こんにちは!元公務員のHiroshiです。
一般に言われる「公務員=楽」のイメージとは違い、実際の公務員の仕事には難しいものも少なくありません。
また、巨大組織ゆえに仕事も独特だったりするので、仕事ができない・合わないと悩む公務員も多いです。
そこで今回は、僕の体験をふまえて「仕事ができないと悩む公務員はどうすべきか」を取り上げます。
本記事を読むことで思考が整理され、前向きに考えるきっかけが手に入るはずです。
3分ほどで読めるので、ぜひ最後までお付き合いください。
仕事ができない・つらい公務員へ。発想を変えるべし
仕事ができないことに辛さを感じている公務員の方は、かなりネガティブな思いに支配されているはず。
上司や同僚に迷惑をかけてしまって申し訳ない…
おそらくこんな感じですよね。
(公務員は真面目な方が多いですから、自分を責めがちです)
しかし発想を変えてみると、「仕事ができないのは悪いことではない」と思えますよ。
仕事ができない=逆にコスパ良い
少し考えてみてほしいのですが、仕事できない方がぶっちゃけコスパ良いですよ。
- 仕事ができない=仕事が回ってこない=早く帰れる
→仕事ができる人が仕事をする - 仕事ができない=出先などの楽な部署に行ける
上記のとおり。
公務員の世界は、基本的に完全な年功序列。
仕事をやろうがやるまいが、忙しくても暇でも給料は横並びです。
そして、仕事は「できる人」のところに集まります。
(できない人には任せられないと考えるのが自然なので)
必然的に、仕事ができない人には回ってくる仕事自体も少ないです。
また、異動の際にも業務が楽な出先機関に行けることが多いはず。
仕事をしない人の方が早く帰れるのに、忙しい人と給料は変わりません。
明らかにコスパは良いです
今の部署では業務が決まっているでしょうから、できないことに辛い気持ち・申し訳なさはあると思います。
とはいえ、仕事ができないと周りに分かれば、業務も増えない・異動もできるでしょうから、逆に楽になるかと。
仕事ができなくても、クビにはならない&昇給する
上にも関連しますが、仕事ができなくてもクビになることはありませんし、給料も毎年上がります。
となると、なおさら仕事ができない=仕事が少なくて早く帰れる方がコスパ良いですよね。
仕事ができない=悪ではなく、組織の中では逆に得だと発想を変えると、少し楽になれるはずです。
この考え方には賛否両論あると思います。
しかし、できない自分を責めて病んでしまうより、いまの自分を少しでもプラスに捉えられた方が良いですよ。
もちろん、与えられた仕事は精一杯頑張るべきです。
でも、そこまで深刻に考えない方が幸せに生きられると思いますね。
できないなりに頑張りつつ、定時に帰ろう。
このくらい楽天的な方が、日々を楽しく過ごせるのではないでしょうか?
「仕事ができない=得」と割り切れないなら、公務員から環境を変えるしかない
でもやっぱり割り切ることができないな…
上では、「仕事ができないのは逆にコスパが良い」と書きました。
しかし、「仕事ができなくてもよい」と割り切れない方もいるはず。
(極論といえば極論なので)
それなら、「公務員」という環境を変えるしかありません。
つまり、自分がより力を発揮できるフィールドを探すんです。
仕事ができない=公務員が合わないだけ
「仕事ができない」と悩んでいる公務員の方の大半は、ぶっちゃけ「公務員が合わない」だけだと思います。
- とにかく正確性・失敗しないことを求められる
- 巨大組織ゆえに、上をリスペクトしすぎる文化
- 1日にたくさん電話をしないといけない
- 根回しや調整が大変
公務員の仕事の特徴としては、上記のものが挙げられます。
普通に結構独特な感じなので、人によっては明らかに難しいと思いますね。
ひっきりなしに鳴る電話、上への説明ばかりの仕事などが結構ツラかった…
公務員の仕事ができないからといって、別に自分を否定する必要はありません。
それはあなたがダメなのではなく、単純に仕事とあなたの性格が合っていないだけなので。
公務員すらできない=何もできないは勘違い
これはよく思いがちですが、100%勘違いですよ。
公務員の仕事ができない理由は、単純に合っていないからだと思われます。
自分に合った環境・職場を見つければ、結果を出せる可能性はグッと高まるはず。
「転職したら、一気に仕事ができるようになった」という話は、業界・職種に関係なく聞きます
つまり、「環境」がかなり大事なんですよね。
これは実際に僕も同じです。
僕自身も公務員の仕事が合わず、2年で退職しました(特に仕事もできない方だったと思います)。
でも、退職後にIT系の仕事をするようになってからは、公務員時代よりも高い成果を残せるように。
公務員時代の電話や巨大組織のしがらみから解放されたので、ストレスフリーです。
だから、別に「公務員の仕事ができない=他の仕事もできない」とかは一切ないですよ。
今は辛くても、自分に合う環境・仕事を見つければ、必ず今よりも輝けるはずです。
自分に合う環境を見つけるには、行動するしかない
そして、自分に合った環境を見つけるには、新しい行動をするしかないんですよね。
何事もやってみないと、自分に合うor合わないは絶対に分かりませんし、やりたいことが空から降ってくるわけでありません。
とりあえず動いていく中で、やりたいこと・興味のあることは見つかるものです
転職活動でも、プログラミング等の新しい勉強でもなんでも良いと思います。
ただ、とにかく自分で環境を変えるための努力・行動をしないと、何も見えてきません。
新しいアクションに必要なのは、「少しの勇気」だけ。
合わない・できない仕事をやっていくのは普通に辛いですし、結果も出ません。
それなら、ちょっと勇気を出して新しい可能性を探した方が、確実にプラスになるかと。
【まとめ】仕事ができない公務員の選択肢は2つ。割り切るか、環境を変えるか
本記事で見たとおり、仕事ができないと悩む公務員の方にある選択肢は2つ。
- 仕事ができないのは逆にコスパが良い、と割り切って公務員を続ける
- 自分が力を発揮できる環境を新しく探す
公務員でいることには相応のメリットはあるので、割り切れるなら①もかなりアリだと思います。
実際、仕事しない人の方が明らかにコスパは良いですからね。
とはいえ特に若い方は、そんな割り切り方をするのは難しい部分があると思います。
公務員にはメリットはありますが、自分の人生を考えた時に「環境を変えてチャレンジしたい」と思ったことを覚えています。
割り切れないなら、とにかく自分で新しい行動をするしかありません。
その中で、自分に合った仕事がきっと見つかり、毎日が楽しくなるはずです
最後に、プロポーカープレイヤーの冨永大地さんの言葉で締めます。
自分の性質に合った仕事に就けていなければ、その人にとっても社会にとっても損失
-POPEYE 2016年3月号より
(↑僕がすごく好きな言葉です)
仕事ができない・合わないと悩む公務員の方にとって、何かのきっかけになれば幸いです。
もしも割り切れないなら、ぜひこの機会に新しい行動を始めてください。
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