」とプラスに思考を転換するのがおすすめです。
とはいっても、気持ちを切り替えるのは難しいと思いますが、県庁の専門試験で満点を取った僕でも同じような時期があったことを知ると、少しは気持ちが楽になるのでは?
(自分で言うのもアレですが…)
辛いこと③民間組が決まっているのに自分は将来が不透明
大学生にありがちな辛さですね。
公務員試験は民間の就活に比べて時期が遅いので、大学の同級生が続々と就職先を決める中、自分だけが置いていかれている気持ちになります。
さらに、公務員試験は何十社とエントリーできる民間と違って球数が少ないので、「落ちたらどうしよう…」と不安が出て辛い気持ちになりがちです。
これについても、1つ1つ全力でやるだけです。
球数が少ないからこそ、1つ1つに対して割けるリソースが大きくなるとプラスに考えましょう。
不安に思いがちではあるものの、マイナスの感情に支配されて勉強していても良いことは一切ありません。
自分のやるべきことをよく考えて、できることを積み上げていくに限りますよ。
また、仮に落ちたとしても大丈夫です。
公務員試験が終わった時期でも採用活動をしている企業はたくさんあるので、就活をすることはできますし、就職してから公務員に転職することもできます。
不安になる気持ち・辛いと思う気持ちを受け入れつつ、いま目の前にあることに全力投球しましょう。
公務員試験にまぐれ合格はない。辛い状況でも積み上げるべし
長丁場の公務員試験。
勉強をしていると、メンタル的に辛いと思うことも当然あります。
ただ、辛いからといって勉強を投げ出してしまっては、公務員試験に合格することは99%ありませんよ。
なぜなら、公務員試験にまぐれ合格はあり得ないから。
選択式問題であり、かつ過去問をベースに、知識が満遍なく問われるタイプの試験だからこそ、コツコツと勉強をして実力を着実につけた人が合格するんです。
そのため、公務員試験は全勝or全敗が割とはっきりしていますね。
勉強をしてもできるようにならなくて辛い方へ
このような方に伝えたいのが、成果は二次関数的に伸びるということです。
何事もそうですが、努力量に比例して点数が上がるという、一次関数的な伸びをする人は稀で、だいたいは停滞期を経て、努力を続けた先にブレイクスルーが訪れます。
なぜなら、努力を続ける中で、得た知識や経験などの点と点がつながって「線」になるからですね。
公務員試験でいうと、例えば行政法やマクロ経済学です。
これらの科目は理解するのが難しく、挫折しがちです。もちろん僕もなかなか理解できずに苦しみました。
でも、勉強を繰り返し続けていくうちに少しずつ理解できてきて、最終的には理解できた小さな事柄が有機的につながり、一気に分かるようになります。
ここまでくると一気に点数は伸びるもの。
ただ、ここまでこないうちに勉強を諦めてしまうと、せっかくの努力が全て無駄になります。
いま勉強が辛くても、いつか一気に伸びると信じて、コツコツ頑張りましょう!
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独学の方で、「自分の勉強のやり方が合っているか不安で辛い」という方のために、僕の方で「独学で合格するためのロードマップ」というnoteを書いています。
980円と有料なのですが、購入者限定で質問対応もしますので、興味のある方はぜひ。
【モチベーション】公務員試験の勉強が本当に辛いときは、休んでしまうのも手
ただ、本当に辛い時・勉強が手につかない時は、思い切って休んでしまいましょう。
メンタル的に沈んだ状態だとなかなか集中できませんし、勉強したところで頭にも入りません。
僕もそうだったのですが、勉強が辛いと感じている日って、気持ちをプラスに切り替えようと思ってもなかなか難しいです。
それならば、いっそのことサボってしまって、明日からまた頑張る方が得策。
いわば「戦略的なサボり」ですね。
なので、辛い時は飲みにいったり、ショッピングに行ったりして気分転換をしましょう。
そしてその日はよく眠りましょう。
休むことで気持ちも切り替えられますし、1日抜けた分、「今日はやらないと!」というプレッシャーが生まれるので、より勉強のやる気が出るはずです。
公務員試験は長丁場で本当に辛いですが、その辛さを乗り越えて努力を継続できれば、ほぼ間違いなく合格できます。
今の痛みは将来的な成功のためだと信じて、適度に休憩を挟みつつ、ぜひ努力を続けてください。