こんにちは!元公務員のHiroshiです。
公務員が気になっているけど、やっぱり難しいのかな?
面接が不安だけど、合格はできるんだろうか?
いま現在ニートの方の中には、就職先として「公務員」を考えている方もいるはず。
しかし、最初から「ニートから公務員は無理だ」と諦めてしまう人が多いです。
でも、元県庁職員の僕の経験上、これは大きな間違い。
ニートから公務員になることは十分に可能ですし、実際になった人も知っています。
今回は、ニートから公務員を目指すにあたって知るべきことをまとめて解説していきます。
本記事の内容
- ニートから公務員になるのは無理?面接が難しい?
- ニートが公務員を目指すべき理由
- ニートから公務員になるための勉強法
本記事を読むことで、ニートから公務員になる方法が分かります。
そして、記事のとおりに努力をすれば、公務員になって人生を逆転することも可能です。
5分ほどで読めるので、ぜひ最後までお付き合いください。
ニートから公務員になるのは無理?←普通に合格できる
タイトルや冒頭でも触れたとおり、ニートから公務員になるのは無理ではありません。
なぜなら、受験資格さえあれば誰でも受けることができ、点数を取れば合格できるから。
たとえニートでも、その時点で落ちるとかは一切ありません。
しっかり合格点を取れば確実に受かるので、「ニートからの合格が無理」とかはあり得ないですよ。
公務員試験はそこまで難しくない
このような疑問を持つ方もいると思います。
ただ断言しますが、ニートから公務員になるのは現実的にも「可能」です。
なぜなら、公務員試験は決して難しい試験ではないから。
公務員試験は、大きく分けて1次試験の筆記・2次試験の面接があります。
行政系の場合、1次の筆記で課されるのは以下のような問題です。
- 教養試験:主に高校レベルの国数英社理
- 専門試験:大学レベルの法律・経済・行政系の問題
一見すると難しそうですが、過去問と似た問題ばかり出題されます。
つまり、とにかく問題集を繰り返し解いて、暗記していけば十分突破できるんです。
確かに科目数こそ多いです。
でも、正しい方向性で努力を積み重ねれば、合格ラインの6割を取るのは十分可能。
高卒程度試験は、問題レベルも当然大卒より低めです。
2次試験の面接でも、面接官としっかり「会話」ができれば、合格圏内に到達できます。
僕の経験上、総じて「あまり難しくない」と言えます。
しかし逆に言えば、しっかり努力すれば普通に合格できます。
なお、実際にニートから公務員になった人ももちろんいます。
- 僕の同期:大学受験で多浪人。大学卒業後もニート
- 僕の上司:ニート・フリーターを経て、27歳で県庁へ
僕の知っている中では上記ですね。
実例がありますので、ニートの方が公務員になるのも全く無理ではないと思いますよ。
公務員試験の面接にて、ニート期間をどう答えるかが鍵
ただ1つ注意点として、面接ではほぼ確実に「ニート期間」について突っ込まれます。
そこをうまく切り抜けることが、合格には不可欠です。
(日本では、キャリアに空白期間があると懐疑的に見られてしまいますので)
多分こんな感じだと面接官の心象が悪くなり、落ちる可能性が非常に高まります。
とはいえニート期間の説明も、別に難しく考える必要はないかと。
- 〇〇を目指して勉強・努力をしていた←公務員でもOK
- ニート期間の□□をきっかけに、公務員になりたいと思った
こんな説明ができれば面接官も納得するでしょうから、マイナスにはならないはずです。
不安なニートは、面接倍率が低い公務員試験を狙うのも手
中には「ニートが面接で本当に不利にならないか心配だ…」という方もいると思います。
そんな方は、面接の倍率が低い自治体を狙うのも手です。
公務員試験は、筆記でガッツリ落として、面接ではあまり落とさないのが主流。
面接倍率が2倍を切る自治体も少なくありません。
例えば、全体の倍率が10倍くらいでも、面接に限っては2倍以下の倍率だったりします。
2倍以下ということは、半分以上は受かるんですから、だいぶ希望が見えてきたのではないでしょうか?
