こんにちは!元公務員のHiroshiです。
やっぱり実家暮らしじゃないと貯金は厳しいのかな…
一人暮らしだけどなんとか貯金したいなぁ…
公務員の収入は年功序列なので、年齢を重ねるごとに、右肩上がりで給料も上がります。
ただそれ故に、若手のうち(特に20代)は給料が少なく、薄給と言われています。
給料が少ないんですから、「貯金できない」と悩む若手公務員の方は当然多いです。
しかし僕はちょっとした工夫をすることで、2年間の県庁職員生活の中で200万円ほど貯金しました。
今回は、僕の当時の支出の内訳をふまえつつ、「若手公務員が1年で100万円以上貯金する方法」を話していきます。
本記事を読むことで、若手の公務員でも無理なく貯金ができるようになり、将来に備えられるはず。
3分ほどで読めるので、ぜひ最後までお付き合いください。
20代の若手公務員が1年で100万円貯めるには?【収入から考える】

1年間で100万円を無理なく貯めるには、月に5万円・ボーナスで40万円貯めるくらいがちょうど良いです。
まずは、20代の若手公務員の毎月の収入はいくらほどか見ていきます。
国の「平成29年地方公務員給与の実態調査結果」や「平成30年国家公務員給与等実態調査の結果」の結果から推計した金額が以下です。
- 地方公務員:約26万円
- 国家公務員:約27万円
また、手取りは月の総収入の75%〜80%なので、国家・地方ともに20万円ほどですね。
手取りが20万円なら、単純計算で毎月の生活費を15万円に抑えられればOK。
そう思った方もいるかもしれませんが、ぶっちゃけ余裕ですよ。
以下で、僕の公務員時代の収支の内訳を公開するので、ぜひ参考にしてください。
20代の公務員は、ボーナスが手取りで80万円ほどももらえます。
毎月5万円貯金・年間100万円貯めるには、ボーナスで40万円ほど貯金する必要がありますが、これは別に難しくないかと。
ボーナスの金額の半分は好きに使えるので、旅行や趣味などを楽しみつつ、余裕を持って貯金することができますよ。
公務員時代の僕の収支内訳を公開!【20代 手取り18万円で5万円以上貯金】

僕の県庁時代の収支内訳を公開しますね。
なお、僕は20代前半のうちで退職したため、毎月の収入は総支給24万円ほど・手取りは18万円ほどでした。
県庁職員時代の支出内訳
家賃 | 50,000円 |
光熱費 | 10,000円 |
車の維持費 (ガソリン・保険) |
15,000円 |
通信費 (Wi-Fi・スマホ) |
6,000円 |
食費 | 15,000円 |
飲み代 | 15,000円 |
雑費・娯楽費 | 15,000円 |
合計 | 126,000円 |
もちろん月による若干の変動はありますが、だいたいこんな感じ。
支出合計が12万6,000円・手取りが18万円なので、毎月しっかりと5万円以上貯金できています。
僕はさほどお金を使わない部類の人間なので、特に貯金用の口座を分けたりはしていません。
以下で各項目について補足程度に解説します。
家賃:50,000円
住んでいたのが地方だったので、築浅の1LDKの部屋に家賃5万円で住んでいました。
公務員の場合、住宅手当で家賃が半額ほど補助されます(最大で27,000円)。
車の維持費:15,000円
地方は車が必須なので、僕も1台所有していました(父親からのお下がり)。
通勤でも使っていたので、自動車保険代とガソリン代で毎月15,000円程度でしたね。
ただ、2年に1回の車検が結構お金がかかる(10万円ほど)ので、それはボーナスでまかなっていました。
通信費:6,000円
- Wi-Fi:約4,000円
→固定回線を通さず、ポケットWi-Fi(Broad WiMAX)を利用 - スマホ:約2,000円
→大手キャリアを使わず、格安SIM(LINEモバイル)を利用
通信費は結構お金がかかりがちですが、上の2つの方法でかなり抑えていました。
食費:15,000円
僕は毎日自炊で、かつお弁当男子だったので、食費は月に1万5,000円程度。
地方は食べ物の値段が安いので、スーパーで食材を買ってきて自炊すれば、かなり食費が抑えられましたね。
飲み代:15,000円
僕はお酒が好きだったので、月に2回〜3回ほど同僚や友人と飲みにいったり、一人でお酒を飲んだりしていました。
月にだいたい15,000円程度は飲み代に使っていたかと。
適度にお酒を飲むことでストレスの発散にもなっていたので、あまりケチりませんでした。
雑費・娯楽費:15,000円
日用品を買ったり、本や服を買ったり、休日にどこかに遊びに行ったりした時に使ったお金ですね。
僕は本が好きなので、「これ読みたい!」と思った本はKindleでポチっていました。
この辺りは月によってバラつきがあるところですが、ならすと15,000円程度でしたね。
【経験から語る】薄給の20代若手公務員が無理なく貯金をする方法・コツ

