こんにちは!元公務員のHiroshiです。
Webライターが自分でブログを書くメリットが知りたい。
実体験ベースの話が聞きたい。
似ているようで少し違う、Webライティングとブログ。
しかし、この2つは親和性がかなり高く、両方行うことで掛け算が効いてきます。
逆に言うと、Webライターがブログをやらないのは確実に損です。
今回は僕自身の経験をもとに、「Webライターがブログを始めるべき理由」をテーマに取り上げます。
本記事の内容
- Webライターがブログを始めるべき理由【メリットしかない】
- 未経験の初心者はWebライターとブログのどちらから始めるべきか?
- WordPressブログの始め方
この記事を書いている僕は、ブログやWebライティング等で収益を得ている元公務員フリーランスです。
現在は公務員時代以上の月収を得ておりまして、今回は僕の実体験をもとにお話ししていきます。
※信頼性担保のために、僕の運営ブログ2つをご紹介しておきます。
- One Style depot.:月間25万PVのファッション系ブログ
- All About 公務員:このブログ。月間15万PV
3分ほどで読めますので、ぜひ最後までお付き合いください。
【前提】Webライティングとブログの違い

前提として、Webライティングとブログの違いについて触れておきます。
両方ともWeb上で文章を書くのは同じですが、以下の違いがあります。
- Webライティング:企業などが運営するメディアに記事を書く
→クライアントに記事を納品して仕事完了 - ブログ:自分で運営するメディアに記事を書く
→自主的に記事を書く
他にもいろいろありますが、 大枠としてはこんな感じ。
簡単に言うと、「メディアを運営しているのは誰か」の違いですね。
ライターとブロガーの違いとして、頭に入れておいてください。
Webライターが必ずブログをやるべき理由←ポートフォリオになって仕事獲得&単価アップ

Webライティングとブログの違いを説明しました。
これを踏まえて、Webライターがブログを始めるべき理由を説明すると…
シンプルに「実績になって仕事につながるから」です。
仕事獲得&単価アップには実績が超重要
ここでいう実績とは、例えば「得意なジャンル」や「検索上位を獲得した実績」のことです。
なぜ実績が大事かというと、信頼性につながるから。
- 得意なジャンルがある
→そのジャンルに関しては豊富な知識を持っている - 検索上位の獲得実績がある(例:〇〇というキーワードで検索1位)
→SEOに強く、アクセスの集まる記事を書ける
例えば上記のとおり。
発注者視点で考えると、ライターには質の良い、多くのアクセスを集められる記事を書いてほしいですよね。
必然的に、高いライティングスキルを持っている人に仕事をまかせたいと思うはず。
そして、そのライティングスキルを判断する基準が「実績」です。
実績がある=実力があると判断でき、発注者としては信頼もしやすいでしょう。
「多少単価が高くても仕事を任せたい」と考えますよね。
ブログをやれば実績(ポートフォリオ)を作ることができる
仕事の獲得や単価アップには、実績が大事と言いました。
しかし、特に初心者のうちは実績なんてありませんよね。
おのずと、ある程度の単価の仕事・良い案件を取るのは非常に難しくなります…
しかし、ブログを作ってしっかり運営していれば、それがそのまま実績になります。
- 得意ジャンル:ブログで取り上げているジャンルでOK
- 執筆経験:「〇〇のジャンルで〜本」のようにアピール可能
- 検索上位の獲得実績:自分のブログで書いた記事の検索順位でOK
- アクセス数:(例)月間○万PVなど
→アクセスを集められる記事が書けることの担保
例えば上記のとおり。
実績がない人に比べて、仕事が取りやすくなるのは明らかです。
ちなみに僕はブログをやっていたおかげで、Webライター初月から10万円以上の収入を得ることができました。
ブログの実績でアピールをする方法は、初心者も経験者もかなり使えます。
Webライターとして仕事獲得・単価アップしたいなら、ブログは必須ですよ。
【その他】Webライターにブログをおすすめする5つの理由

