こんにちは!元公務員のHiroshiです。
日々の仕事のオアシス的な時間である昼休み。
公務員の仕事では、基本的に昼休み以外には休憩時間がないので、「昼休みはどれくらいあるのか」「しっかりと休めるのか」と気になる方も多いでしょう。
本記事の内容
- 公務員の昼休みの時間【どれくらい?何時から?】
- 公務員の昼休みの過ごし方【外出OK?】
元県庁職員の僕が、リアルな昼休み事情を書いていきますので、ぜひ参考にしてくださいね。
公務員の昼休みの時間【どれくらい?何時から?】
多くの場合、公務員の昼休みは12時〜13時の1時間です。
- 午前の業務:8時30分〜12時
- 昼休み:12時〜13時
- 午後の業務:13時〜17時15分
という流れの場合が大半ですね。僕のいた県庁でもそうでした。
なお一部には、昼休みが12時15分〜13時の45分、午後の業務が13時〜17時の自治体もあるようです。
実際には結構フレキシブルに昼休みが取れる
昼休みは12時〜13時の1時間であることが多いのですが、実際には結構柔軟に昼休みが取れます。
僕が経験した中だと、業務の関係で13時くらいまで仕事をしていたときに、上司に「14時まで休んでていいよ」と言われたことがありますね。
上司の性格にもよりますが、「13時以降はどんな事情であれ仕事をしないとダメだ!」という感じではない場合が多いでしょう。
また、今では「フレックスタイム制」が導入されている自治体も結構あるので、出勤時間によって昼休憩の時間も変わってきます。
そのため、必ずしも12時から昼休憩を取らないといけないという訳ではありません。
とはいえ、他の職員は仕事をしていますし、事情を知らない住民の人にひとりだけ休んでいるのがバレると、「なんだあの職員は!」とクレームを入れられる可能性があります。
そのため昼休みをズラしたときは、外出したり休憩ラウンジに行って過ごしたりという配慮が必要です(もちろんネームカードは外します)。
住民対応(窓口対応)があるところは交代制
僕は住民対応のない部署にいたので、基本的には12時〜13時の1時間の昼休みが取れました。
しかし、出先機関や市役所などの住民対応(窓口対応)があるところでは職員が交代で昼休みを取るようですね。
出先にいた僕の同期に聞いた話では、職員が少しずつ時間をズラして昼休みを取っているとのこと。
窓口には昼休憩関係なく住民の方がくるので、これは仕方ないですね。
外出OK?公務員の昼休みの過ごし方
実際に公務員がどのようにして過ごしているのか、僕の県庁時代の経験から書いていきます。
- 自分のデスクで昼食をとり、食後もデスクで過ごす→超多い
- 県庁にある食堂で、同期などと一緒に食事をとる→多い
- 外食に出かける→少ないけど一定数いる
- 庁舎の周りをランニングする→少ないけど意外といる
- 家に帰る→超少ないけどいるにはいる
まぁだいたいこんな感じですかね。
外出しても全く問題ありません。
国家公務員法・地方公務員法にある「職務専念義務」は昼休みには適用されず、各自が好きに過ごせますよ。
外食に行ったり、家に帰ったりする人も一定数いますからね。
ちなみに、上に書いているとおり、最も多いのは自分のデスクで昼食をとり、食後も自分のデスクで過ごす人です。
食後の過ごし方も様々で、昼寝をしたり読書をしたり、スマホゲームに夢中になったり仕事を進めたりと、人によってバラバラですね。
各自が思い思いに過ごせる時間という認識があったためか、僕のいた県庁では同僚どうしで昼休みに話すことはほとんどありませんでした。
寝てる人も多かったですしね。
昼休みの休憩時間でも電話がかかってくることがある
公務員の場合、昼休みでも電話がかかってくることが結構ありますね。
「休憩時間だから出ない」というのはNGなので、たとえ寝ている場合でも電話には出ます。
まぁでも、昼休みなんて席を外している人も多いので、担当者がいない可能性が高い訳ですよ。
それなのに電話してくるのは意味不明だなってぶっちゃけ思っていました。
ちなみに、昼休みの電話は一般住民からの問い合わせのほか、意外と議員が多いんです。
職員(公務員)に対して横柄な態度をとる議員・職員を下僕と思っている議員も少なくないので、「俺の要求には休憩時間でも対応しろ」的なスタンスなんでしょうかね。。
公務員の昼休み事情に関するまとめ
本記事の内容をまとめておきます。
- 公務員の昼休みは基本的に12時〜13時の1時間。休憩時間が45分の自治体もある。
- 業務の都合やフレックスタイム制によって、実際には柔軟に昼休みが取れる
- 昼休みは自分のデスクで過ごす公務員が多いが、外出しても全く問題ない
- 昼休みに電話がかかってくることも結構ある
公務員の昼休み事情について、僕が県庁にいた経験をふまえて書きました。
これから公務員になろうかなという方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
今回は以上になります。ありがとうございました。
以下のnoteでは、僕の2年間の公務員経験から「受験前・入庁前に知っておきたい、公務員のリアルと未来」を書いています。
公務員になる方が知らないと確実に後悔することを詰め込んでいるので、気になる方はぜひどうぞ。