僕の支出内訳を見ると、薄給でもしっかりと月に5万円以上貯金できていますよね。
そんな僕が考える、薄給の若手公務員が無理なく月5万円貯金するコツは、以下の3点。
- 固定費(家賃・通信費)を抑える
- 自炊する(食費を抑える)
- 少しずつ資産運用もする
若手公務員が貯金する方法①:固定費を抑える
最も重要なのが「固定費を抑えること」です。
スーパー等での数百円の差をケチっても、節約できる金額はたかが知れています。
でも、固定費を削ることができれば、毎月数万円の支出を抑えることができます。
ちなみに、僕が実践した固定費の節減方法が以下です。
- 保険には入らない(20代はマジで不要)
- スマホ代の節約
→格安SIMのLINEモバイルを利用(月2,000円以下) - モバイルWi-Fiの活用(固定回線なし)
→Broad WiMAXを利用(月4,000円ほど)
特にスマホ代・通信費に結構なお金を使っている方も多いと思いますが、見直せばかなりの節約ができます。
こんな心配をする方もいるかもですが、普通に使う分には問題ないですよ。
- LINEモバイル:ドコモの回線を使用。速度も基本的に問題なし
- Broad WiMAX
:月3,000円代でデータ通信し放題。WiMAXなので速度も早い→一人暮らしなら全く問題なく使える
大手キャリアのスマホを使っていたり、固定回線を使っていたら、当然お金がかかるので貯金は厳しいです。
多少の違約金はかかるかもですが、これを気に固定費(特に通信費)を見直すのがおすすめめです。
Broad WiMAXでは、現在他社からの乗り換えにかかる違約金を負担してくれるキャンペーンが行われています。
通信費でお金がかかっている方は、これを機に見直してみましょう。
若手公務員が貯金する方法②:自炊する
固定費のつぎにお金がかかるのが「食費」です。
ここを抑えるために、なるべく自炊をしましょう。
昼食・夕食ともに外食をしていると、1日の食費が1,500円〜2,000円くらいはかかりますよね。
1ヶ月に換算すると5万円ほどはかかってきます
一方で、日々の食事を自炊をすれば、月の食費は2万円ほどにまで抑えられます。
それが難しい場合でも、自炊をすることで食費がグッと下がりますよ。
自炊というと難しく聞こえるかもですが、できるところから行えばOKです。
- なるべく自炊を心がける(外食は何曜日と決める)
- 時間があるときは、朝お弁当をつくって職場に持参する
- 晩ご飯の残りを朝お弁当につめて持っていく(僕はこのパターンでした)
- コンビニで飲み物は買わず、水筒に入れて持参する
ちょっとしたことを積み重ねるだけで、食費を十分に節約することができます。
若手公務員が貯金する方法③:ウェルスナビで資産運用
銀行の預金口座にお金をためている人が多いと思います。
しかし、銀行に入れても増えませんよね。
そこで僕は、ロボットが自動で資産運用をしてくれるウェルスナビを利用していました。
毎月2万円ずつ積み立てたところ、以下のようにお金が増えています。

10%弱も増えるなんて銀行ではまずあり得ませんよね。
また、ウェルスナビはお金をすぐに引き出せるので使い勝手も良好です。
もちろん「投資」なので損をする可能性もありますが、その都度ロボットが最適な方法で投資をしてくれます。
現にこうしてお金が増えていますし、銀行に預けておくよりは100万倍良いので、ぜひお試しください。
【若手公務員の貯金】まず支出を減らすことが大事←残業代で稼ごうとするな

貯金をするためには、支出を減らすことが近道です。
固定費や食費で抑えられるところがあるか、よく見極めることが重要になります。
このように考える方も多いかもしれませんが、それは絶対NGです。
- 残業をすると疲労やストレスがたまり、無駄遣いが増える可能性がある
→飲み代などが増えすぎて、稼いだ残業代以上の支出に - たくさん残業をして収入が増えると、徴収される税金の額が増える
- 公務員は異動が多く、残業が少ない部署に異動になる可能性あり
→収入減&支出増(税金)になり、生活が苦しくなる
上のような理由ですね。
残業で収入を増やしたところで、そこまでメリットがないとお分かりいただけたかと。
長時間労働で体を壊しては元も子もありませんし、支出を減らした方が圧倒的に簡単に貯金ができます。
若手公務員が月5万円・年間100万円貯金する方法のまとめ

本記事で書いた、20代公務員が無理なく貯金する方法は非常にシンプル。
- 毎月5万円貯金
- ボーナスで40万円貯金
これができれば、1年で100万円は貯まります。
そのために大事になるのが、単純に支出を抑えることです。
月の手取りが20万円なら、月の支出を15万円に抑えればOK。
残業代で稼ぐのも1つの考えですが、前述のとおりやめた方が良いです。
支出を抑える際には、固定費と食費をいかに見直すかが鍵です。
- 固定費:特に通信費を抑えるべき
→格安SIMやモバイルWi-Fiを活用する - 食費:自炊をする・コンビニでの買い物を控える
これらに加えて資産運用も行えば、20代のうちから無理なく将来に備えることができるはず。
なお、「ちゃんと貯金したい」と本気で思うなら、できることから今すぐ始めるべきです。
貯金の方法を知っても、それを実践しないと意味はありません。
後回しにすると結局面倒になるので、今までと変わらないと思いますよ。
ぜひ本記事を参考に無理なく貯金をして、将来に備えてください!
今回は以上にします。ありがとうございました。
僕が1年で100万円貯めた方法
- 通信費:固定回線は使わず、モバイルWi-Fi(Broad WiMAX
)にする
- スマホ代:大手キャリアを解約し、格安SIMにする
- 食費:毎日自炊をする
- 投資:ウェルスナビで少しずつ積立て
おすすめのモバイルWi-Fi