Webライターがブログをやるメリットは他にもあります。
- WordPressの基礎を学べる←単価アップも
- SEOを学べる
- ブログ経由で仕事がくる
- ブログからも収益を得ることができる
- スキルの掛け算が効く
つまり、ブログを始めることで、Webライターに重要なスキルを身につけて仕事につなげつつ、収益の幅を広げることができるんです。
メリット①:WordPressの基礎を学べる←単価アップも
WordPressは、簡単に言うと「サイトを管理するシステム」のこと。
サイトの多くがWordPressで運営されているので、クライアントのサイトもWordPressで管理されている可能性が非常に高いです。
ご自身でWordPressのブログを立ち上げて運営することで、WordPressの基礎知識が自然と身につきます。
すると、クライアント側のWordPressに記事を直接入稿できるようになるわけです。
クライアント側の仕事の負担を減らせるわけですから、単価アップにつながる可能性が生まれます。
なお、WordPressのブログの立ち上げ・運営は全く難しくないのでご安心を。
にもかかわらず、大半のライターはブログを持っていないので簡単に差別化できます。
関連記事:1時間でできる!WordPressブログの始め方完全版
メリット②:SEOを学べる
「SEO」とはグーグルで検索上位を獲得するための技術・対策のこと。
(先ほどから少し話に出ていますが)
SEOスキルは、単価の高いライターになるためには必須のスキル。
学び方はいろいろありますが、自分でブログを運営していく中で学んでいくのが最も効果的かつ効率的です。
僕はこれまで何百もの記事を書いてきましたが、やはり実践に勝る勉強法はありません。
自分でキーワード選定をして、仮説を立て、上位表示を狙って記事を書き、結果を検証していくのが最良の勉強法です。
そして、この勉強法ができるのはブログだけです。
SEOに強い記事を書けるライターは確実に重宝されます。
- 〇〇というキーワードで検索上位を獲得した
- SEOで集客し、ブログで5万PVに到達した
このようにアピールすれば、単価アップ・仕事獲得の可能性がグッと高まるでしょう。
メリット③:ブログ経由で仕事がくる
仕事を獲得する経路が広がるのもメリット。
ブログにお問い合わせフォームなどを設置しておくと、ブログ記事を読んだ方から仕事依頼が来ることがあります。
仕事内容はいろいろですが、僕の経験したものだと以下のとおりです。
- 商品のPR記事:商品の無償提供+報酬
- 店舗・会社のPR記事の執筆
- クライアントが運営しているメディアへの寄稿
なお、ブログ経由のお仕事の場合、クラウドソーシング等で自分が営業するよりも圧倒的に報酬が高い場合がほとんどです。
ブログ経由の仕事依頼は、ある程度の規模(5万〜10万PV以上)まで育てないと難しい部分はありますが、 かなり魅力的かと思います。
メリット④:ブログでも収益が得られる
Webライター以外の収入源を作れるのもメリット。
ブログの記事に広告を貼る等(例:アフィリエイト)すれば、ブログからも収益を得られるようになります。
僕自身もブログから生活費以上の収益を得ています。
もちろん多くの収益を得るのは簡単ではありません。
しかし、Webライターとしてのスキルアップや案件獲得のほか、ブログ自体から収益を得られるのは非常に魅力的です。
また、Webライターとブログでは収入の種類が違います。
- Webライターの収入:労働集約型(=書かないとお金が入らない)
- ブログ収入;ストック型(=記事が資産となりお金を稼いでくれる)
→記事が評価されている限り、寝てても収入が入る
異なる2種類の収入源を持てると、それが安定にもつながりますよ。
メリット⑤:スキルの掛け算が効く
これまでは「ブログ運営がWebライティングの仕事に生かせる」メリットでした。
しかし逆も然りで、Webライティングの仕事がブログ運営にも生きてきます。
なぜなら、Webライティングの仕事ではライティングの技術や知識を伸ばせるから。
ライターの仕事では、クライアントのマニュアルに従ったり、自分が初めて触れる分野を書いたりします。
必然的にライティングのノウハウが得られ、他分野の知識も身につきます
そこで得た知見をブログ運営に活かせば、ブログ収入・アクセスを上げることも可能です。
つまり、以下のようなサイクルをどんどん回せるわけですね。
- ブログの実績をもとにライティングの仕事を獲得する
- ライティングの仕事で知識を吸収する
- ②で得た知識をもとにブログを伸ばす→さらに高い実績になる
- ③の実績をもとに、より高単価のライティング案件を獲得(以下くり返し)
上記のとおり、ブログ収益とライティングの単価を同時に伸ばせます。
これは実際に僕も行っていた手法でして、ライティングの仕事で得た知見をブログ運営に活用しました。
ブログとWebライティングは、どちらもWeb上に文章を書く仕事で、親和性は抜群に高いです。
圧倒的に掛け算が効きやすいので、両方ともやるのが超おすすめ。
注意点:ブログは本気で書くこと
1つ注意点をあげると、ブログ記事は1つ1つ本気で書いてください。
ブログをしっかり運営すればスキルも上がり、実績もでき、クライアントからの信頼も得ることができます。
しかし、適当な内容を書いたり、日々のグチなどを書き綴っているだけだと、スキルも上がらない上に信頼もされません。
発注者からしたら、そんな人に仕事を頼みたいと思いません
いまの自分にできるベストを尽くして、1つ1つの記事にしっかり向き合いましょう。
それを継続していけば、ブログも伸びますし、ライティングスキルも確実に上がっていきますので。
【疑問】未経験の初心者はWebライターとブログのどっちを始めるのがおすすめ?

現役のWebライターの方は、1時間でできる!WordPressブログの始め方完全版から今すぐブログを作りましょう。
問題は「Web上で文章を書いたことのない初心者の方」です。
初心者の方は、ブログとWebライティングのどっちを始めるべきかというと、、
まぁ好みですね。
ただ、「いきなり仕事を受注するのは心理的なハードルが高い」方はブログから始めましょう。
お金をもらって記事を書くWebライターに比べ、ブログは最初はお金が発生しないので、精神的にはかなり楽です。
また、ブログで10〜20記事くらい書けば、それ自体が実績にもなります。
それを踏まえると以下がおすすめです。
- WordPressでブログを作る
- ブログで10記事〜20記事くらい書いて公開する
- Webライティングの仕事を取りつつ、ブログも継続する
「ブログで稼ぎたい」と思っている方がいるかもですが、ブログは最初の半年〜1年くらいはなかなか稼げません。
収益を得られないと精神的に余裕がなくなるので、よくありません。
書けば収益が得られるWebライティングをやりつつ、ブログを並行して育てていくイメージがおすすめです。
WordPressブログの始め方【Webライターにおすすめ】

最後に、WordPressブログの始め方を解説します。
無料ブログ等もありますが、必ずWordPressでサイトを立ち上げましょう。
といっても簡単なので大丈夫です。
WordPressブログを始める手順
この4ステップでOKです。
以下の記事のとおりに進めれば誰でもWordPressブログを作れるので、ぜひ参考にしてください。
1時間でできる!WordPressブログの始め方完全版【初心者でもできます】
強いてデメリットを挙げるなら、少しお金がかかること。
しかし、Webライターとしてスキルや収入を伸ばしたいなら、必要な初期投資ですね。
逆に、ブログをやらない=スキル・収入アップの機会を逃すと言えるので、この機会に始めることを強くおすすめします。
