こんにちは!元公務員のHiroshiです。
いま話題の動画編集教材といえば、MovieHacks(ムービーハックス)ですよね。
動画編集は非常にホットな領域なので興味のある方も多く、受講生もどんどん増えているとのこと。
実際に僕も数ヶ月前に受講しました。
しかし、僕的にはコスパが非常に悪かったです。
今回は、「なぜMovieHacksのコスパが悪かったのか」について書いていきます。
この記事を読んでいる方は、MovieHacksの受講を考えている方が大半でしょう。
本記事の内容を理解しておかないと、約7万円が無駄になる可能性もあります。
決して高くはない金額ですから、実りある使い方にしたいはず。
3分ほどで読めるので、ぜひ最後までお付き合いください。
【前提】動画編集教材・MovieHacks(ムービーハックス)について
前提として、MovieHacksがどんな教材かについて軽く触れておきます。
MovieHacksは、Adobe Premiere Proという編集ソフトを使って、YouTube動画編集を学ぶ教材です。
コンテンツの内容
- カット
- テロップ挿入
- 画像挿入
- BGM・効果音挿入
- 色調補正
- サムネイル作成
- アニメーション(オープニング作成)
- キネポ(オープニング作成)
内容としては上記のとおり。ちなみに値段は69,800円です。
初心者の方にとっては意味不明かもですが、YouTubeの編集に必要なスキルを一通り学べるという認識でOKです。
質問し放題&お仕事案内所が最大の価値
またMovieHacksでは、講師の生ハム帝国さんに、分からないところをLINEで質問できます。
そのLINEも48時間以内に返ってくるので、分からないところもすぐに解決可能。
初心者のうちは「ググり方が分からない」状態にもなりがちですが、MovieHacksはすぐに聞ける人がいるので、勉強しやすいのは間違いないはず。
また、MovieHacksでは「お仕事案内所」があり、編集のお仕事を紹介してくれる仕組みもあります。
初心者は、技術を身につけても実績がないために、編集の仕事を取るのは現実として難しいです。
MovieHacksならば、サービス内で「技術の習得→案件獲得」まで完結させているのが圧倒的な強み。
受講料の69,800円は確かに大きな金額ですが、お仕事案内所で動画編集の仕事をすれば、割とすぐにペイできるかと。
MovieHacksの「お仕事案内所」に登録してもらうにはテストがあります。
(品質担保を考えると当然ですが)
しかし、MovieHacksをしっかり学習すれば、合格するのは難しくないと思いますよ。
【料金高すぎ】僕にとってMovieHacksのコスパが悪かった理由【デメリットを語る】
上記のとおり、MovieHacksはかなり良さげな教材です。
YouTube動画編集に必要な技術を一通りマスターできて、かつ仕事の紹介までしてくれます。
講座の料金くらい、回収するのは全然難しくありません。
にもかかわらず、なぜ僕にとってMovieHacksのコスパが悪かったのか。
それは、僕が動画編集代行の仕事をやっていないからです。
僕がMovieHacksを受講していた頃は「お仕事案内所」がなく、自分で仕事を取る必要がありました。
その際、僕は営業のポートフォリオとして自分のYouTubeチャンネルを開設。
そして、自分で動画を撮影・編集・アップを繰り返していました。
しかし、動画投稿を続けているうちに、「自分のYouTubeを育てたい」という思いが強くなりました。
- よく知らない人の動画編集には興味がない
- 他の人の編集をやる時間で、自分のYouTube動画を編集したい
こんな感じに考えていたので、今まで編集代行のお仕事は1件も請けていません。
(僕のYouTubeを見た人から依頼は結構ありましたが、全てお断りしています)
69,800円も使って、稼いだ金額は0円ですから、僕に関しては普通にコスパ悪いですよね(笑)
質問もあまり利用していない
また、MovieHacksの強みである「質問無制限対応」も、僕はほとんど利用していません。
- そもそも説明が分かりやすいので、講座を受けている分にはあまり疑問点がなかった
- 分からないことはとにかくググっていた
理由としては上記の2点です。
僕は「調べもせずに聞くのは、自分のためにもならないし、相手にも迷惑」という考え。
分からないことはまずググっていました。
そして、根気強くググっているうちに解決策が分かったりするので、質問対応も全然使いませんでしたね…
でも僕は性格的にすぐに質問ができないので、結果的にあまり使いませんでした…
前述のとおり、MovieHacksの最大の価値は「お仕事案内所」と「質問無制限対応」。
