公務員の出世・キャリア

【県庁ほか】出世する公務員の3つの特徴【将来有望な公務員とは】

出世する公務員の3つの特徴【県庁・市役所ほか】

出世する公務員の3つの特徴

公務員の仕事は「数字」などの分かりやすい指標があまりないため、出世に関しては、上から評価されるかどうかが全てです。

ただ、そうかといって他のサイト等で言われているように、「飲み会に行くと上に気に入られる」「上司にゴマをする人が出世する」というのは全く本質的ではありません。

(上に気に入られる1つの要素ではあるかもしれませんが)

 

どういう人が上に評価されて出世するのかというと、シンプルに「仕事ができる人」「信頼される人」です。

それを踏まえた上で、出世する公務員の特徴を3つご紹介します。

出世する公務員の特徴①気遣いができる=調整能力がある人

まず第一に、「調整能力」です。

調整能力というと抽象的ですが、噛み砕くと「一緒に仕事をする人に対して気遣いをする力」といったところでしょうか。

  • 仕事を進める際、関係者の間で情報を確実に共有しておく
  • 仕事を頼むとき等には、相手が仕事をしやすいように準備をしてから投げる
  • 意見が対立した際には、うまく交渉をして双方が妥協できるところに落とし込む

つまり、常に相手の立場になって物事を考えて、気持ちよく仕事ができるように努力ができる力が非常に重要ということです。

 

調整能力がある=「気の利く」公務員は、敵を作りませんし、一緒に仕事をしている人も気持ちが良いので、必然的に評価も上がります。

一方、調整能力がない=相手を気遣えない&自己中心的な公務員は、「一緒に仕事をしたくない」と思われてしまいますね。

出世する公務員の特徴②向上心があり、仕事の基準が高い人

2つ目に、「向上心があって、仕事に対する基準値が高いこと」です。

自分が担当する事業に対して、「どうすればもっと良くなるだろう?」と考えて、頭と足をフルに活用するような人が該当しますね。

 

この類の人ってある意味「公務員っぽくない」んですよ。

公務員の場合、ぶっちゃけ仕事をしてもしなくても給料にあまり反映されないので、そこまで仕事に熱中する人はごく少数。

高い成果をあげるために事業にテコ入れをしようとなると、財政課への説明資料やら関係団体への根回しやらで仕事量が圧倒的に増えます。

そのため、最もラクな「現状維持」を選びたがる職員がやっぱり多いのです(僕もそうでした)。

 

そんな中、業務量や仕事時間が増えることをいとわず、成果をもとめて仕事に情熱を注げる人は、やはり上からも評価されます。

また、嫌々仕事をしているのではなく、本気で高い成果を目指して夢中で仕事をしているのですから、他の大多数の職員よりも圧倒的に結果も残せるでしょう。

そのため、そのような人が出世するのは必然と言えますよね。

出世する公務員の特徴③コミュニケーション能力が高い人

最後に「コミュニケーション能力」です。

どんな仕事でもそうかもしれませんが、公務員の仕事ではコミュニケーション能力が非常に大事。

なお、ここで言うコミュニケーション能力は、別に「誰とでも仲良くできる」とかそういうものではありません。

「相手の話や意見を汲み取った上で、しっかりと説明や説得をする力」とでも言えるものですね。

 

公務員の仕事においては、事業の予算をとるために財政課へ説明(交渉)する場面など、説明や交渉をすることが非常に多いです。

そんな時に、根拠をしっかりと提示しつつ、相手にとって分かりやすいように(総論→各論/全体像→枝葉/起承転結)説明ができる人は本当に重宝されます。

 

また、コミュニケーション能力が高い人であれば、上にも理路整然と意見をすることができます。

「上に逆らう(意見する)人って嫌われるのでは?」と感じる人もいるかもしれませんが、コミュ力の高い人は上の人が機嫌を損ねないような意見の仕方を心得ているもの。

また、論理的に筋道立てて意見をする分には嫌われることはほぼなく、むしろ「正しく導いてくれる、信頼のおける部下」として評価も上がります。




県庁・市役所などで出世する公務員はどこの部署に異動する?【出世コース】

出世する公務員はどこの部署に異動する?【出世コース】

公務員は基本的に年功序列で給料が上がっていきますし、ある程度は横並びで昇格していきます。

しかし、上で書いたような特徴を持つ、優秀な公務員はいわゆる「出世コース」を歩んでいきます。

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本庁か出先なら、確実に本庁

まず、とにかく「本庁」です。

公務員というのは、優秀な人ほど中枢部に近いところに集められるもの。

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まぁどの自治体でも、教育的な意味で出先を1回は経験するものですが、出世する人は若手の頃に1回出先に行ったくらいで、あとは全部本庁勤務のパターンが多いですね。

公務員の出世コースは財政課・人事課・企画課・秘書課

出世コースといえば、財政課と人事課です。

どの組織でもそうですが、「カネ」と「ヒト」を握るところは強いですね。

財政課は「どの事業にどれくらいの予算を投入するか」、人事課は「どの部署に誰を配置するか」という、自治体運営のキモとも言える高度な仕事を担当します。

いずれも激務なので、優秀かつタフで、将来的に出世が見込まれる職員が送り込まれますね。

 

次点で、企画課や秘書課です。

企画課は自治体運営の方針や計画を決める部署であり、秘書課は知事や市長などのトップの秘書業務を行う部署。

いずれも中央に非常に近く、重要な部署だと認識されているため、出世コースなのは間違いありません。

 

なお、この4つの部署にあてはまらない場合にも、自治体によって重要とみなされている部署や、知事の肝入り事業を担当している部署も出世コースです。

中には、「知事が力を入れたいとある事業を担当させるために、〇〇さんを異動させる」なんてこともありますよ。

国や民間企業への出向も出世コース

自治体内での異動のほかに、国(中央官庁)や民間企業などに出向になるのも間違いなく出世コースです。

「県の代表として将来的に出世させたい人を出向させる」という意味合いが強いものですからね。

実際、出世する人はほぼ間違いなく1度は外に出ています。

「国へ出向になって、戻ってきたら財政課に配属になる」など、決まったコースがある場合も珍しくありません。




出世する公務員の特徴に関するまとめ

  • 周りの人が仕事をしやすいように気を遣う「調整能力」
  • 業務量や残業が増えるのをいとわず、高い成果を求める「向上心」
  • 論理的に説明・交渉をしたり、上に対しても適切な意見が言える「コミュニケーション能力」

出世する公務員が持つ特徴はこの3つ。

これから出世をしたいと考えている新人公務員の方などは、ぜひこうした力を身につけられるように努力してくださいね。

それでいて、財政課・人事課・企画課・秘書課などに引っ張られるようだと、かなり有望ということになりますよ!

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