また公務員試験は併願が普通なので、他にも探してみると良いですよ。
補足:年齢制限に要注意←普通は「30歳」まで
1つ注意点として、公務員試験は年齢制限があります。
試験種や自治体によって異なりますが、基本的には「30歳」までです。
しかし、これは民間でバリバリ経験を積んだ人が主な対象なので、ニートの方が合格するのは非常に厳しいです。
年齢制限に引っかかる=受験資格がないと、当然合格は不可能です。
受験する前に、受験資格(主に年齢)をよく調べておきましょう。
【一発逆転】ニートから公務員になるのをおすすめする理由
続いて、ニートが公務員を目指すのがおすすめな理由です。
一言で表すと、「公務員になれば、ニートが持っていないあらゆるものが手に入るから」です。
公務員になれば、ニートでも一発逆転できる【高待遇】
ニートになくて、公務員にあるメリットとしては以下のようなものが挙げられます。
- 安定した収入:毎月の給料+年2回のボーナス
- 充実の福利厚生
- 社会的な信用
客観的に見て公務員の待遇は恵まれていますし、社会的な信頼度も高いです。
公務員になれば、周りの人達からの評価が一気に変わります。
また上でも触れましたが、公務員は待遇もなかなか良いです。
(多くの方がご存知かもしれませんが)
一方、ニートの方が就職活動をしても、現実として結構厳しいと思われます。
内容がキツかったり、待遇が良くない仕事しかない場合もあり得ます
それに比べると、公務員の方が明らかに待遇が良いはず。
確かに努力は必要ですが、本気で頑張れば周りからの見られ方も、高待遇も手に入ります。
ある意味「人生逆転」できるので、かなりコスパ良いですよ。
公務員試験は平等。ニートでも不利にならない
前述のとおり、公務員試験は平等な試験です。
受験資格さえ満たしていれば、誰でも受験することができます。
もちろんニートの方でも差別されません。
一方、ニートの方が公務員レベルの待遇を受けられる大企業に入るのは、多分無理です。
少し考えれば分かると思いますが、「ニート」という段階で弾かれます。
つまり、まとめると以下のとおり。
- 大企業:ニートはまず弾かれる。新卒or実績のある転職組のみ
- 公務員:誰にでも門戸が開かれている。合格点を取ればニートでもOK
大企業と公務員は、得られる待遇や社会的信頼は同じくらい。
しかし、「なりやすさ」が全然違います。
必然的に、ニートの方が良い待遇を得たいと思ったら、公務員一択になりますね。
公務員の仕事は、割と楽
そして、公務員の仕事は割と楽です。
なぜなら、数字で成果を出す必要がないから。
民間と公務員の違い
- 民間:数字で成果を出さないと、給料に響く可能性大
- 公務員:毎年確実に昇給する
上記のとおり。
公務員の仕事は数字で測れない部分があるとはいえ、特に結果を出さなくても毎年給料が上がります。
もちろん、公務員の中にも大変な仕事もあり、場合によっては残業もあります。
しかし、数字を出さないといけないプレッシャーがない分、精神的には明らかに楽です。
また、仮に忙しい部署に配属になったとしても、3年くらいで異動できます。
つまり、メンタル的な負担を考えても、公務員の仕事はニートの方に向いているんです。
ニートから公務員になるための勉強法
公務員になるためには、当然ですが勉強をしないといけません。
試験対策は以下のような流れで行ってください。
- 情報収集:全体像の把握
- 試験対策・勉強←予備校がおすすめ
詳しく解説します!
