公務員試験対策

【公務員試験の参考書】各科目一冊で十分。買いすぎると落ちる!?【独学者向け】

こんにちは!元公務員のHiroshiです。

いつも当ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

 

今回は「公務員試験の参考書は各科目一冊で十分な理由」がテーマです。

合格したい気持ちが強い人の中には、あれもこれもと手を出してしまう方も少なくないと思います。

でも、そんな必要は全くなく、結局は一冊に絞ってやり込んでいくことが近道です。

なお、記事の中では一冊ではいけない科目(=例外)や、各科目のおすすめ参考書もご紹介していきますので、ぜひ参考にどうぞ。

 

ちなみに、この記事を書いている僕は、独学で県庁に首席入庁(筆記では専門満点・教養8割)した経歴を持つ元公務員です。

僕自身が公務員試験で高い成績を残していることが、この記事の信頼性の担保につながると考えています。

公務員試験の参考書は各科目一冊で十分な理由。買いすぎると落ちる!?【独学者向け】

公務員試験の参考書は各科目一冊で十分な理由。買いすぎると落ちる!?【独学者向け】

では早速本題から。

公務員試験の参考書は各科目1冊で十分な理由を解説します。

参考書の選び方としては「過去問が豊富に記載されていること」「レジュメ部分があること」が条件です。

スー過去やクイマスなど、そういう問題集・参考書はたくさんありますが、念のため書いておきました(本記事でもおすすめ参考書を紹介しています)

理由①:どの参考書でも内容には大差ない

理由の1つ目が、どの参考書でもそこまで差がないことです。

公務員試験は過去問をベースに出題される類の試験。

そのため、どの参考書も各章に内容説明のレジュメがあり、その範囲の過去問を載せて1つのテーマ(章)としている構成です。

まぁ構成や解説は多少違うかもですが、試験が過去問ベースである以上、内容はそれに準拠しています。

なので、どの参考書を選んでも中身にはさほど差はないんです。

 

書いている内容が変わらないのに、複数購入する意味ってないですよね。

レイアウト等が気に入ったものを選べばOKです。

理由②:複数購入してもやり切れない

2つ目が、参考書をたくさん買っても結局やり切れないことです。

当たり前ですが、参考書を買っただけでできるようになるわけではありません。

何周もやり込んで初めて実力として身につくわけです。

 

にもかかわらず、2冊も買ってしまったら、1冊分につぎ込める時間や労力が2つに分散されます。

となると、両方とも中途半端になってしまうので、結果的に知識として十分に定着しない可能性が非常に高いんです。

定着しないとどうなるか。落ちます。

 

僕の経験上言えることですが、あれもこれもと手を出すよりも、問題を見た瞬間に答えが浮かぶレベルまで一冊を完璧にした方が確実に力がつきますよ。

理由③:お金と選ぶ時間の無駄【独学の人は特に】

3つ目の理由が、お金と時間についてです。

参考書を2冊買うということは、単純に考えると「選ぶ時間」と「かかるお金」が1冊のときの倍かかりますよね。

まぁ2秒考えればわかるかもですが、選ぶ時間それ自体はとくに有益ではないので、勉強にあてた方が絶対良いでしょう。

 

また、参考書を検討している方は独学の人が大半ですよね。

参考書を買いすぎてかかるお金が多くなると、予備校の場合とさほど変わらなくなったりするので、独学の意味が小さくなります。

Hiroshi
Hiroshi
まぁ参考書代はケチるべきではありませんが、不要なものを買うのは単なる無駄遣いです。

【公務員試験の参考書】一冊でOKの例外。複数購入すべき科目とは?

【公務員試験の参考書】一冊でOKの例外。複数購入すべき科目とは?

上に書いたとおり、公務員試験の参考書は基本的に各科目一冊でOKです。

しかし、物事には例外があり、参考書を複数購入すべき類の科目もあります

例外①:受験ジャーナル

1つ目が、実務教育出版が月刊で出している「受験ジャーナル」です。

受験ジャーナルには、公務員試験の最新情報や合格体験記、また最新の傾向を踏まえたオリジナル問題が記載されています。

まぁこれは「参考書」というより「情報誌」ですね。

Hiroshi
Hiroshi
独学の人は予備校生に比べて情報的に劣りますが、その差を埋めてくれるのが受験ジャーナルです。

 

また、「面接特集」や「集団討論特集」なども組まれるので、独学の人はぜひ読んでおきたいところ。

オリジナルの問題も力試しにはもってこいなので、直前期の対策にも役立ちます。

Hiroshi
Hiroshi
間違えたところは持っている参考書で確認しながら、しっかり理解しておくのがおすすめ。

 