僕の場合はこの2つを活用していないので、結局「コスパが悪い」という事態になったわけです。
それでも、MovieHacksを受講して後悔は一切なし
前述のように、僕はMovieHacksのメリットを活用し切れませんでした。
かかった費用を回収できていないんですから、僕の場合には「コスパが悪かった」と言わざるを得ません。
しかしそれでも、MovieHacksを受講したことに後悔は一切ありません。
理由①:YouTubeをやるきっかけになった
理由の1つ目が、YouTubeをやるきっかけになったこと。
MovieHacksを受講していなかったら、僕がYouTubeをやろうと思うことは絶対なかったです。
MovieHacksをきっかけにチャンネルを開設し、動画投稿を始めたわけですからね。
YouTubeをガチでやると、自然と編集技術も動画マーケティング力も身につきます。
今後は5Gの波などもあって、動画コンテンツがさらに盛り上がっていくことが見込まれます。
となると、「マーケティング視点での編集」のスキルってプラスしかないんですよね。
また、もしも今後気が変わって、僕が編集代行の仕事をやる気になったときも差別化できるかなと。
自分のチャンネルを持っている編集者と、持っていない編集者とでは、前者の方が確実に価値が高いので。
理由②:教材として非常に良質だから
またMovieHacksは、教材として非常に良質だと断言できます。
単なるソフトの使い方のみならず、YouTube編集の本質やサムネイル作成なども学べるからです。
MovieHacksでは、YouTubeにおける「良い編集」を学ぶことができます。
他の映像制作とYouTube編集は、かなり勝手が違うので、YouTubeを編集する上での本質を学べるのは非常に大きいかなと。
また、個人的には「サムネイル作成」の講座が本当に素晴らしいなと思いますね。
YouTubeにおいて、サムネイルは非常に重要な要素。
MovieHacksでは、クオリティの高いサムネイルの作り方はもちろん、サムネ作成の本質的な部分も学べます。
※僕のチャンネルも、底辺にしてはサムネが良い感じかと思います
Photoshop(サムネを作る画像ソフト)の講座は結構ありますが、サムネイルの作り方に特化したものはほぼありません。
サムネイルを含めて、YouTube動画を作るのに必要なスキルを一通り身につけることができるのは、MovieHacksの価値ですね。
余談ですが、チャンネル開設から約4ヶ月で、YouTubeのチャンネル登録者が1,000人に到達しました。
もちろん、MovieHacks受講後も自分で試行錯誤を繰り返しました。
しかし、基礎スキルをMovieHacksで身につけたのは間違いありません。
※収益化審査にも通ったので、MovieHacksの代金を回収できるよう、さらに頑張ります!笑
MovieHacksがおすすめな人←動画編集で稼ぐのが目的の人【コスパ良く利用できる】
ここまで書いた僕の経験をふまえて、MovieHacksがおすすめな人は…
動画編集代行の仕事をやりたい人
です。
前述のように、MovieHacksは、技術習得から案件獲得まで一貫してサポートしているサービスです。
金額的には約7万円ほどしますが、案件を紹介してもらって編集の仕事をすれば、すぐに回収できるはず。
動画編集も継続的案件になれば、毎月結構な金額も収入が見込めます。
となると、7万円をMovieHacksに投資して、その何倍もの金額を稼ぐことも十分可能です。
動画編集代行の仕事をしたい方にとっては、かなり良質な投資であるのは間違いありませんよ。
YouTuberには…
僕のようなYouTuberにとっては、正直コスパは良くありません。
単純に、YouTube収益は編集代行のような「労働集約型」のものではないですからね。
MovieHacksを受講しても、すぐに稼げるわけではありませんので、正直いつお金を回収できるか分かりません。
編集代行をやる場合と比べると、コスパ的には圧倒的に悪くなる可能性大です。
しかし、動画編集やサムネ作成の技術・本質的な部分はマジで参考になります。
- 編集やサムネのクオリティを上げたい
- YouTubeチャンネルを本気で伸ばしたい
上記のような方であれば、受講する価値はあると思いますね。
(コスパは悪くなる可能性を加味する必要はありますが…)
YouTubeのチャンネルが伸びれば、編集者とは比べ物にならないくらい稼げる可能性も出てきます。
また、「YouTubeは諦めて、編集代行の仕事をしよう」等の方向転換もできますよね。
YouTuber(orなりたい人)が受講する場合、長期的なことを見据えることができるかがポイント。
お金をかけた分頑張れる部分もあると思うので、本気でYouTube・動画制作を頑張りたい方のみ受講するのがおすすめです。