こんにちは!元公務員のHiroshiです。
かなりお手頃みたいだけど、品質的にも良い感じなのかな?
本当に受講する価値があるのか、詳しい分析が知りたい。
公務員試験を受けるにあたっては、予備校や通信講座を利用する方が多いです。
そこで疑問に浮かぶのが、「どこを利用すべきか」ですよね。
今回は最近話題の「スタディング公務員講座」について徹底分析していきます。
本記事の内容
- スタディング公務員講座の特徴・コース・価格
- スタディングのメリット・デメリット
- スタディングと他の公務員講座の比較
- スタディングがおすすめな人
この記事を書いている僕は、県庁に首席入庁した経歴を持つ元公務員です。
僕自身の公務員試験での経験、およびスタディングを体験した感想を踏まえて書いていきます。
本記事を読むことで、スタディングについて深く理解でき、あなたに合った予備校選びにつながります。
必然的に、公務員試験合格にも確実に近づきますよ。
3分ほどで読めるので、ぜひ最後までお付き合いください。
なお最初に言っておくと、スタディングは素晴らしいですが、注意も必要な公務員講座です。
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スタディング公務員講座の特徴・コース・値段

まずは、スタディング公務員講座における開講コース・価格を見ていきます。
地方上級・市役所 教養コース | 65,780円 |
社会人経験者合格コース | 65,780円 |
地方上級・市役所 一般知能速習コース | 38,280円 |
論文・面接速習コース | 36,080円 |
公務員予備校は、一般的に20万円〜40万円が相場ですが、スタディングはそれに比べると圧倒的に低価格です。
その理由は、すべてオンライン完結であること。
- スマホやPCで講義動画を視聴する
- テキストや問題演習もWebで
校舎などのコストを削減できるため、圧倒的な低価格を実現しているんです。
また、スタディングは他の資格試験のオンライン学習でも、非常に評判の高いサービスです。
公務員講座は2019年に開講したばかりですが、他の分野での実績があり、信頼感があるのもポイントですね。
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スタディング・公務員講座のメリット

スタディング公務員講座のメリットは、以下の4つです。
- スマホ完結。スキマ時間に効率的に勉強できる
- コストパフォーマンス。低価格で高品質な動画講義
- 質問対応など、サポートも充実
- 論文対策・面接試験対策もできる
総じて、価格を考えると非常にサポートが充実しています。
メリット①:スマホ完結。スキマ時間に勉強できる
すべてWeb上で勉強できるため、スマホやタブレット等で気軽に学習できるのが大きなメリット。
移動中や休憩中などのスキマ時間で勉強をすることができるので、忙しい社会人の方でも学習時間を確保しやすいです。
また、スマホの画面上でメモやノートを作成できる機能がある等、スマホ学習に最適化されています。

出典:https://studying.jp/note/gaiyou.html
ただWebで講義動画を見られるだけではなく、勉強しやすさにも配慮されています。
メリット②:コストパフォーマンス。低価格ながら高品質な講義動画
やはりコストパフォーマンスは見逃せないポイント。
公務員講座の価格は5万円台と、予備校に比べると圧倒的に低い金額です。
ここまで安いと品質を心配する方もいるでしょうが、動画のクオリティも非常に高いですよ。
動画の速度も自由に変えられますよ。
※無料体験用の動画もあるので、ぜひ見てみてください。
また、スタディングは動画1本が10分以下にまとまっています。
時間のない人・飽きやすい人でも無理なく学習できるのが嬉しいです。
メリット③:質問や悩みも相談できる
勉強をする中では、やり方やスケジュールに疑問や不安を感じることも多いです。
スタディングでは、専任講師に質問や悩み相談ができるので、挫折せずに勉強を続けやすくなっています。
悩みを相談できる・質問できる環境は、勉強を継続していく上でかなり大きなポイント。
また、質問は公開型掲示板(Yahoo知恵袋的なもの)で行われるので、他の方の質問・回答を参考にすることもできます。
悩みがあるのは自分だけじゃないと思えますし、他の人の質問・回答を自分の勉強に活かすことも可能です
メリット④:論文・面接対策もできる
筆記試験のみならず、論文や面接の講義動画も用意されています。
- 論文:回答の構成・具体的な書き方など
- 面接:自己分析・具体的な回答のコツ・印象を上げる方法・ES添削
スタディングでは最近の公務員試験の傾向をふまえて、論文や面接などの2次試験対策を非常に重要視しています。
そのため、2次試験についても非常に体系的に学べる内容になっているので、かなり役立つはずです。
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スタディング・公務員講座のデメリットと注意点