受験ジャーナルは僕も何冊も買っており、情報収集にめちゃめちゃ役立ちましたので、ぜひ「例外」としてケチらずに購入しましょう。

例外②:役割が違う場合

例外の2つ目が、参考書ごとに役割が違う場合です。

例えば「論文」ですね。

僕は論文の勉強に2冊の参考書を使っていましたが、それはそれぞれに異なる役割があったからです。

  1. 論文の書き方(文章の構成など)を学ぶ参考書
  2. 論文を書くのに必要な知識を学ぶ参考書

上記のように、それぞれで役割が違う場合には、同じ科目でも複数の参考書を購入してOK。というより、購入すべきです。

Hiroshi
Hiroshi
他の例でいうと「面接」ですね。面接カードの書き方を学ぶ本と、面接のマナーを学ぶ本など、2冊購入してOKです。
その他、インプット用とアウトプット用などで2冊買っても良いと思います!

例外③:配点が小さな科目

配点が小さくて、あまりガッツリ勉強しない科目は各科目で1冊買う必要はありません。

その類の科目は1冊で複数科目まとまった参考書が売っているのでそれを買えばOKです。

 

例えば行政系科目(政治学・行政学・国際関係・社会政策・社会学)ですね。

行政系科目は各科目の配点が小さいため、僕は「まるごとパスワード」と「まるごとインストール」でしか勉強していません。

(政治学だけは、国家一般職試験でも使う予定だったのでスー過去もやりました)

 

この類の科目は、時間的にもお金的にも各科目一冊の参考書を揃えて勉強する必要はありません。

公務員試験の勉強は、配点に応じてメリハリをつけることがかなり大事なので、このあたりは参考書を買う数も含めてよく考えるべきです。

例外④:捨て科目

当然ですが、捨て科目は参考書を買う必要はありません。

まぁ捨てるのに参考書だけ買うとか意味不明ですね。お金も捨てるようなものです。

Hiroshi
Hiroshi
僕は自然科学は全部捨てたので、一切買っていません




独学者必見。公務員試験のおすすめ参考書

独学者必見。公務員試験のおすすめ参考書

ここまで、参考書は各科目一冊に絞るべき理由と、その例外について書きました。

買うべき参考書にも少しだけ触れましたが、最後に各科目でおすすめの参考書(僕が使ってよかったもの)をご紹介します。

なお、参考書のより詳しい選び方などを踏まえたものは以下の記事にて書いているので、ここではダイジェスト版のような形で書いていきます。

公務員試験勉強のおすすめ参考書28選。独学首席入庁の僕が使った最強ラインナップ本記事では、公務員試験対策のおすすめ参考書を、科目別に28冊厳選してご紹介しています。僕が独学で首席入庁した際に使っていた参考書であり、また参考書代の総額費用にも触れているので、公務員試験を受ける方は必見です。...

数的処理(数的推理・判断推理)

受験生の多くが苦手とする数的処理。

ここは公務員試験のヤマですが、解法を暗記すればイケるので、時間をかけてじっくり対策しましょう。

 

参考書としては、まず「畑中敦子のザ・ベストプラス」シリーズがおすすめ。

問題の解き方が丁寧に解説されているので、じっくり取り組んで解法をインプットしてください。

 

そして解法のインプットができたら、次はスー過去でアウトプットします。

数的処理は本番でも頭がパニックになりやすい科目なので、ぶっちゃけ半分くらいできればOKです。

ここまでしっかりやれば、本番で数的処理が半分もできないことはないと思うので、ぜひ力を抜かずに頑張ってください。

Hiroshi
Hiroshi
僕は数的処理にかなり苦手意識がありましたが、じっくりやり込んだおかげで本番では6割〜7割は安定してできました。
公務員試験・数的処理(数的推理・判断推理)の勉強法を解説【暗記】公務員試験の数的処理(数的推理・判断推理)の勉強法を知りたいですか?本記事では、県庁に独学で首席入庁した筆者が、数的処理の勉強法やおすすめの参考書について解説しています。公務員試験受験者は必見です。...

資料解釈・文章理解(英語・現代文)

配点は大きいものの、別に難しくないこの2つの科目。

スー過去をゴリゴリ解きながら解法のインプットとアウトプットを同時にやっていけばOKです。

 

なお、英単語や文法が分からなくて、文章理解の英語ができないという方は、「速読英単語」もやっておくのがおすすめ。

こちらは大学受験用の単語帳ですが、読みながら単語力と読解力が鍛えられます。

Hiroshi
Hiroshi
レベル的にも公務員試験と同じくらい(=センターレベル)なので、ちょうど良いです!