まずは「情報収集」←全体像の把握
勉強の前に、必ず「情報収集」を行ってください。
なぜなら、情報がない状態では、効果的な勉強は絶対にできないから。
- 受験資格←試験によって違う
- 試験の全体像・流れ
- 試験のスケジュール
- 出題される科目・問題
→どんな問題が出るか・必要な勉強は何か
最低でもこの辺を把握し、どの試験を狙うのか決めて勉強を始めるのは必須です。
その結果として、不合格になります。。
情報収集には、大手予備校のクレアールが無料で出している「社会人のための公務員転職ハンドブック」が超おすすめ。
「公務員試験での必要な情報は、全てまとまっている」と言えるほど完成度が高いです。
これだけ体系化された情報を、自分で調べるのはほぼ不可能です。
ちなみに、クレアールのHPから無料でもらえますが、数量限定なのでお早めに。
必要事項の入力は2分くらいなので、サクッともらっておきましょう。
※電話番号の入力は任意。しつこい勧誘なし
※ハンドブックの詳しい内容は、こちらの記事で解説しています。
公務員試験対策←予備校で行うべき
情報収集が終わったら、いよいよ勉強です。
勉強は「予備校」と「独学」がありますが、ニートの方は基本的に予備校に通うべき。
それは予備校の方が挫折しづらく、効率的に勉強ができるからです。
- カリキュラムや教材が決まっており、それに従って勉強していけば基本的にOK
- 勉強のスケジュール、併願先、悩んでいる時の相談など、個別にサポートしてくれる
- 自習室やWebブースなど「勉強する環境」が与えられる
- 筆記のみならず、面接対策もしっかりと行える
- 自分が受験を考えている自治体・省庁に関する最新の受験情報が楽に手に入る
特に大きいのが、「勉強の指針があること」と「勉強する環境が与えられること」ですね。
公務員試験は科目数が多く、1,000〜1,500時間の勉強が必要と言われている試験。
かなり長丁場なので、「いつ何をすべきか」という指針がないと挫折もしやすいです。
また、戦略を立てて勉強しないと落ちます(科目数が多くて負担が大きいので)。
予備校には勉強のカリキュラムもある上、個別で学習スケジュール等に関する相談にも乗ってくれます。
確実に挫折しにくい上、勉強だけに集中できるので合格にも近づくはず
また、おそらくニートの方は勉強する習慣がないと思われます。
勉強する習慣がない人が、ひとりで1日4〜5時間の勉強を1年も継続できるでしょうか?
しかし、予備校という環境に入ってしまえば、勉強しかすることがありません。
半強制的に勉強することになるので、嫌でも力がついて合格に近づくという理屈です。
おすすめの大手公務員予備校
選択肢になる公務員予備校はこのあたり。
大手の予備校はどこも実績は残しているので、いろいろと資料請求をしつつ、自身が良いと思うところを選んでください。
資料請求はいずれも無料ですし、しつこい勧誘も一切こないので安心ですよ。
入力は2分くらいで終わりますし。
独学の場合は戦略的に勉強するべき
ただ、金銭的な問題によって予備校に通えないニートの方もいると思います。
必然的に独学を選ぶと思うのですが、独学で大事になるのは「戦略」です。(勉強を続けるのは前提とします)
具体的には、「いつ何をすべきか」を理解しつつ、効率的な勉強をするための「指針」のようなもの。
予備校に通えば、戦略も予備校側で用意してくれますが、独学だと「戦略」を自分で立てる必要があります。
この戦略・指針がないと間違った勉強をしてしまい、合格が遠のきます
戦略や指針はご自身で考えても良いのですが、僕の方で以下のnoteを書いています。
独学で県庁に首席入庁した経験を持つ僕が、自身の経験をもとに「いつ何の勉強をすべきか」を時系列でまとめたものです。
こちらは有料なのですが、ランチ1回分くらいです。
学習の指針がないと99%落ちるので、独学の方はぜひどうぞ。
ニートから公務員になるべき理由・なる方法のまとめ
本記事の内容をまとめます。
- 公務員になれば、安定した収入・福利厚生・社会的信頼などが得られ、ニートから一発逆転できる
- 公務員試験はニートでも不利にならないので、十分合格可能
- ニートの人は予備校で公務員試験対策をするべき
- 金銭的な事情などで独学で勉強する場合は、戦略を立てることが重要
ニートの方が良い待遇で就職しようと思っても、普通は「ニート」の段階で弾かれます。
(個人的にはニート経験者の方が、人間としての面白さがあると思いますが…)
しかし、公務員試験は平等で、全員に門戸が開かれています。
そして努力次第で良い待遇が得られ、周りからの見られ方も一気に変わるはず。
ニートの方が公務員を目指す価値は、十分すぎるほどあると思いませんか?
本記事を読んで「公務員」に興味が出たら、今のうちに「情報収集」から始めてください。
実際に挑戦するorしないに関係なく、とりあえず全体像を知って損はないはず。
いま起こした小さな行動をきっかけに、将来が大きく変わるかもしれません。
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