続いて、スタディング公務員講座のデメリット・受講の際の注意点について。
- 専門試験はない
- 模擬面接や論文添削はない
- これ1つで勉強が完結するわけではない
デメリットというより、受講に際しての注意点になります。
デメリット①:専門試験の講座はない
スタディングでは専門試験の講義動画はなく、筆記試験で対応しているのは教養試験のみです。
専門ありの公務員試験(県庁・政令市・国家公務員など)を受ける方は、他で勉強が必要になります。
とはいえ専門ありの方でも、教養や論文、面接の対策用に受講するのはもちろんアリです。
特に数的処理などは苦手にしている方も多いと思うので、動画で学ぶメリットは大きいかと。
デメリット②:模擬面接・論文添削がない
面接対策・論文対策の講義は用意されているものの、模擬面接や論文添削はありません。
スタディングではカバーしていない分、実践力をつけるためには多少の工夫が必須。
とはいえ、スタディングの講義でも、面接や論文の基礎は十分勉強できると思います。
基礎を身につけた人の方が、実践で力がつきやすいのは間違いありません。
模擬面接などは必須なので、スタディングのみでは十分ではないですが、確実にプラスにはなりますよ。
デメリット③:1つで完結するものではない
率直な意見として、スタディングは単体で公務員試験対策が完結するものではないと感じます。
- 講義動画:重要事項・ポイントの理解はできる
→問題演習は自分で行う必要あり - 論文・面接対策:重要なことはカバーしている
→模擬面接などを行うために自分で動く必要あり
上記のとおり。
特に筆記試験対策ですね。
スキマ時間に効率的に勉強できるのがスタディングの魅力ですが、スキマ時間だけで合格できるほど公務員試験は甘くありません。
量をこなすのがとにかく重要なので、正直スマホだけで完結させるのは難しいように感じます。
面接対策も同様で、たとえ講義で面接の基本を学んでも、実践がなかったら机上の空論にすぎません。
面接力は、実践=模擬面接を通じて上達します
筆記にしても面接にしても、スタディングだけで合格するのは非常に難しいと言わざるを得ません。
とはいえ、教材の1つと考えれば非常にコスパの高いものだと言えます。
- 筆記試験の講義動画:特に数的処理に重点
- 面接や論文の重要事項・本質に関する講義動画
- 質問対応などのサポート
スキマ時間に学習できる良質なコンテンツが5万円台で揃うのは、正直破格です。
以上を踏まえると、スタディングは独学+αの勉強として非常におすすめ。
- 平日のスキマ時間などに動画を視聴
- 休日は市販の問題集(スー過去など)を解く
- 不安な箇所・悩みは専任講師に相談
こんな感じで勉強を行えば、独学のデメリットである「理解の難しさ」「不安」などを解消して合格を目指せます。
また、予備校代金が30万円と考えると、「スタディング+市販教材」の方が明らかに安いですよ。
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スタディング公務員講座と他の公務員予備校を比較

スタディング公務員講座を検討している方は、おそらく他の公務員予備校・通信講座も考えているはず。
以下で費用面・特徴面から比較していきます。
費用面の比較
※費用はいずれも国家一般職・地方上級向けコースのもの
※金額にはさらに割引特典などあり。
上記のとおり、スタディングは圧倒的に低価格です。
他の予備校・講座とはサポートが異なることを差し引いても、かなり魅力的な金額だと思います。
特徴の比較
- LEC
:筆記・面接・個別サポートなど、あらゆる面でレベルが高い。コースも豊富なので、あらゆる試験種に対応できる
- TAC
:LEC同様、全体的に充実している。予備校の中でも圧倒的な合格実績
- 大栄
:2次試験対策が抜群に手厚い。コースが1つしかなく価格は高いが、あらゆる試験種に対応する汎用性がある
- クレアール
:Web通信に特化しており、価格が圧倒的に安い。水道橋校でも模擬面接が無制限
- ヒューマンアカデミー
:通信に特化して費用を抑えつつ、学習環境も手に入る。
- EYE
:少人数制による圧倒的な面倒見の良さ。中堅レベルの大学からも合格者多数
- スタディング
:スマホ1台で学習できて圧倒的な低価格。市販の参考書と組み合わせる必要あり
他の予備校と違い、スタディングはそれ単体で完結するものではありません。
しかし、それゆえに超手頃な値段で受講でき、独学のデメリットを補ってくれます。
こんな方にはクレアールがおすすめ。
クレアールもWeb講義が充実していて、かつ問題集なども手に入りますよ。
約20万円と手頃な予備校ですが、模擬面接・質問対応無制限と、サポートも充実しているのでおすすめです。
(こちらの記事で詳しく紹介しています)

スタディング公務員講座に関するよくある質問

スタディング公務員講座に関するよくある質問は以下の2つです。
- 合格実績は十分にあるのか
- よりお得に受講する方法はあるのか
それぞれ回答します!
質問①:合格実績は十分にあるのか
スタディング公務員講座は、2019年4月スタートにしました。
本記事執筆の2020年6月時点では、当然まだ合格者はいません。
ただ、他の分野(税理士や司法試験など)では一定の合格者が出ています。
また受講生も7万人以上いますので、かなり信頼できると思いますよ。
僕もスタディングの動画講義を見ましたが、非常に分かりやすくて良質だと感じました。
質問②:よりお得に受講する方法は?
たまにキャンペーンはありますが、基本的にはありません。
しかし、スタディングを受講して公務員試験に合格すれば、1万円の祝金が出ます。
1万円のお祝いが出れば、必然的に20%OFFみたいなものです。
モチベーションにもかなりつながるので、ぜひ活用してください。
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【まとめ】スタディング公務員講座がおすすめなのはこんな人

- 完全独学だと不安な方
- スキマ時間で効率的に学習を進めたい(特に忙しい社会人の方)
- 費用を抑えたい
前述のとおり、スタディングはそれ単体で完結させられる講座ではありません。
市販の参考書・問題集と組み合わせながら勉強を進める必要があるので、そこだけ要注意。
しかし、市販の問題集などと併用することで、効果的な公務員試験対策ができるはずです。
総じて、独学+αの教材としては非常に優秀な印象。
金額的にも手頃なので、独学と予備校に続く第3の選択肢として、スタディングはかなりおすすめです。
なお、スタディングは無料体験があるので、まずは体験版から試してみてください!
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以下の記事にて、大手の公務員予備校をメリット・デメリット・特徴の観点から徹底比較しています。

なお、「公務員に転職したい!」という社会人の方は、まずは以下の記事でご紹介している無料パンフレットを取り寄せてみましょう。