社会科学

社会科学の参考書は不要です。

というのも、専門試験の科目(法律・政治・経済)の勉強で全てカバーできるから。

なお、教養試験のみの自治体を受ける方は、スー過去をやっておけば対応できるかと思います。

時事

時事は2冊。

「速攻の時事」と「速攻の時事 実戦トレーニング編」です。

 

「速攻の時事」を読み込んで時事の知識をインプットし、「実戦トレーニング編」でアウトプットしてください。

時事はめちゃくちゃ重要なので、絶対に手を抜かないようにしましょう。

Hiroshi
Hiroshi
僕は速攻の時事は10周以上は読み込みました。
公務員試験
公務員試験「時事」の勉強を県庁首席入庁者が解説【超重要科目】公務員試験における時事の勉強法が知りたいですか?本記事では、県庁に首席入庁した筆者が、時事の出題数や勉強法・オススメの参考書について丁寧に解説しています。時事は公務員試験における超重要科目なので、公務員試験受験者は必見の内容です。...

人文科学

人文科学は範囲が超広いわりに配点が少ないコスパ最悪の科目。

なので、日本史・世界史・地理・思想・文化芸術の中から2つくらい選んで、新光速マスターのハンディタイプの参考書を読む程度でOKかと。

 

あとは後述する「過去問500」や模試で出た問題を復習すれば大丈夫です。

コスパが悪すぎるので、無理のない範囲で勉強をしておきましょう。

自然科学

前述のとおり、自然化学はすべて捨てたので一冊も参考書を買っていません。

そのため、特におすすめの参考書とかもないです(スイマセン…)。

ただ、文系の人が自然化学を勉強するのってキツいと思うので、別に無理に勉強する必要はないんじゃないかなと思います。

法律系科目(憲法・民法・行政法)

重要度の高い3つの法律系科目は、1冊ずつ(合計4冊)スー過去を揃えましょう。

 

内容的にはスー過去1冊で十分すぎるほどなので、他に買う必要は一切ありません。

レジュメ部分を読み込みつつ、載っている過去問をモリモリ解いてください。

行政系科目(政治学・行政学・社会政策・国際関係ほか)

前述しましたが、行政系科目は配点が小さめなので、「まるごとパスワード」と「まるごとインストール」の2冊でOK。

まるパスでインプットをし、まるインでアウトプットをすれば、基礎的な事項は十分に抑えられます。

時事的な要素も絡みますが、それは時事対策でカバーできるので問題なし。

 

なお、国家一般職の専門試験で使いたいと思う科目については、スー過去もやっておきましょう(僕は政治学のスー過去をやりました)。

経済系科目(ミクロ経済学・マクロ経済学・財政学)

経済系科目の3つも、スー過去を揃えておきましょう。

 

他の参考書は一切不要。

スー過去はレジュメ部分の解説も過去問も良い感じなので、1冊を何周も解いてください。

過去問500

直前期の仕上げとして、過去問500を専門・教養それぞれで買いましょう。

 

行政系科目など、対策が軽めの科目のアウトプットとして、また重要な科目の問題演習に使えます。

間違えた科目については、スー過去などで確認しながら進めていくと効果的です。




まとめ。公務員試験の対策は、各科目一冊の参考書をやり込むべし!

記事の中で書いたとおり、公務員試験対策をする上で、基本的に参考書は各科目一冊で十分。というか、2冊以上買うのはやめるべき

まぁお金とか内容とか書きましたが、1冊に絞るべき最大の理由は「2冊にすると中途半端になって知識が定着しないこと」ですね。

どんなことでもそうですが、やることは2つよりも1つに絞って、それに時間や労力等のリソースを投入した方が結果は出ます。

 

まして、公務員試験はほぼ暗記のシンプルな試験ですからね。

あれもこれもと手を出すよりも、自分が「コレだ」と決めた参考書をやり込んで、1冊を完成させるのが近道ですよ。

ぜひ本記事を参考に参考書を選んで、公務員試験の勉強をがんばってください!

 

※ちょっと宣伝

公務員試験は参考書も大事ですが、「いつ何の勉強をやるべきか」という勉強の指針や戦略が超大事です。

でも、独学だとそれを自分で立てる必要があってかなり大変ですし、またその指針が誤っていると勉強を頑張っても落ちる可能性があります。

独学で公務員試験に挑戦しようと思っている人向けに、県庁に首席入庁した僕のノウハウを以下のnoteに書きました。

「いつ何の勉強をすべきか」「どのように問題集を解いていくのか」など、独学の人が迷いがちなポイントを経験から解説しているので、勉強を進める上での指針として最適かと思います。

独学で公務員試験に合格するためのロードマップ